やじうまゲームニュース
 
正統進化に終わらない“オドロキ”『DQM ジョーカー2』を試遊してみた

2010.04.21

『ドラゴンクエストモンスターズ ジョーカー2』公式サイト
 

 2010年4月28日(水・祝)の発売まで1週間と迫った、ニンテンドーDS向け新作RPG『ドラゴンクエストモンスターズ ジョーカー2』(以下、『DQM ジョーカー2』。

 本作は、2006年12月に発売された『ドラゴンクエストモンスターズ ジョーカー』の続編。プレイヤーはモンスター3体で構成されるパーティを率いて戦い、「スカウトアタック」で仲間を増やしながら、最高の「モンスターマスター」を目指していくことになる。登場モンスターは300種類以上にもおよび、中には本作で初登場となる「大型モンスター」も存在する。
 

 今回は、こちらの記事で紹介したように、DSステーションの「Touch!Try!DS」で先週4月15日(木)から公開されている「体験版」をプレイしてきたので、その模様をお届けしよう。

 体験版は、前回『DREAM C CLUB(ドリームクラブ)』の時報映像を取り上げた「ヤマダ電機 LABI新宿東口館」(→)のような家電量販店や、ゲームショップに設置されたDSステーションでプレイできるのだ。






※写真をクリックすると、拡大したものを見ることができます。

初期モンスターは「コドラ」、体験版の冒険スタート

 『DQM ジョーカー2』では主人公がたどりついた「謎の孤島」での冒険が描かれるが、体験版では「名もなき島」と呼ばれる場所でゲームスタート。2つの島が同じ場所を示しているのか、あるいは導入部分が共通なのかは不明だ。

 主人公は、森の中の広場に立っている。すぐ傍には、本編で飛行船の整備士を務める「ホーガン」がおり、彼から冒険のヒントを聞いて準備を整えることになる。ホーガンが目を通すように指示する、Xボタンで開く「メニュー」のヒントは全部で40種類以上用意されていて、ゲームの進行具合に合わせて解除されていくらしい。
 ちなみに飛行船の中にも入ることが可能だったが、歩き回れるのはエントランス部分のみで他の部屋や室内施設は利用できない。モンスターたちは飛行船に帰還すると完全回復し、たとえ戦闘不能であっても元どおりにしてくれるので、移動はもとより飛行船のお世話になる機会が多くなりそうだ。

 Xボタンで開くメニューを見てみると、今回の体験版での初期モンスターが「コドラ」であることが判明。名前は「コードラン」となっており、スキルをみがいていくことで「ホイミ」や「スカラ」、やがては「だいぼうぎょ」「ルカニガード」といった特技を覚えていく。
 なお、仲間にできるモンスターは100体となっており、それ以上になるとスカウトできなくなる。「モンスター預り所」を利用することになるだろう。

「ヒセキ」で特殊能力を獲得! マップには多彩なギミック

 ホーガンからのお題を一通りこなし、自由に歩き回れるようになった。まずは、主人公とホーガンがいる、森の中の広場を探索してみる。

 広場は、『DQM ジョーカー2』の新要素を凝縮したギミックが設けられている。カベづたいに横ばいに進んだり、横たわる大木を滑り降りたりと、前作よりもアクション性の増した要素がチラホラ。宝箱からは「やくそう」が手に入り、道端のオブジェクトからは「いしころ」が入手できた。「いしころ」は戦闘中に使えば、主人公が敵に投げつけてダメージを与えることが可能だ。

 マップ上に記された青い点の場所には、小さい石塔といった感じの「ヒセキ」と呼ばれる施設が配置されている。主人公はこの「ヒセキ」に接触することで、自身の特殊能力を獲得していく。中には、体力を回復してくれる「ヒセキ」も存在する。広場の「ヒセキ」では、おなじみのワープ呪文「ルーラ」を習得することができた。
 本作の「ルーラ」は飛行船の内部など特殊な場所をのぞいて、ダンジョンの中でも使用可能という便利な効果にパワーアップしており、一度行ったことがある町や施設へ移動しやすくなった。

 広場を歩き回って感じたが、主人公の操作性が前作よりも気持ち向上しているようだ。移動速度がわずかに増しているように思われることに加え、L/Rボタンでとても快適にカメラを回転できる。L/Rボタン同時押しによるカメラ視点のリセット(正面に視点を合わせる)する機能も親切。RPGでここまで快適なカメラ操作を実現していることには、素直な称賛のことばを贈りたい。

初スカウトは「スライム」! 戦闘してみる

 広場をうろつく「スライム」と戦闘してみる。もちろん、前作と同じく敵キャラクタと接触することでエンカウントになる、「シンボルエンカウント」方式だ。

 「スライム」を「スカウト」する必要があり、初っ端から「スカウトアタック」をしかけてみると、すんなり「スライム」が仲間となった。メーターは43%だったので、意外に低い数値でも仲間になるかと思いきや、41%で成功することもあれば、53%でスカウト失敗となることもあったので、ある程度は運まかせ。確実に仲間にしたいなら、相手を攻撃して弱らせてから「スカウトアタック」を行うと良いだろう。

 戦闘システムに関しては、ほぼ前作の仕様を踏襲。「戦う」であらかじめ設定した「作戦」にしたがって、モンスターが戦ってくれる。細かにコマンドを指示したい場合は「命令」だ。「作戦」は4種類用意されており、「ガンガンいこうぜ」「いろいろやそうぜ」「いのちだいじに」「特技つかうな」という内わけだ
 細かい部分ではあるが、『DQM ジョーカー2』では戦闘がどれだけ経過したかを数えて表示してくれるのだが、単位が「ターン」ではなく「ラウンド」となっている点が興味深い。

「密林」の奥深く、“驚きのキャラクタ”と遭遇!

 「スライム」と戦ううちに、仲間の「コドラ」と「スライム」がレベル2となったので、広場から「密林」へ移動して本格的に探索してみる。町や施設間の移動は、全体マップから目的地を選択することで移動可能だ。

 入り組んだ「密林」の道中には「きりかぶおばけ」、うす暗い洞窟には「ドラキー」の大群、沼地には「マドハンド」が待ち構えており、戦闘も次第に手ごたえが感じられるようになってきた。

 そして、とある場所まで進むと、前作では表現できなかったであろう“驚きのキャラクタ”と遭遇! DSの上下2画面をぶち抜きにした迫力あるイベントシーンで姿を披露したキャラクタは、やがて密林の奥へと姿を消した。その後を追ってみたが、残念ながらここでタイムアップ、体験版は終了となった。

正統進化に終わらない“オドロキ”! GWの予定は決定

 体験版をプレイした感想は、ありきたりではあるが「早く本編をプレイしたい!」につきる。元々完成されていたシステムまわりはより洗練され、グラフィックと演出も強化、操作系統も爽快さを増しているとあっては、正直ケチのつけようなどない。すぎやまこういち氏の音楽も、相も変わらず心地よく、時に緊迫した世界観にプレイヤーを没入させてくれる。

 特に、筆者が「密林」で出会った“驚きのキャラクタ”は、一見の価値あり。シリーズのファンであるか否かに関わらず、「『ドラクエ』シリーズで、ここまでやるの!?」と度肝を抜かれること請け合い。もちろん、良い意味でだ。

 発売まで1週間。本編を楽しみに待つのも良いが、ぜひ身近な、DSステーションの「Touch!Try!DS」に足を運んで、最新作がとげたオドロキの正統進化を体験してみてほしい。あぁ、筆者のゴールデンウィーク 2010は、『DQM ジョーカー2』一色に染まりそうである。

(ジーパラドットコム編集部/広田貴久)

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◆『ドラゴンクエストモンスターズ ジョーカー2』
メーカー:スクウェア・エニックス
対応機種:ニンテンドーDS
ジャンル:ロールプレイング
発売日:2010年4月28日(水)予定
価格:5,490円(税込)
プレイ人数;1~8人
CEROレーティング:「A」(全年齢対象)

※セーブデータは1つのみ。
※多人数プレイ時には人数分のカードが必要。

【制作スタッフ】
ゼネラル・ディレクター:堀井雄二
モンスターデザイン:鳥山明
音楽:すぎやまこういち

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