オンラインゲーム つまみ喰い  
巨大な恐竜が待つウスティウルに潜入!『グラナド・エスパダ』
2006.09.13
『グラナド・エスパダ』メインページ
 
     

 気になるオンラインゲームの序盤&高レベル帯のプレイの様子をお伝えするオンラインゲームつまみ喰い。今回は『グラナド・エスパダ』の後編をお届けする。3人のキャラクタを同時に操作するというMCC(マルチキャラクターコントロール)システムを中心とした、特徴的なMMORPGだということは前回お伝えしたとおり(詳しくは前回の記事を参照してほしい)。今回はハンビットユビキタスエンターテインメントから最高レベルであるレベル100のキャラクタをお借りして、高レベル帯のゲームの様子をお伝えしていこう。プレイを行ったのは公開テストサーバー(Ver.1.8.23)。その名の通り、テストのために次期アップデートをいち早く取り入れたサーバーで、通常サーバーでのプレイ権利があれば誰でも体験することが可能になっている。なお、この「1.8.23」は2006年9月12日(火)に本サーバーにも実装されたばかり。新たに加わった様々な要素はプレスリリース公式サイトで確認してほしい。

■高レベルまでの道のりは意外とすんなり?

キャラのレベルに応じた狩り場は比較的多いが、職業とスタンスによって得意不得意が分かれる。ワールドマップにはレベル分布が掲載されているものの、自分の足で狩り場を探すことも重要だ

 レベル100というと、とてつもなく時間がかかりそうだが、実は『グラナド・エスパダ』は、レベル上げに関して言えば、ほかのMMORPGに比べると楽な部類に入る。かなりの高レベル帯でも時間あたりの経験値取得率はそれほど落ちず、どちらかと言えばレベル40~70台の中盤のほうが大変という印象だ。ただ、この中盤に関しても、後述するカトリーヌカード入手などに代表される各種のクエストをこなしているうちにレベルアップを図れるようになっている。さらに、いったん高レベルのキャラが育ってしまえば、同じ家門の新キャラは比較的容易にレベルを引き上げることが可能。むしろ、スタンスなどを変更して戦闘を楽しんでいるうちにレベルが上がっているという感じだろう。

■恐竜が闊歩するウスティウルジャングル

ウスティウルに行くにはコインブラから船に乗る。フリーパスを買う必要があるが、船上ではカンタンなクエストで経験値カードがもらえたりする

 今回メインで紹介するのはレベル75以上でないと上陸できない未開拓地、ウスティウル。街に当たるウスティウル前進基地と、4つのフィールド、そして1つのダンジョンを擁する地域だ。ここの主要な敵はなんと恐竜! うっそうと繁る熱帯のジャングルといった様相のマップの中に太古の生き物たちの姿が見られるのだ。そう、気分はまるで映画「ジュラシックパーク」。人間と同じサイズで比較的小型のジャングルヴェロシラプター(レベル86)、ずんぐりとした鎧竜っぽいディンゴ(レベル84)といったものから、トリケラトプス(レベル87)のようなメジャーどころ、そして最深部へ行くと、ステゴサウルス(レベル99)やティラノサウルス(レベル100)などといった恐竜に出会える(そして襲われる)。もちろん、草食恐竜は基本的にノンアクティブだったりするのも本エリアの世界ならではの設定だ。奥地へ行けば行くほど巨大な恐竜が出てくる傾向があり、ティラノサウルスやアパトサウルス(レベル100)などは近づかれると画面に入りきらないほどの巨体。一般モンスターとしてここまで大きい敵は、ほかのゲームでは滅多にお目にかかれないだろう。それだけに攻撃力も超強力。うかつに囲まれないように注意しながら進まねばならない。いずれも、渡航可能なレベル75あたりでは戦うのはかなりツラい。今回お借りしたレベル100のチームですら、気を抜くと全滅の憂き目に遭うほどだ。しかし、この巨大な敵と戦って、倒せてしまうというのだから、それだけでもこのエリアは興奮モノと言える。さらに、リアルかつ美しいグラフィックで人気の『グラナド・エスパダ』に登場する恐竜たちは、まさに大迫力というに相応しい。

ウスティウルジャングルでは恐竜たちが襲いかかってくる! まずはこのラプターの肉と爪を120個集めるクエストをこなさなければ、基地の商店すら利用できない

 このウスティウルはマップごとに進行が制限されている。次のフィールドに行くためには各種クエストをこなさねばならないのだ。やや面倒なのは第1区から第2区へ行くために必須なクエスト。補給物資を確保する「資材補給」と「食料補給」の2つだ。第1区に棲息するジャングルヴェロシラプターからクエスト用アイテムを120個ずつ入手しなければならないのだ。入手率は高いが、数が多めなのでそれなりに時間がかかる。ただ、これさえクリアしてしまえば、あとはすんなり進めるはず。第2区から第3区へ行く際にはティラノサウルスとの戦闘ミッション、第3区から第4区へ行く際にはブラキオサウルスとの戦闘ミッションが待ち受けている。これらのボスミッションでは、格の違う強さと迫力に圧倒されること間違いなしだ。

恐竜の群れから基地の倉庫を守るというミッションも発生。第2区に棲息する恐竜たちが多数登場するミッションだ 第2区から第3区へ行く際に発生するボス戦。かなり手強そうだが、周囲にいるラプターをなんとかしてしまえばそれほど強敵というわけでもない。ただし迫力は折り紙付き

■レベル100到達は「終点」ではない!

骸骨の巣へ入るためには多数の骸骨から負傷兵を守り抜く防衛ミッションをクリアしなければならない。囲まれた状態でスタートするので注意しないとタコ殴りにされてしまうぞ
骸骨の巣内部では恐竜よりも強い骸骨たちが群れをなして襲いかかってくる。最高レベルを目指すこともできるダンジョンだけあって、かなりの手強さだ

  ウスティウルジャングル第3区にあるダンジョン「骸骨の巣」。ここは恐竜などよりも強い骸骨どもの巣窟となっている。さらに、モンスターの湧きがよく、プレイヤーキャラの一定範囲に進入してきた敵を自動ターゲットとして攻撃する「キープモード」で戦うのに適しているため、レベル100到達への追い込みにも使われるダンジョンだ。また、ダンジョンの奥には特別な鍵を使わないと入れない「亡者の部屋」があり、ここには時間湧きのボス、ネクロマンサーが登場する。このネクロマンサーは特殊な方法でしかダメージを与えられない難敵だという。もともとソロで倒すのはキツいうえに、プレイに慣れていない筆者では骸骨の巣の内部を進むのもやっとという有り様。他のプレイヤーと協力し、スクワッド(ほかのゲームでいうところのパーティ)を組んで挑んでみたいところだ。

 さて、『グラナド・エスパダ』を未プレイの方にとって、レベル100に到達するというのは「終点」に思えるかもしれない。だが、それは間違いだ。レベル100のキャラはたしかに強いが、それ以上育たないというわけではない。本作特有の、装備によって戦い方をチェンジできる「スタンス」を伸ばしていく楽しみがあるのだ。ゲームが進むにつれて様々なスタンス教本を入手でき、それにより多彩な装備やスキルを使いこなすことが可能。同じキャラでまったく違う戦術を楽しめるというわけだ。戦闘の楽しさが抜きん出ている『グラナド・エスパダ』だけに、こうした要素は非常に嬉しい。さらに言えば、NPCから獲得できる編入キャラクタには特別なスタンスが用意されている。通常のプレイヤーキャラクタにはないスタンスによって、戦術の幅はますます広がっていくのだ。

 編入キャラクタの中でも特徴的なのが、生きているかのように動く球体関節人形、カトリーヌ。カトリーヌは入手時にある条件を満たすと唯一無二のスタンス「マリオネット」を使用でき、多数の人形を召喚して戦えるようになる。このマリオネットはかなりクセのあるスタンスだと感じた。人形召喚はスキル扱いになるので、ほかのスタンスのように通常攻撃を行わない。必然的に、キープモードを発動させて見ているだけでは戦力にならないため、育成には手間がかかる。その力は未知数と言えるだろう(実装当初は弱いと評判だったが、Ver1.8.23でかなり強化された)。カトリーヌのカード自体を入手するためには手間と時間のかかるクエストを突破しなければならないため、実際はキャラを入手しただけで満足してしまっているプレイヤーも多いようだ。

人形を召喚して操るマリオネット。カトリーヌのみが可能なスペシャルスタンスだ。人形の強さはカトリーヌのレベルに対応しているのでレベルを上げるほど強い人形を召喚可能 クエストをこなすことによって様々な編入キャラが作れるようになる。今回紹介しているウスティウル前進基地にいるグラングマとロミナも編入キャラとして作成可能だ


■アップデートの続く『グラナド・エスパダ』

新たな装備や衣裳のアップデートも楽しみ。カッコいいものはもちろんだが、奇妙な衣裳(?)も増えつつある。画像の熊スーツなどは公認ネットカフェ専用イベントアイテムだ

 既存のフィールドにも多数の新マップが導入されるなど、アップデートの続く本作。現状の「1.8.23」は、「1.9」、そして「2.0」までの中継点。今後も多くのアップデートが予定されている。このアップデートは単なる高レベル帯のマップ追加ではなく、初心者や中レベル帯のプレイアビリティを向上させる意味合いのものも多い。レベルアップの図りやすい本作は、他のMMORPGに比べて“先行組”との差が少なく、比較的、新規プレイヤーに優しい。ただ、一部のサーバーにおいて、党vs党(党は他のゲームで言うところのギルド)の支配地域争奪戦「コロニー戦」の勢力分布が偏ってしまっているという問題はある。このあたりは今後の課題と言えるだろう。

(C)2003-2006 IMC Games Co.,Ltd./ Published by Hanbit Ubiquitous Entertainment Inc.
All Design and specifications are subject to change without notice.

 
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