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ゲームタイトルレポート  
『ジョジョ』をプレイして、血液のビートを刻んできました
2006.09.24
『ジョジョの奇妙な冒険 ファントムブラッド』公式サイト

 あらかじめ断っておくが、このプレイレビューの筆者である私は、今まで食べたパンの数は覚えていない。

 荒木飛呂彦作家生活25周年プロジェクトの一つとして、先日発表された新たなる「ジョジョ」ゲーム。それが、バンダイナムコゲームスが2006年10月26日(木)に発売を予定しているプレイステーション2『ジョジョの奇妙な冒険 ファントムブラッド』。集英社の発売する週刊少年ジャンプにて連載された漫画「ジョジョの奇妙な冒険」の「第一部 ジョナサン・ジョースター ─その青春─」、後に「ファントムブラッド」編と呼ばれるようになったシリーズを再現したアクションゲームだ。長期にわたり多くのファンの心をつかんだ「ジョジョ」の原点。40代から10代までに広がるすべての「ジョジョ」ファンが、気になっているタイトルであろう。東京ゲームショウ2006の会場でプレイすることが出来たので、その様子をお知らせしよう。
  今回プレイできたのは、もちろん長い物語のうちのホンの一部。主人公であるジョナサン・ジョースター(ジョジョ)が波紋法を習得。師匠であるツェペリ氏、盟友スピードワゴンとともに、宿敵であるディオと最初にまみえるシーンだ。
  ゲームは、3D視点で周囲の敵と戦うアクション。フィールド上には多くのゾンビ(吸血鬼)どもが溢れかえっている。これらを倒し、崖の上で待ち構えるディオの元へと駆けつけなければならない。プレイヤーは(東京ゲームショウバージョンでは)主人公のジョジョ、あるいはツェペリさん、スピードワゴンのいずれかを選んで挑むことになる。
  ゲームスタートと同時に、(ディオにより操られた)少年がジョジョの荷物を盗みに来るシーン。原作にあったエピソードがそのまま再現されている。なるほど、ステージ間のデモシーンでストーリーを追うことが出来るようだな。「奇妙な冒険」を謳うだけあって、ストーリーは荒唐無稽。まったく読んだことが無い人には物語がわかるのだろうかと心配だったが、これならば大丈夫だろう。もちろんこれらはフルボイスだ。
  原作を読んだことがある人ならご存知の、「ジョジョ」の魅力の一つである独特の「決めポーズ」。これが、ゲーム中の要素として取り入れられている。このポーズを決めることによって、攻撃力やスピードなどのステータスが上昇していくという仕掛けだ。ポーズは、攻撃中にポージングボタンを押すことで発動する。ちょうど、コンボ打撃の最後に大技を決めるイメージといえばわかりやすいだろう。このコンボの回数によってポーズが変わり、上昇するステータスの種類も変わってくる。
  また、ジョジョは呼吸が乱れると戦えない。それは、呼吸が生み出す「波紋法」を使って戦っているから。波紋攻撃や波紋を使ったカウンターを繰り出していると、呼吸ゲージが減っていってしまう。ある程度下がってきたら、呼吸ボタンでゲージを回復させないといけない。また、波紋法での戦い方もバリエーションが多く、地面に波紋を伝えて周囲のゾンビの動きを止めたり、コンボの最後に波紋を込めたコブシを叩き込んだりと、出来ることが多い。
  ゲームショウでプレイできたものは、多くのゾンビに囲まれるシーンだったためか、これらの操作が意外と“忙しい”。前述のポージングはどんどん決めて行きたいし、コンボからポーズに行かずに熱い波紋を疾走させたい。もちろん呼吸は整えなくてはならない。これらは全て、その操作が「カッコいい」からだ。ゲーム中のジョジョの動きは、パンチ一つ、あるいはガード一つとっても、完全に「ジョジョのそれ」そのものなのだ。ボタンを押すと“ジョジョが蹴る”。レバーを倒せば“ジョジョが走る”。しかし残念なのは、ゾンビに囲まれすぎてしまって、その勇姿があまり良く見えないこと。ものすごく「ジョジョらしいやられ方」をしているはずなのだが、ゾンビ、邪魔。そういう時は、「ヒートゲージ」を溜めて「覚醒技」で蹴散らしてしまえばよい。
  「覚醒技」を発動させると、スティックの早回しとボタンの早押しで威力の変わる「山吹色の波紋疾走」などが繰り出せる。正直に言えば、アクションゲーム中に早回し・早押しが入るのはテンポとしてはどうなのか?と思わないでもないが、そのデモがカッコいいので何度も出してしまう。
  今回プレイできたのは、ディオの元にたどり着くまで。ツェペリさんの腕がディオに凍らされて(気化冷凍法だ)波紋を練ることが出来ない、このままでは殺される…。と、そこにジョジョが、というところで後は発売後のお楽しみだ。
  今回のプレイでは、あまり強敵に対して波紋での攻撃の仕方を考えるようなシーンには出会えず、雑魚相手に「なんだか忙しいな」と言う印象だったが、自分がジョジョになって動くという欲求には答えてくれることが良くわかった。そのほかのシーンも、ぜひ体験してみたい。

 なお、ジョジョとツェペリさんは、もちろん波紋で戦うが、スピードワゴンは?と思った方も多いだろう。スピードワゴンを選んだときは波紋による攻撃はないので、呼吸ゲージは無い。しかし「覚醒技」などは使うことが出来るからご安心を。なお、彼の武器は「でかいハンマー」だ。

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荒木飛呂彦が設定秘話を明かす!『ジョジョ』発表会レポート
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(C)荒木飛呂彦/集英社 (C)2006 NBGI

 
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