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AOU2001で行われた『バーチャファイター4制作発表会』の席上で、生みの親であり『VF4』のディレクターでもある 鈴木 裕氏が語った。新しく進化した『VF4』はいかなるものか?


Q 『バーチャファイター3』から5年経ちましたが、いま『4』をリリースしようと思ったのは何故ですか
A

一番理由として大きいのは、ファンによる続編への期待の声。そして僕(鈴木 裕氏)自身、ずっと気になっていたから。
5年も経ってしまったのは、なかなか開発チームを組むことができなかったから。

Q 久しぶりとなるアーケードゲームの開発はどうですか?
A 最近ずっと(シェンムーで)ドリームキャストを触っていたから、自由にいろいろなことができると感じたよ。『NAOMI2』基板がとても使い易く、ゲームを作り易いのがいいね。

Q それでは具体的に『4』について、まずキャラクタのついてお聞きしたいのですが・・・
A 前回から5年も経ってしまいましたが、未だにファンの方々のキャラクタに対する思い入れがとても強いので、今までのイメージは保ちつつ新しい試みをしていきたいと思っています。
具体的には、1P側と2P側のスタンスを分けていて、1P側は前作までのコスチュームを踏襲し、より洗練されたモデルとしてバージョンアップしたもの。それに対し2P側は、1P側と対照的に前作と大きくコスチュームを変えており、キャラクタの新しいイメージを作り出しています。
また『NAOMI2』基板の採用により、風になびく髪、躍動する筋肉など、キャラクタの表現がよりリアルに進化します。
Q キャラクタの数って増えます?
A はい、前作のキャラクタに2人の新キャラクタを追加します。男女1ずつ、2人ともまだ名前は決まっていないけど、男性キャラは少林寺に伝わる300以上ある流派一つ『羅漢拳』の使い手。女性キャラクタはまだ秘密です。

---このあと発表会で流された新キャラクタの映像は、舜帝やラウと戦っているもので、イメージは少林寺のお坊様。山吹色の着物と橙の袈裟を着ており、手足首のバンテージのように白い細い布が巻きつけられていた。
 きれいに剃る挙げられた頭には灸の後があり、映画『少林寺』の主演リー・リン・チェイ(現在ジェット・リーに改名)に似ている。

Q ステージも随分リアルになりましたね。
A ええ、対戦中、吹き飛ばされたキャラクタが壁にぶつかると、壁の一部が崩れ落ちたり、積もっている雪の上をあるくと足跡が残っていったりと、ステージの外観がリアルタイムに変化していきます。また多角的なカメラワークを駆使して、いままでと一味違った視点でキャラクタの魅力を伝えていきます。
Q 音楽もかっこいいですね。
A 基本的のは、ゲームにあう8ビート系の曲なんだけど、僕はもっとバイオレンスにスラッシュメタルっぽくしていこうかなと思ってる。

Q システムの方に変更があるそうですが・・・
A そもそも『VF』を作った当時は、カプコンさんの『ストリートファイター2』が盛り上がっていて、それを上回るには同じような6ボタンの入力ではなく、60ボタン位まで増やしてしまうか、2・3ボタンでシンプルにまとめるか迷いました。60ボタンの場合、ボタン全部を集めて配置しておき、手全体でボタンを押したその面積でゲーム上に動きとして反映させるというやりかたをしようかなと思っていました。
でも実際に採用したのは、3ボタンの方で入力で足りない情報をコンピュータで補うというものにしました。その後軸ずらしをするエスケープキーを採用して、P+K+G+Eの4ボタンにしました。
で今回は、初心に戻って3ボタンにする予定なんです。でもまだ予定です、僕が思った通りに技が出せればの話です。変更される可能性もありますよ。
Q 他にも何か変更点ってあります?
A はい今度の『4』は、もっと戦略的にステージの『奥行き』を使って欲しいんですよ。レバーは従来通り8方向なんですけどね。いままでの3D格闘って左右の感覚が強いので、もっと上方向の入力を活用してステージの奥を使って欲しいですね。そのためにフリーランが出来るようにしています。
Q 最後に『4』を待ち望んでいるファンに向けて一言
A VFの魅力が出るよう頑張って開発していますので、期待してください。

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(C)Original Game(C)SEGA(C)SEGA-AM2/SEGA,2001
※画面は開発中のものです。