シリーズの中でも独特の特徴があった初代『聖剣伝説』のバトル。
これをベースに、『新約』ではグラフィックの強化やシリーズ共通のシステムを採用するなど、
より快適に遊びやすく、またアクションバトルの奥深さをも深めている。

   『聖剣伝説2』以降のシリーズでおなじみのリングコマンド。フィールドでボタンを押すことにより、プレイヤーキャラの頭上にコマンドアイコンが出現する。数々のアイテムや武器・魔法をアイコングラフィックを見ながら即座に選択できるこのシステムが、GBAの『新約』では新たに採用されている。ヘルプメッセージでどのような効果があるのかも一目瞭然!
 ピンチにアイテムや魔法を使うときにも、もう迷ったり焦ったりする必要はない?
 

   初代『聖剣伝説』のバトルの基本は、ヒット&アウェイのアクションバトルだ。 さらに敵の弱点に合わせて武器を持ち替えたり、地形や敵を利用して道を切り開くなどパズル的な謎解き要素もある。こういったアクションものは難易度の高さがネックになることも多いが、このゲームにはレベルの概念があるため、敵が強いと感じたらしばらくレベル上げを行うことで、プレイを進めやすくなるという点がうれしい。
 

   2つの画像は、左がオリジナル、右が『新約』のもの。この2つはどちらも同じシーンのものだが、グラフィックがリニューアルされるにあたり、主人公や敵モンスターのグラフィックやアクションに至るまでかなり雰囲気が変わっていることが分かる。もちろんゲームボーイアドバンスになったことで通常のゲームボーイより画面の横幅が広くなり、臨場感が大きく増している。さらに敵モンスターのアクションには、オリジナルにはなかった攻撃パターンも登場するらしい。ということは、味方キャラクターの必殺技や魔法といったアクションもパワーアップしているはず。アクションシーンの爽快感は、オリジナルをかなり上回っていると期待できそうだ!
 

オリジナル版のボス戦のひとコマ。まだゲームボーイソフトがモノクロ時代の作品だが、当時としてはグラフィックやサウンドの完成度が大きな話題となった。

GBAになって画面比率が横に大きくなった『新約』。背景の形から闘技場の形が円形になっていることがわかる。10年を経てたどり着いた完成形がここに。