『パンツァードラグーン オルタ』において、主人公オルタを執拗の追いかける帝国、
そして彼らの生物兵器「ドラゴンメア」とは?ここでは『オルタ』の世界観についてお届けする




 『パンツァードラグーン オルタ』の舞台となっている星は、その最盛期を終え、ゆるやかに滅びゆく黄昏の時に差しかかっている。
 かつて栄華と文明が栄えた地上は、繁栄の代償として破壊され、その代償として歪んだ自然環境と生態系に支配されていた。かつて世界の王の座をとして君臨していた人間たちの末裔は、楽園であった都市を追われ、荒廃した大地にしがみつくようにして細々と生をつないでいるだけであった。物語の全ては、ここからはじまり、ここで終わっていくこととなる。


 星の征服者として君臨していた人類が衰退し、各地に僅かながら小国や部族が点在しているという時代が長く続いた後、「遺跡」から旧世紀の技術を甦らせた「帝国」と名乗る国家が現れた。それにより、世界のバランスは大きく変わっていった。
 人間を再び世界の中心にという「人類の復権」という理想を掲げた帝国は、遺跡から発掘された旧世紀の浮遊エンジンや強力な砲撃兵器を使って軍事的優位に立ち、無人地帯に巣食う攻性生物や対立する隣国を駆逐した。現在の集権統治国家をうち立てるに至った。 しかし、一将校のクーデターをきっかけとした「大崩落」と呼ばれる事件により帝国は壊滅的なダメージを受け、帝国首都と皇帝を同時に失ってしまう。 それから数十年。 帝国はいくつかの小国家に分裂離散したが、数々の知識を蓄えた皇帝直下の学術研究院「帝国アカデミー」は水面下でその命脈を保っていた。 そして、当時大陸海岸沿いに武力制圧を進めていた渡来民族の武力に統合される形で、ついに帝国復活の宣言を果たしたす。

 先代皇帝の血を継ぐとされる「八代目皇帝」を象徴に立てた帝国は、帝国軍を再編してまず大陸西海岸を平定した。 「大崩落」以来数絶えない民族紛争や不安定な気象に悩まされていた大陸の民にとって、高い武力と技術力を持つ帝国の復活はともあれ歓迎すべき事態であり、多くの民がその庇護下への従属を望んだ。


 帝国の遺伝子改造技術によって生み出されたドラゴン型攻性ユニット。 攻性生物の特性である無尽蔵の攻撃力と生命力を持つ生物兵器である。頑丈な装甲に覆われた肉体は自己修復機能を持ち、大きく裂けた口から吐く超高温の粘着爆燃弾、長い尾による攻撃など、各性能は通常の帝国兵器のレベルをはるかに超える。

 基本的な役割として、ユニット単体の破壊力や機動性能の高さゆえ、作戦序盤での拠点襲撃や少人数での特殊任務などピンポイント的な戦力として用いられることが多い。
 名前の由来は、その禍々しく醜い姿から「歪んだドラゴン」を意味する所から「ドラゴンメア」と付けられた。ちなみに非戦闘時には不気味なほどおとなしく、死体のように眠り続けているらしい。

 ドラゴンメアをコントロールする騎手は、特殊な素材の全身スーツをまとって背中の操縦孔に搭乗する。ドラゴンメアは騎手の操縦通りに行動するが、騎手が死んだ場合など、ある程度の自律的行動も可能だ。
 帝国には遺跡から発掘された兵器製造炉により6騎だけ生産され5騎が実戦配備された。残り一騎のドラゴンメアの行方は不明のままである。


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