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 本稿では『NAVYFIELD』の世界をさらに幅広くディープに楽しむための一助となるために、ゲーム以外のメディアで活躍する艦船・潜水艦などの情報をお届けしたい。題して「NAVYFIELDサブカルチャーコラム」。時にはPCの前から離れて、様々なジャンルから「海戦」のロマンに浸ってみるのはいかがだろうか?




 さて、観艦式とは何か?もちろん『NAVYFIELD』のプレイヤーの多くは、その概要くらい知っているだろう。観艦式そのものは、14世紀にイギリスで行われたのを、その起源とし、日本では明治元年に明治天皇が行った観兵式が始まりとなる。以後、帝国海軍として昭和15年まで19回行われている。終戦後、海上自衛隊が発足して昭和32年に自衛隊記念日行事の一環として観艦式が復活。時の総理大臣や防衛庁長官が観閲官として参加し、平成9年からは3年に一度(陸海空での持ち回りのため)行われることが決定され、本年はまさに海上自衛隊の年にあたる。
輸送艦とはいえ、艦橋を見上げればまさに軍艦!

くにさき乗降部。いよいよ船内へ突撃だ!

ブリッジには最新設備がズラリ。もちろん勝手に触ってはいけません。

船員さんたちのベッド。清潔かつ整理整頓がしっかりとされている。

船内格納庫部では様々な装備が展示されている。

自衛隊初めての装輪の装甲車である82式指揮通信車もあった!
 今回見学したのは受閲艦艇部隊第5群に所属する輸送艦くにさき。平成15年2月26日就役の最新艦だ。艦名の由来は、九州の国東半島。現在の自衛艦には天候・地象・山・半島・河川の名前が付けられている。
 まずは入り口で厳重な手荷物検査を経てブリッジへ。ブリッジでは超最新式レーダーシステムが稼働しており、カーナビみたいに全艦の位置を常にモニターし続けている。また艦に搭載されている車両には、なんと45分で200人分の食料供給が可能な設備が整えられているのだ。さらに艦の内部には、一般公開ということで様々な展示物が設置されており、96式装甲輸送車、92式浮橋、最新の人命救助装備、81式自走架柱橋、エアクッション艇、先に触れた野外炊具1号など、災害時に有効な装備や、PKOなどで使用する普段は近くで見ることができない珍しいモノが大量に展示されていた。
 また艦の各所で一般見学者と自衛隊員とのコミュニケーションなども活発に行われており、自衛隊理解のための一助となっていた。甲板には多くの装甲車両が展示されていたほか、チャフ(小さな金属片を撒き散らして航空機やミサイルののレーダーを攪乱させる装備)発射装置が装備されており、この艦は輸送艦といえども自衛艦であることを再認識させてくれた。

様々な救命具が並べてある。これらが災害発生時に出動した自衛官の装備となるのだ。

本来は渡河作戦などで使用される架柱橋車だが、災害時にも活躍する。

船内にはマニアだけでなく、女子高生やOL、近所のおじさん達も多数来場していた。

広々とした甲板部。ヘリの離発着も余裕の広さだ。

甲板上にも大量の車両が展示してあり、訪ねれば自衛官のお兄さんが丁寧に説明をしてくれる。
 またすぐ先の新港には、観閲付属部隊第一群所属132号艦あさゆきおよび観閲部隊随伴隊152号艦やまぎりが迫力ある姿で停泊しており、現在の海上自衛隊の主力である護衛艦の威容を見せつけてくれていた。
 現在の海上自衛隊のメインウェポンである護衛艦は、昔で言うところの駆逐艦クラスの艦船に相当するのだが、世界一周できるほどの外洋渡航能力を持ち、あらゆる状況において抜群の能力を発揮できる全能艦として存在しているのだ。
 今回は駆け足で、『NAVYFIELD』の世界の今をお伝えした。自衛隊というと、僕たちの日常とはかけ離れた遠い存在のように思えるが、現場で働く自衛官の表情は皆明るかった。彼らは自分の任務にプライドを持ってあたっており、そしてミリタリーファンの声にも、とてもうれしそうに耳を傾けていた。

チャフロケットランチャー。輸送艦といえどもこの手の装備は充実している。

あさゆきとやまぎりの威容。それほどの大型艦ではないが、やはり迫力満点だ!!







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