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 本稿では『NAVYFIELD』の世界をさらに幅広くディープに楽しむための一助となるために、ゲーム以外のメディアで活躍する艦船・潜水艦などの情報をお届けしたい。題して「NAVYFIELDサブカルチャーコラム」。時にはPCの前から離れて、様々なジャンルから「海戦」のロマンに浸ってみるのはいかがだろうか?

   模型業界の総本山、静岡の地にその本拠地を構えるタミヤ。今回、インタビューにお応えいただけるということで、一目散に駆けつけたわけだ。おかげで貴重なご意見をお伺いすることができて大満足。
 ところが、それだけで黙って帰るジーパラじゃない。せっかくタミヤ本社に来たのだから、ウォーターラインシリーズ製作の現場をこの目で見てこなければ!
そんな取材班の無理なお願いが通り、プラモデルが出来るまでの全工程を見学することに成功したぞ!
 門外不出の秘技はさすがに公表できないけど、タミヤで働くお兄さんお姉さんのお仕事風景をしっかり取材することができた。この企画お見逃しなく!

日本が誇る世界最大級のスケールモデルメーカーにして老若男女問わず愛され続けるタミヤの本社ビル
 


 
 現在、タミヤで発売されるプラモ、RCモデルなどは、企画会議を経てこの設計部門からスタートする。製品の企画から始まり、資料集め、実際の製図まで、世に出る形になるまでの工程はここから出発するのだ。前出のインタビューにもあるとおり、作業の多くはこの部署での企画と資料集めに費やされ、その後、完成モデルや、そのモデルのパーツはCADで設計される。完成したCAD上の3Dモデルは、グリグリ回してあらゆる角度からチェック可能になっているぞ。
 

 
 設計が終了すると、金型の作製作業に入る。金型の製作はタミヤ本社の1階と地下にある工房で行われているぞ。ここでは、設計の段階で細かくパーツ分けされた部品ひとつひとつを、金属に彫りこんでいくのだ。現在では、主にコンピュータ制御された機械によって加工されているが、他にも電気のスパークで金属を溶かして加工する方法や、銅の合金を使って鋳造する方法(写真の茶色い部分ははめ込まれた部分)などを、再現する部品の特性にあわせて選択している。機械化が進んではいるが、最後の仕上げ、表面の磨き仕上げなどは、人の手で行われている。
 こうして完成した金型に溶かしたプラスチックを流し込んで製品を作り出すのだが、その前に何度も試験品を打ち出してみて、金型の状態やプラスチック部品の状態をチェックする。設計部門や金型部門の修正・微調整を経て完成した金型は、射出成形の部門で量産に入っていくのだ。
 
   
  タミヤの工場では最新の設備とこだわりが融合している。ここで我々ユーザーの要求に応えるハイクオリティな製品が完成するのだ!  

 
 さて、実際のモデルとは別に、デザイン部門ではパッケージや説明書のデザイン作業が進んでいる。タミヤでは、ほとんどのパッケージイラストを使用している。古くは小松崎茂氏や上田毅八郎氏のイラストで有名なパッケージは、このデザイン部門のイラストレーターによって描かれているものも多い。
 そして完成したプラモは、モデル製作部門でカタログや雑誌等のメディアに掲載するサンプルとして、美しい完成品として仕上げられる。この部門の仕事はひたすらプラモを作ること。誰もが小学生のころに憧れた職業だが、仕事となると楽しんでばかりもいられない。当然決められた締め切りまでにハイレベルな作品を完成させなければならないのは言うまでもないのだ。これはこれで辛いお仕事である。
 またこの他にユーザーとの窓口となるカスタマーサービス部門なども充実しているぞ。

 
 タミヤでは平日なら一般観光客の来社も可能となっている。その際にはロビーにあるショールームや、タミヤ歴史館の見学ができるぞ。ショールームには代表的な現行製品、F1やオートバイの実車が、歴史館には木製模型から初期のプラスチックモデルまで貴重なタミヤのすべてがじっくりと見学できる。嬉しいことに入場は無料!また歴史館に至るまでの通路には、小松崎茂氏のパッケージ原画も飾られていてこちらも要チェックだ。ただし工場内の見学は、学校の社会見学や、学校の長期休暇時期に行われている見学会などでないと不可能。悪しからずご了承いただきたい。
 
   
  歴史館にはタミヤ初のプラスチックモデルである戦艦大和、武蔵なども展示されている。木製の戦艦三笠も大迫力だ。  









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