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 去る8月29日(金)の夜に開催された『NAVYFIELD』初の公式オンラインイベントである「デスレース2003」。開催前に行われた参加者募集では、選手枠100名に対して1000通を超えるほど申し込みが殺到したようである。正に『NAVYFIELD』ファンはイベントを待ち望んでいたのである。これを受け『NAVYFIELD』運営チームは急遽参加枠を20名分増枠。20名参加のレースを6レース、計120名にて「デスレース2003」は幕を開けた。

 参加資格はフリゲート艦のみ、ということで初心者と上級者のレベルの差が開きづらいこのレース。レース自体はAポイントをスタートし、全艦がスタートラインを越えた時点で砲撃開始OK。その後中央の島の西側を回ってCポイントをコーナーし、スタート地点であるAポイントへ帰る(上図参照)。この単純なコースを3周し、トップでゴールラインを越えた者が優勝となる。
 勝利への戦術として、選手は自ら強力な砲や弾薬を存分に積み、ライバル艦を沈めながら進むという作戦が考えられる。あるいは逆に、すべての武装・装甲を外し、重量を軽くして速度優先で逃げ切るという方法を選ぶことも出来る。また不確定要素として、運営チームが操るBポイントの妨害艦の容赦ない砲撃も考慮しなければならない。この戦略性の高さが「デスレース」の面白いところであろう。選手陣各艦は様々な趣向を凝らし、自分なりの作戦を立ててレースを迎えたようである。

 そして、レース開始時間に揃いぶむ選ばれし選手たち。実際には、運悪く集合時間に回線落ちした選手、家族から呼ばれてやむなく夕飯落ちする選手、砲は積んできたのに弾を忘れる選手など、レース前から笑えるトラブルも発生。何人かは競技に参加不可となったようであるが、そんな困難を乗り切った各艦がポジションにつき、スタートの瞬間を待っていた。そして、いよいよスタート合図の対空砲が発射された。一斉に走り出す20名の選手たち。最後尾がスタートラインを超えた瞬間、司会から「砲撃開始OK!」の号令が飛ぶ。20名の選手陣は容赦なくお互いに撃ち合い始め、その様子は正に地獄絵図といった様相。その場でほぼ立ち直れないダメージを受けた艦、轟沈した艦も少なくなく、運良くスタート直後の血煙街道を突破しても、第1コーナーで運営側妨害艦の砲撃が待っている。実はランダムに撃っているはずの妨害艦の砲撃が、何故か全弾命中する者、岩に座礁する者、コースから外れて迷子になる者など死屍累々! 果たしてゴールにたどり着く選手はいるのだろうか??

 しかしそれでも生き残る強者はいる。磨き抜かれた腕と僅かな奇跡を味方に、ほとんどダメージ無く突破する者がリードを広げる。しかし、既に周回遅れとなった艦によるなかばヤケクソ気味の砲撃によって、せっかくのリードがアダになる艦も続出。中にはゴールは不可能と察し、逆走してまで他の選手を轟沈し続ける悪役的な艦も登場。欲望と羨望、嫉妬など、様々な感情渦巻く人間模様が繰り広げられた。また、各艦隊と一定の距離を保ちながら前走者を正確な砲撃で狙い撃ち、行き足を鈍らせてゴール直前に逆転するという冷酷無比なスナイパー艦もいれば、トップチームが次々脱落した結果、漁夫の利を拾う者もいた。
特に第三、第四レースは生存者2隻という、あまりにも壮絶で、あまりにも悲惨な結果と相成った。
 とは言え、6回全てのレースが悲惨だったわけではない。撃ち合いでほとんどの艦が轟沈するというレースがあると、次のレースでは選手陣がびびってしまうのか、砲撃がほとんどない大人しい展開になる場合もあり、いちギャラリーとしてもバラエティに富んだ見応えのあるイベントとなっていた。

 戦いが終わり、勝者は巨万の富と名声を得た。勝者はクレジット、ポイント、艦のうち、賞金額相当をそれぞれ任意に指定でき、運営チームから支給された。また、完走者のみに支給される予定であった参加賞は、完走者があまりに少なかったため、運営チームの計らいで参加選手全員に支給された(10,000 CREDIT+10,000 POINT)。

 ジーパラ編集部も想像を絶するほどに、熱く激しいイベントとなった「デスレース2003」。各レース終了後、参加選手たちからも「とても面白かった」「またやってくれ」と惜しまぬ賛辞が送られていた。当然行われるであろう第二回は、参加人数を大幅に増やし、そして一日も早い開催を望みたい。大きな期待を『NAVYFIELD』運営チームに抱き、今回のレポートを閉じることとする。








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