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街全体に強い結界が張られている六本木。新宿での噂は両極だった。
ある者は“至上の楽園”と称え、ある者は“死人があふれる街”であるという。そして、六本木に向かったものは、誰一人として帰ってきてはいないのだ。いや、ただ一人だけ戻ってきた男がいたらしい。
男の最期の言葉「伯爵は壷を怖がる――」とは一体?真実は、自分で確かめるしかない。 |
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| ■ベリアル |
炎の戦車に乗った天使の姿で描かれる堕天使で、ソロモンに封印された72の魔物の中で最も強大な力を持っていたとされる。ベリアルはかつてサタナエルと呼ばれていた天使。人間に知識を授けるため天使を率いて地上へ降り立つが、女に惑わされ道を踏み外し、その罪をもって地獄に落とされる。この世界のベリアルもまた、アリスという少女に心奪われているようだ。
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| ■ネビロス |
ネビロスはデーモンたちの監察官であり、全ての物質や生物を見分けることができる。いかなる人間でも意のままに傷つけることができたと言われ、その死体を操るネクロマンサーとしての腕も一流とされている。死人の街である六本木は、ネビロスの卓越なる力によって集められた魂のエネルギーで保たれていた。 |
| ■アリス |
ルイス・キャロルの著作『不思議の国のアリス』などに登場する少女。夢の中で、不思議な世界に迷い込み、さまざまな冒険をする。書籍も多数出版されているので、目にしたことがある人も多いのではないだろうか。小説に登場するアリスは、今でも“永遠の少女”の象徴として扱われる。その姿は妖精のようにも描かれ、またそれを越えた小悪魔的要素を持ち合わせている。 |
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