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金剛神界から、元の世界に戻ったヒーロー達。 戻った東京で見たものは、崩壊したビル、草も生えぬほど痩せた土地、各所に空いたクレーター…。
更に追い討ちをかける事実。
「30年後の東京」だということ。
全てという全てが変わってしまったこの世界で生きるために、 本当に必要なものとは一体何なのだろうか…。 |
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| ■オザワ |
崩壊前、ゴトウの権力的地位を狙ってその配下についていたオザワは、荒廃しきった東京でなんとか生き残り、今度は自らが支配者として新宿に君臨する。皮肉にもそのやりかたはゴトウが生前望んでいた悪魔との共存社会であった。しかし年老いてもなお、その暴力的で短気な性格は変わってはいないようだ。 |
| ■タケミナカタ |
軍神としてのイメージが強い、雷と剣の神。日本神話の「国譲り」によると、オオクニヌシの治める出雲の国を明渡すよう申し入れたタケミカヅチに、最期まで反対し続けたのがタケミナカタ。最期には力比べを挑むが歴然とした力の差に逃げ出し、諏訪湖まで追いつめられ完敗する。また諏訪地方には、タケミナカタがこの地の支配者となったという伝説も残されている。オザワとともに新宿の地を治めるタケミナカタ。その伝承には、オザワの新宿支配とかぶるものがあるように思える。 |
| ■アルケニー |
ギリシャ神話に登場し、蜘蛛の姿で描かれる女。元となっているのはアラクネという少女の物語。アラクネは織物の名手だったが、その腕を鼻にかけるようになり、工芸神アテナよりも上手いと自ら公言してしまう。激怒したアテナは、アラクネと織物の技比べをする。アラクネの織物は確かに見事だったが、そこにはゼウス神の奔放な恋…スキャンダルが織りこまれていた。これが神々の怒りをかい、アラクネは蜘蛛に姿を変えられてしまう。ヒロインに取り憑いたアルケニーは、その脳裏に、どんな悪夢を描き続けていたのだろうか。 |
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