始めてアジアで開催した大会、始めて2カ国による共催、そして日本で始めて行われる大会となった。過去最高のサッカー熱が盛り上った大会となった。32チームを8つに分けてグループ戦を行い、上位1・2位が決勝トーナメントへ進んだ。開催国である日本は、トーナメント1戦目で敗退となったが、もう一つの開催国である韓国は、4位という好成績を収めた。


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 “フラット3”というシステムについて触れておかなければならない。トルシエ監督は4年かけてこのシステムを浸透させたが、第2戦でロシアがロングボールで日本DF陣の裏を狙ってくると、日本の選手たちは、自らの判断でフラット3にこだわるのを止めた。状況に応じてマンマーク、フラット3を使い分けたのだ。それがあの1勝をもたらした。他の出場国を見ると、優勝したブラジル、躍進したセネガルに共通していたのは「個人技あっての戦術」。ロナウドやデュウフといったプレーヤーは、一人のパフォーマンスだけで、局面を変え、高等な戦術やシステムを打ち負かした。「人間がボールを蹴る」というサッカーの原点に回帰した大会だったとも言えるだろう。



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