予選参加国数、112ヶ国と、121ヶ国であった1986年と比べ少なくなったが、本大会出場国数は16チームと変わりが無い。予選でデンマーク、ポルトガル、そしてフランスが敗退してしまうという波乱が起こったが、クループ戦でコスタ・リカが本大会初出場でベスト16まで勝ち進んだ以外は、順当な試合展開となった。


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 3-5-2の流行がこのW杯を空前の退屈な大会にした。ブ厚い中盤で守備的に戦うチームが多く、1試合の両チーム併せた平均ゴール数は2.21と史上最低。グループリーグのF組などは、6試合中5試合が0-0か1-1。決勝トーナメントでも16試合中8試合が延長戦かPK戦だった。決勝に進んだものの、アルゼンチンは頼みのマラドーナが故障を抱えていたため、明らかに引き分けてPK戦で勝つという戦術を採り、ブーイングを浴びた。優勝したドイツは3-5-2を最も有効に使って攻撃したチームだったが、結局、決勝戦の優勝を決めたゴールも終了間際のPKだった。



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