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 非常に独創性に富んだゲームシステムの『FF II』。バトル時の行動によって成長するシステムや、キャラクタへ能動的に話しかけることの出来る対話のシステムなどの複雑な要素が絡み合い、ゲームを奥深いものにしている。そしてそれが、さらにドラマを盛り上げることになっている。システムを理解して、さらに物語を楽しもう。


ワードメモリーシステム
 冒険の途中に出会った人々との会話の中に、“キーワード”が現れることがある。これを“覚える”ことで、他の場所でその“キーワード”に付いてを尋ねることが出来る。それが、『FF II』の冒険の中で特に重要な要素である、「ワードメモリーシステム」だ。このシステムが、一通り話を聞いて廻るだけの単調な作業になりがちな作業になりがちだったRPGの「会話」に、「対話」と言う要素を持ち込んだ。向こうの話を聞くばかりではなく、こちらから話しかけ、尋ねることも出来るのだ。一度話しかけたことのあるキャラクタも、ある“キーワード”については何かを知っているかもしれない。どんどん言葉を“覚え”て話しかけよう。



後のシリーズへ受け継がれるバトルシステム
  『FF II』に登場するキャラクタたちは個性的だ。それは、戦闘にも現れる。あるキャラクタは攻撃力、防御力ともに優れ、接近戦に向く。またあるキャラクタは、攻撃力、防御力ともに劣るが遠距離攻撃が得意。これらを良く理解し、そしてその役割分担をよく考えて成長させていかなければ、、数々の強敵を倒していくことは出来ない。後のシリーズにも受け継がれる、「前衛」と「後衛」の概念があるからだ。プレイヤーと敵の両方に、戦闘時の「隊列」がある。防御力の高いものを前列に出し弱いものを守ったり、敵の最後列に強いモンスターが隠れているなら遠距離に届く魔法で先にとどめを刺したりと、戦略を要求させる戦闘システムになっているぞ。


成長システム
 『FF II』では、「各キャラクタのレベル」という考え方はしない。さらに細分化された「各キャラクタの能力」が成長するというシステムになっている。それは戦闘時の行動によって成長し、プレイヤーによって、まったく違うキャラクタに成長していくことになる。たとえば、戦闘時に敵の物理攻撃の目標にされたキャラクタは「すばやさ」などのレベルが上がっていく。また、前衛で敵の攻撃を多く受けるキャラクタは「たいりょく」が上がり、最大HPが増えるのが速い。武器を使う戦闘を繰り返せばパワー重視のキャラに、魔法を使う戦闘を繰り返せば魔力の高いキャラになっていく。プレイヤーの戦略に合わせて、さらに個性的なキャラクタに成長していくのだ。

熟練度システム
 各キャラクタには「熟練度」というものが設定されている。これは、そのキャラクタがどんな攻撃を得意としているかを表している。剣を使えばそのレベルが上がり、弓を使えばそのレベルが上がるのだ。装備させた武器や覚えた呪文によって、そのキャラクタの能力は大きく変わってくる。剣の達人であっても斧を持たせたら素人になるかもしれない。攻撃力は低レベルでも魔法攻撃は強いキャラクタや、攻撃系の魔法は弱いが回復系の魔法には長けたキャラクタも作れる。これと前述の「成長システム」が合わさることで、プレイする人によってまったく違うキャラクタに成長する。それがキャラクタへの思い入れを強くさせ、よりドラマを盛り上げるのだ。

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