『エバークエスト』(EverQuest)はアメリカ生まれのオンラインRPG。その誕生は1999年3月にまでさかのぼる。今年で6年目を迎える長寿タイトルなのだ。

 プレイヤーはファンタジー世界"ノーラス"の 冒険者となって、フル3Dで表現された広大な世界を巡り、襲いくるモンスターたちと戦い成長していく。一部スキル制を採用しているが、基本的にはキャラクタの成長はレベルによって表される。ゲームプレイは戦闘がメインとなり、その自由度の高さ、戦術の組み立てを知れば、数年抜け出せない面白さを持っているのだ。

 多くのプレイヤーに待ち望まれていた日本語版の登場は2003年2月。言葉の壁が取り除かれたことによって、本作の特徴のひとつである長編クエストや創世神話など、ストーリー部分についてもじっくりと楽しむことができるようになったことは非常に喜ばしい。現在は 「Tranquil」と「Faceless」の2サーバーが稼動中で、英語版からは完全に独立した存在になっている。

種族、クラス、そしてレベルとスキルでキャラクタの戦闘スタイルは大きく変わる。左からモンク、ウォーリアー、そしてネクロマンサーのペット。モンクは飛び蹴りで敵を攻撃し、ウォーリアーは両手に持った武器とキックで確実なダメージを与えつつ味方の盾に。ネクロマンサーは僕(しもべ)のスペクターに物理攻撃を任せ、後方から数々のダークな呪文で仲間をサポートする


日本語でくつろぎ談笑する冒険者達。知らないもの同士で冗談が飛び交うことも。拡張パック『ザ・レガシー・オブ・イキーシャ』を導入すれば、装備の色を自由に染めることができるようになるため、冒険者達の装いは一層派手で個性的になる。拡張パックの登場で、新ゾーンだけでなく、新種族や新しい物語が追加されるなど、『エバークエスト』は6年目を迎えても色あせることなく、進化し続けている


 『エバークエスト日本語版』(以下、EQ)の世界は「ノーラス」と呼ばれる。拡張パックがリリースされるごとにその世界は広がり、新大陸、新種族、そして新クラス(職業)など多くのフィーチャーが追加された。
  最新拡張パック『ロスト・ダンジョンズ・オブ・ノーラス』(注)では、じっくり型のプレイスタイルに向いていた『EQ』に、さまざまなプレイスタイルのプレイヤーが楽しめるように工夫された、90分制限の自動生成ダンジョンでの冒険「アドベンチャー」が追加された。


注:現時点での英語版の最新拡張パックは2004年2月にリリースされた『Gates of Discord』
拡張パック『ザ・レガシー・オブ・イキーシャ』で追加されたカエルに似た知的種族フロッグロック。もともとは敵モンスターだったのだが、かわいらしい姿に人気が集中した結果なのか正義の神の祝福を受けた善の種族として、プレイヤーが選択できる種族の一つに加えられた。もちろんノーラスのあちこちには、依然敵として多数存在するが、その外見は大きく異なる

『トリロジー』に続く拡張パック『ザ・シャドウ・オブ・ラクリン』で追加された、ノーラスの衛星"ラクリン"。野外ゾーンからは、本来の世界である惑星ノーラスを見ることができる
『ザ・プレインズ・オブ・パワー』では神々の次元(プレイン)への冒険の道が開かれた。パワーを追い求めるハードコアプレイヤー達は、神々を倒し自らの力を示すため、激しい戦いの日々に身を投じていく
『ロスト・ダンジョンズ・オブ・ノーラス』では冒険を一層手軽にするミッションシステムを採用。3人以上のパーティならあらゆるレベルのプレイヤーが、自分の力量に合わせた冒険を楽しめる
   

 『EQ』をプレイしてみたい!と思った冒険者候補には、まず動作環境のチェックが待っている。フル3Dで表現される冒険楽しむにはハイスペックのPCが必要なのでは?と心配になるが、ご覧の通り案外と必要環境は低め。

 『EQ』はグラフィック関係のオプションが充実しているため、多少低めのスペックでも魔法エフェクトの質を落としたり、流れる雲の表現をオフにしたりすればプレイが可能だ。奥の手として、キャラクタグラフィックを旧スタイルに戻してしまう方法もある。

 グラフィックオプションの設定によって、PCにかかる負担を最小限に抑えることができる。例えばこのオプションでは、各種族ごとに新モデリングかを使用するか、ポリゴン数の少ない旧モデリングにするか選択可能。一部の新種族は新モデリングのみが用意されているだけなので、変更はできない。

公式サイト より
推奨環境 必要環境
OS Windows(R) 98/2000/ME/XP(日本語版) Windows(R) 98/2000/ME/XP(日本語版)
CPU Pentium(R) III プロセッサ以上 Pentium(R) II 400MHz 以上
メモリ 512MB以上 256MB以上
ビデオカード Direct3Dに準拠し32MBのVRAMを
搭載したビデオカード
注:DirectX 8.1 以上が必要です。
Direct3Dに準拠し16MBのVRAMを
搭載したビデオカード
注:DirectX 8.1 以上が必要です。
サウンドカード DirectX8.1準拠のサウンドカード DirectX8.1準拠のサウンドカード
ネットワーク 56.6Kbps以上 28.8Kbps以上
CD-ROM 16倍速CD-ROM 4倍速CD-ROM
ハードディスク 2.0GB以上の空きスペース(クラシック)
2.5GB以上の空きスペース(トリロジー)
1.3GB以上の空きスペース(クラシック)
1.8GB以上の空きスペース(トリロジー)

ウッドエルフ女性の新モデリングを選択し、各種グラフィックオプションを最大にした例。魔法のエフェクトがフルに表示され、美しい画面を楽しむことができる
同じキャラクタで、旧モデリングを選択し、各種グラフィックオプションをなるべく下げた例。魔法は非常に地味になるが、大人数エリアでも快適な動作が予想される

レベルが上がるにしたがって、冒険の舞台は古代の遺跡、モンスターの支配する邪神の神殿、ドラゴンの居城などさまざまな危険地帯へと移り変わっていく。
『EQ』には大小無数のクエストが用意されている。その中には、練りこまれたストーリーラインとクライマックスにはボス戦を控えた大規模なものも存在する。各クラスのステータスともいえる強力な武器、Epic Weaponのクエストはその一例だ

拡張パックの一つ『ザ・プレインズ・オブ・パワー』では、神々の住まう次元が開放され、冒険者は彼らの過酷な挑戦を受けて立つこととなる。神に匹敵する力を示すため、数十人単位で協力し合い、神の次元に至る試練をクリアするのだ


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