今までレッグパーツのタイプ別や、特定の戦い方に特化した機体など特徴的なライバルたちの機体を中心に強豪チームの作成を目指してきた当コーナー。最終回となる今回は、今まで取り上げてきた機体の中から“おもしろい”と感じた機体5機を選抜し、「勝てるチーム」を作成することを目指す。なかなかGPを制覇できずに困っている人は、勝つための編成、勝つためのアセンブリをここで学んでいってほしい。


 今まで登場してきた強力な機体に共通して言えるのは、「火力」と「手数」を両立させたラッシュ強力だったということだ。そこで今回はその2点に注目してチームを構成していくことにする。まず第1回の記事で作成したチームからは、バズーカによる正確な射撃が強力だったAS-MODEL04をチョイス。
 第2回の高機動チームからは逆関節の機動力を活かした空中戦と内蔵バズーカの圧倒的な破壊力で相手を圧倒したコクーンを選んだ。特化型の機体を揃えていた第3回からは遠距離特化型のフォースウィング、近距離特化型のペッパーアート、中距離特化型のBBPS-Ver.5の3機を選抜。この5機を基盤にしてGP総合優勝を狙えるチームを作成していこう。
所属チーム:F&F
常に上位にいながら、最強の座を得たことがない。熟練アーキテクトの引退をひかえ、チームは結束を固めている。

所属チーム:ARツアーチーム
参戦以来、チームは下位を低迷。しかしテストでは優秀な成績を残してることから、期待の声も高い。

所属チーム:BTワイバーン
設立間もない若いチーム。アーキテクトも経験の少ない若手ばかりで、チームの行く末を危ぶむ声が、各方面から聞こえている。

所属チーム:ジュブナイル
世界規模の音楽会社がプロデュースしているチーム。美形アーキテクトが多く、競技以外を目的にしたファンも多数呼び込んでいる。

所属チーム:ビッグ・ボーン
MT開発企業が研究を目的に参戦。上位には及ばないが、確かな実績を残しており、新製品が地の警備組織から注目されている。

 チームを組むときにいつも悩ませられる同パーツ使用制限だが、今回はタイプの違う機体が揃ったためほとんど競合するパーツが存在しなかった。なお、パーツが重複する場合は、元のパーツと同タイプのものを代用品として選択した。
 AIチューニングは機体の強さを構成する重要な要素だけに、タイプ別にしっかりと考えながら設定しておきたい。移動に関する命令はそれぞれの脚タイプに合わせて、走行・ダッシュ・ジャンプのバランスを調整。2脚と逆関節はこれら3項目とも最低ランクにして、ダッシュだけほんの少し上げるという特殊なチューニングを施した。こうすることでほんの少しだけブーストをふかして空中へ飛び上がり、小ジャンプを連続して行いながら移動する、というトリッキーな動きが実現できるからだ。パフォーマンスの設定は機体の戦闘スタイルに合わせて微調整をしたが、どの機体も共通して「機体制御」「移動制御」「武器制御」の3項目を高くしておいた。これは攻撃可能な位置へと素早く移動して、正確な射撃を撃ち込むために必要なパラメータであり、強さのポイントであった「手数」に通じる設定項目。機体の強さを増すためにも、必ず高くしておきたいパラメータだ。
   
   
   
   
   

機体構成パーツ一覧
名称
(別称)
AS-MODEL04 コクーン フォースウィング ペッパーアート BBPS-Ver.5
フォーミュラフロント01 フォーミュラフロント02 フォーミュラフロント03 フォーミュラフロント04 フォーミュラフロント05
(AC 01) (AC 02) (AC 03) (AC 04) (AC 05)
HEAD H09-SPIDER CR-H98XS-EYE2 CR-YH85SR YH12-MAYFLY H07-CRICKET
CORE CR-C83UA YC07-CRONUS CR-C84O/UL C02-URANUS C05-SELENA
ARMS A04-BABOON CR-WA69BZ CR-A92XS CR-A94FL CR-A89AG
LEGS LT03-GRIZZLY CR-LRJ84M CR-LH89F LH10-JAGUAR2 LT02-BOAR2
BOOSTER   CR-B81 B03-VULTURE2 B02-VULTURE  
FCS CR-F73H CR-F69 CR-F75D MF04-COWRY CR-F82D2
GENERATOR CR-G97 G01-LOTUS FUDOH GUNDARI KUJAKU
RADIATOR RAGORA R04-LAUREL CR-R92 MOKUREN FURUNA
INSIDE CR-I69R I04E-SQUID I07D-MEDUSA2 CR-I94DD2  
EXTENSION E03S-TURBOT   E06RM-GAR2   SAISUI
BACK UNIT R CR-WB87GLL   WB19M-HYDRA2   WB16PU-LAMIA2
BACK UNIT L CR-WB85RA3 CR-WB73RA2 WB19M-HYDRA2   WB16PU-LAMIA2
ARM UNIT R CR-WR93B3   CR-WR88G2 WR21PU-ROC3  
ARM UNIT L WL01LB-ELF   WL13L-GORGON WH05M-SYLPH CR-WL95B
HANGER UNIT R WH06PL-ORC        
HANGER UNIT L          
※OPTIONAL PARTSは除く

 AIの設定によって攻撃の手数を増した我がチーム。そこで、まずはこの時点での実力を確かめるべく、FRONTIER GPへ参加してみた。その結果、リーグ戦は2勝3敗と少々残念な結果に。射撃こそ的確に行うものの命中時のダメージが少なく、相手を倒しきれないことが多かったのが敗因だ。そこで、勝つためのもう一つの要素「火力」を強化していくことにする。今回は各機体のバトルスタイルはそのままに、武器を中心に大きく構成を変更してみた。

 手にしたバズーカで相手を撃ち、中間距離での射撃戦で勝利を目指す機体。初期構成のままだとアームウェポンのバズーカが威力に欠け、相手を押し切れない面があった。そこで、手持ちの武器を牽制を交えた射撃戦で十分にダメージを与えられる威力重視のものへ変更。両肩にはパルスキャノンを装備し、射程内に入った相手にはその連射力を活かして弾の雨を降らせて攻撃する。弱点である決定力のなさを克服することに成功した。

 逆関節特有の空中機動性を活かした接近戦を展開し、両手に内蔵されたバズーカで相手を倒し切るというスタイルは非常に強力。攻撃面では持に手を加える必要はないので、機体のバランスを再調整した。全体的に防御力の高いパーツを装備し、打たれ弱さを若干カバー。コアはEO内蔵のものに変更して、近距離ラッシュ時の攻撃力の増大を狙った。どのパーツも重量が軽めのものを選択したので、機動力を残したままなのもポイントである。

 遠距離での射撃戦を想定した装備を持ってはいたが、攻撃力にかけたため戦闘が長期戦になりがちだった。そこで使用頻度の少なかったバックウェポンを思い切って外し、軽くなった分の重量をアームウェポンに回すことにした。新たなダメージソースとなるのはスナイパーライフルでの遠距離射撃と、距離を詰めてからのWH-04HL-KRSWの連射。その連射攻撃にエネルギーが耐えられるように、エクステンションを補助エネルギー装置に変更しておいた。

 全体を軽量パーツでまとめた機体で、空中から一気に接近、アームウェポンの連射で相手を押し込む。現状のままでも機体のバランスはとれているので下手にいじらず、武器を変更して攻撃力アップを狙うに止めておいた。新たに左手に装備したCR-WH79M2は装弾数が少ないものの、破壊力の高いマシンガン。EOを展開しつつ両手の武器を乱射して、相手の体力を削るというラッシュがさらに強力になった。

 中距離からのパルスキャノン連射で相手を寄せ付けずに倒す、という戦いを展開するこの機体。アームウェポンのバズーカを連射力に優れたパルスライフルに変更することで、さらにその弾幕が厚くなった。さらに、積載量に余裕があったのでアームとレッグを防御力の高いものへと変更。撃たれ強さもまし、より強固な動く砲台へと進化した。
機体再構成パーツ一覧
名称
(別称)
AS-MODEL04・改 コクーン・改 フォースウィング・改 ペッパーアート・改 BBPS-Ver.5・改
フォーミュラフロント01 フォーミュラフロント02 フォーミュラフロント03 フォーミュラフロント04 フォーミュラフロント05
(AC 01) (AC 02) (AC 03) (AC 04) (AC 05)
HEAD H09-SPIDER CR-H98XS-EYE2 CR-YH85SR YH12-MAYFLY H07-CRICKET
CORE CR-C83UA CR-C89E CR-C84O/UL C02-URANUS C05-SELENA
ARMS CR-A75A CR-WA69BZ CR-A88FG CR-A94FL CR-A98A2
LEGS LT03-GRIZZLY LR04-GAZELLE CR-LH89F CR-LH99XS CR-LT81A2
BOOSTER   CR-B81 B03-VULTURE2 B02-VULTURE  
FCS MONJU CR-F69 CR-F75D MF04-COWRY CR-F82D2
GENERATOR CR-G97 G01-LOTUS FUDOH GUNDARI KUJAKU
RADIATOR RAGORA R04-LAUREL CR-R92 MOKUREN FURUNA
INSIDE I05D-MEDUSA CR-I84RN CR-I79DD I03RN-CORAL  
EXTENSION E03S-TURBOT   JIREN   SAISUI
BACK UNIT R WB08PU-LAMIA   WB19M-HYDRA2   WB16PU-LAMIA2
BACK UNIT L WB25PU-LAMIA3 CR-WB73RA2 WB19M-HYDRA2   WB16PU-LAMIA2
ARM UNIT R CR-WR76B   WH04HL-KRSW WR21PU-ROC3 WH11PU-PERYTON
ARM UNIT L CR-WH01HP   CR-WL85RS CR-WH79M2 WL12PU-ARGOS2
HANGER UNIT R          
HANGER UNIT L          
※OPTIONAL PARTSは除く

 機体の再構成で火力をました我がチームが挑むのは、先ほどと同じFRONTIER GP。機体改造でそれぞれの機体が決定力を増した成果は大きく、それぞれの機体が確実に1~2機は倒していくという好調ぶり。なかでも圧倒的だったのがBBPS-Ver.5・改の活躍。戦闘の順番を変えて先鋒として出撃させると、4連勝という戦果を上げることも多かった。その結果、見事リーグ戦は全勝を達成。その後の順位決定戦でも全勝し、見事FRONTIER GP1位の座を獲得することに成功した。


強い機体を作るための必須三ヶ条

 戦闘で勝てる機体を作るためには、下の3つの条件を満たすようにするとよい。
 まず一番重要なのが、火力重視の機体を組むこと。AIは回避行動が苦手な傾向があるので、長期戦になればなるほどダメージが蓄積しやすいからだ。さらに、火力に加えて熱で追加ダメージ奪うようにしたい。これは起爆用の発熱量の高い武器と、熱を維持するための連射系の武器を合わせて使うといい。インサイドなどにある発火ロケットもオススメの装備だ。
 最後に重要なのが、機動力を使って動き回りつつ攻撃する機体か、防御力を高めて正面から撃ち合う機体のどちらかに特化させること。前者はフロートや逆関節、後者はタンクが代表的な機体タイプ。中途半端になんでもこなす万能型の機体よりは、特定の相手以外にはまず負けない特化型の機体が戦果を上げやすい。これらの要素をふまえて機体を構成すれば、GPの制覇が近くなるぞ。

 1:火力の確保は機体構成時の最優先事項

 2:発熱によるダメージを積極的に狙っていく

 3:機動力と防御力のどちらかに特化させる