| ムズい!でも達成感はサイコー!『ワンダと巨像』体験レビュー |
| 2005/09/16 |
『ワンダと巨像』はステージが「巨像」になっているアクションゲーム。「ジャンプ」「つかまり」といった動作を駆使しながら揺れ動く巨像によじ登り、急所に攻撃を加えて倒すのが目的。 『ICO』に携わった海道氏がプロデューサーを務める作品だ。
はて? ここはどこ? 目の前、壁しかないよ? 自分がいる場所とかなんでココにいるのかとか、さっぱりわからない。でも、世界に惹きこまれちゃう。なんか、不思議な感じだ。『ICO』のような独特の世界観が丁寧に描かれているからか。
スタート当初はヒントがまったくなく、何をすればいいのかわからない。でも、ちょっと歩いて特定のポイントに着くとちゃんとヒントが表示される。それに、コンパニオンのお姉さんがすぐに教えてくれるので、ゲームを進めるうえで迷うことはない。素直に作品の雰囲気を味わえる。 しかし、難しい! 人間って、なんてちっぽけなんだ! 巨像の足にしがみついて登っていくのだが、その途中で2~3回踏まれたり蹴られたりすると、問答無用でゲームオーバー。動いている足に飛びつくのも一苦労なら、振り落とされないようにしがみついているのも一苦労。人間って、無力だなぁ。 だが、困難を乗り越えられるのも人間の魅力のひとつ。やればできるんだよねぇ、これが。確かに難しいんだけど、その分、達成したときの感動も大きい。
巨像を登っていて思うのが、“振り落とされそうな感じ”の表現の素晴らしさ。身体中がぶらんぶらん揺れるのが、本当に見ていてハラハラする。R1ボタンでしがみついているのだが、思わず力が入ること間違いなし。でも、ちゃんと登るためのチャンスも用意されていて、「ムリ!」って投げ出しちゃうようなイヤな難しさじゃないのが、良い感じ。
主人公のアクションは「ジャンプ・登る・前転」と、様々。これらの中で、唯一、大変なのが「つかまった状態からのジャンプ」。自分が飛びたい方向を向いてから△ボタンを離すと、その方向に飛べるのだ。“離す”というのがクセモノで、慌てるとすぐにあさっての方向に行ってしまう。でも、意外と早い時間で慣れるもので、そうなると今度はそれが楽しくなるから不思議。 プレイできる時間は15分程度だが、アクションとしての要素は充分に楽しめる。それに、操作性はまったく問題なし。操作に関するストレスは感じない。この達成感は、キモチイイぞ!
(ジーパラ編集部)
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