惑星の生き残り戦いは軽快な音楽に乗って『メテオス』
2005/03/18
 バンダイからニンテンドーDS向けとして発売されたパズルゲ-ム『メテオス』。ルールは、宇宙(画面上)から降りそそぐメテオ(隕石)をタテもしくは、ヨコに三つ以上並べる。これによってメテオは、ロケットのように打ちあがる。大きなメテオの固まりは、さらに空中で第ニ次点火、第三次点火して、大気圏外(画面上)に打ちあげる。
 この単純なルールながら、様々な「遊び」を散りばめ、奥深いゲーム性へと昇華させているのは、『スペールチャンネル5』を生み出した水口 哲也氏と、『大乱闘スマッシュブラザーズ』などを手掛けた桜井 政博氏。2人のゲームに対するこだわりが詰まった『メテオス』について、今回は概要とゲームレビューをお届けするぞ。



壮大なストーリーとやめられないゲーム性
 暴走を続ける惑星メテオスから生み出されるメテオから自分の惑星を守るため奮闘するというパズルゲームとは思えない壮大なストーリー。
 この物語をベースに、ひたすらメテオを消していく「シンプル」、惑星メテオスを倒すためにざまざまな星々をめぐり戦うステージクリア型の「スタートリップ」、制限時間内にいかに得点を稼ぐかを競う「タイムアタック」、各惑星のハイスコアを狙う「チャレンジ」といった4種のゲームモードが用意されている。
 『メテオス』は、ゲームをプレイした結果によって得られるのは得点だけでなく、打ち上げた「メテオ」も獲得することができる。
 「メテオ」には「空気」「水」「大地」など様々な属性の種類があり、これを合成することによって、アイテムやレアメタル、惑星、サウンドなどを合成することができる。
 惑星を合成することができれば、「スタートリップ」などでプレイが可能。ゲームをプレイすればするほど、使用できる惑星が増えていくのだ。

■プレイレビュー
 打ちあげる楽しさ、病み付きになる宇宙旅行

 ニンテンドーDSが発売されて約3ヶ月が過ぎた。だいぶゲームに触れることも慣れて来た感じであるが、この『メテオス』は、「触れる楽しさ」を越えた「病み付きになる遊び」を提供してくれる。

 上下にずらしたメテオをタテ・ヨコどちらか3つ並べるという普遍かつ、シンプルなルールはあるが、このルールの範囲内で、様々なプレイができるように「遊び」が用意されているのは至極感心。  ヨコ3つ並べることによって打ちあげたメテオは、大抵の場合、一発で大気圏まで打ちあがることはない。打ちあげたメテオのカタマリの中で、さらにメテオを揃えることで、カタマリとなったメテオを押し上げることも可能なのだ。また、カタマリの右下のメテオと、同じメテオを着地時に並ぶ位置に3つ以上並べるように揃えておけば、さらに広範囲のカタマリを打ちあげることができる。これを繰り返すことにより、画面全体のメテオを全て打ちあげる「全消し」をすることができるのだ。

 またゲームのステージとして様々な惑星が用意されており、メテオのビジュアルもそれぞれ個性的。さらに思わず「へ~」と言ってしまったのは、惑星によって重力や降りそそぐメテオが全て異なのだ。これにより、ステージが違えば、メテオの打ちあがり方も変わる。ルールは変わらなくとも、プレイスタイルを変えざるを得なくなるのがいい。
 パズルゲームでありがちな、「必勝パターン」のような、いわば「積み上げ方」が確立しづらくなっている。タッチペンをさばく技術の向上こそが、上達への近道なのである。

『メテオス』に慣れて来たら、対戦プレイがオススメ。1枚のDSカードがあれば「DSダウンロード」で最大4人での、対戦が可能。
 対戦でのゲームルールは全く変わらないが、消したメテオは対戦相手のフィールドに降ってくることになる。すなわち「全消し」をすると、大量のメテオが対戦相手に襲い掛かる。しかしながら逆もあるので、同じくらいの腕前のプレイヤ-同士だと、画面上のメテオの押し付け合い状態となる。最初はゆっくりと相手の動きを探るようなプレイであるが、後半はボクシングで言う近距離の打ち合いのような印象。焦ってはダメだが、焦らなければ「滅亡」してしまう。ハラハラドキドキが止まらない、いい緊張感が楽しめる。

 ちなみに対戦プレイのオススメは「ストック3」。これは3回まで「滅亡」ができるというルール。
 実はゲームをプレイしていくと、段々と画面上の「メテオ」の量が多くなってくるので、「滅亡」後の心の切り替えと素早いメテオさばきが勝利へのカギとなる。

 まだ『メテオス』を遊んだことがない・・・が、とっても興味がある方は、ソフトを持っている友達か、任天堂の公式サイトに掲載されているダウンロードサービス実施店で、「おためし版」を貰ってプレイしてみよう。「おためし版」は「ジオライト」ステージを1人で遊ぶことのできる「シングル」モードと、「おためし版」同士2人で通信対戦することができる「対戦」モードの2つのモードを遊ぶことができる画期的なもの。
 この病み付きになる『メテオス』の世界を体験してほしい。


アクションパズル 
メテオス
品番 NTRP-AMTJ    
メーカー バンダイナムコゲームス 定価 5040 (税込)
ジャンル 打ち上げパズル 発売日 2005.03.10
備考


『星のカービィ』シリーズや『大乱闘スマッシュブラザーズ』シリーズを手がけた桜井政博氏がゲームデザイン、『スペースチャンネル5』の水口哲也氏がプロデュースの新感覚打ち上げパズルゲーム。タッチペンでメテオと呼ばれるブロックを上下に入れ替えて、同じ種類のメテオを縦か横のどちらかに3つ以上並べて打ち上げていくのが基本的なルール。ただし、いちどにたくさんのメテオを飛ばすことはできないので注意しよう! 通信対戦やタイムアタック、チャレンジモードなど、熱くなれるモードも多数搭載しているぞ。

■関連コンテンツ

[『メテオス』インデックス]

 
■関連リンク
[『メテオス』公式サイト]