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リー氏:今までになかったゲームになっていると思うのですが、『N3』は、敵の大軍勢をどのように倒すかということを考える作品になっています。多数の敵を一気に倒すという爽快感はもちろん重要な要素ですね。連続技、オーブアタック、オーブスパークといろいろな技がありますが、キャラクタ1体につき、連続技も30~40ほど用意されています。
どうやって戦っていくかはユーザーの選択に任せられますが、オーブアタックやオーブスパークを使って敵を一蹴する快感をうまく表現できるように注力しました。一方で、それとは別に味方の軍隊を指揮することも可能です。
これはどのように表現するか非常に悩んだのですが、最終的に今の「護衛システム」になりました。味方の軍を指揮する「護衛システム」を使いこなすことで、また違った戦略を練ることができると思いますよ。
ジーパラ:その指揮の方法というのもプレイヤーキャラクタによって変化するのでしょうか?
リー氏:いや、それは変わりません。どのキャラクタでも同じように軍を動かせるようにしてあります。「護衛システム」では、最初から連れている護衛だけでなく、別の場所にいる兵士を護衛にして、その部隊をまた別の場所へ向かわせたりすることも可能になっています。これにより、より広い戦場で戦うことができると思いますよ。
ジーパラ:なるほど。『キングダムアンダーファイア』シリーズを彷彿とさせるシステムですね。
リー氏:『キングダムアンダーファイア』のときには部隊を選択すると、命令するための画面に切り替わったんですね。しかし、これでは、アクションゲームという観点から考えると、ゲームの流れを阻害してしまいます。ですから今回はそういうかたちではなく、プレイヤーが戦っている状態で(シームレスに)命令を下すことができるようになっています。
ジーパラ:以前公開された体験版からはかなり変化しているという話ですが、具体的にはどのように変化しているのでしょうか。
リー氏:配布時期が3月でしたが、体験版は内容的には、かなり古いものなんです。
プログラムソースもずいぶん前のものを使っていますので、影に対する描画エンジンなども作られていませんし、大群が登場した際に処理落ちなども起きてしまっていました。
残念ながら「ゲームが一応動いている」というレベルのものです。ですから、完成版とはまったく別物ですので、完成版をプレイして受ける印象も違うと思いますよ。
ジーパラ:『N3』では様々なキャラが発表されていますが、サンユン・リーさんの好きなキャラについておうかがいしたいのですが。
リー氏:すべてのキャラクタがいいと思っているのですが、その中でもひとつだけ選ぶとしたらテュルルでしょうかね。作るのに苦労しましたし、女の子の魔法使いという特徴もありますし。
ジーパラ:苦労ですか。そういえば水の表現などが、非常に綺麗ですよね。
リー氏:ええ、もうどうすればいいかわからないという所まで悩みながら作りました。実はあの表現はすべてプログラミングで処理しているんです。
ほかのキャラクタのエフェクトは絵を使って表現したりしているのですが、テュルルはそうではないんですよ。あの表現はXbox 360でなければできなかったでしょうね。あ、もしかしたらPS3ならできるかもしれませんけど(笑)。でも、作るのはXbox 360よりも難しいと思いますよ。
ジーパラ:では、今後の話をおうかがいしたいのですが、Xbox 360や日韓のコラボということも含めて、どんな作品を作っていきたいですか?
リー氏:まず、Xbox 360用として、『キングダムアンダーファイア』シリーズの最新作の開発が始まっています。『N3』の次回作などについては決まっていませんが、マイクロソフトさんと話し合って決めていきたいですね。それから、今後もXbox 360を基本としてゲームを作っていたきたい思いはあります。
また、機会があればぜひ日本のクリエイターのみなさんとも仕事をしてみたいですね。もちろん、水口さんとまた仕事できると嬉しいです。本当のところ、水口さんとは一緒に音楽ゲームを作ってみたかったんですよ、『スペースチャンネル6』とか(笑)。 ジーパラ:最後になりましたが、ユーザーさんに『N3』の見所、特にここに注目しながら遊んでほしいというアピールをお願いします。
リー氏:初めて試みられる、アクションゲーム上でのドラマ性、水口さんも力を入れていたところですし、そういったところで楽しんでもらえたらいいと思っています。また、とてつもないほどの大軍勢を撃破していく爽快感を味わってプレイしていただけると嬉しいですね。
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