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ジーパラ:SAGA3で今後導入が予定されている「飛空庭システム」や「騎乗ペットシステム」についてお聞かせください。
岩田氏:飛空庭は簡単に説明すると、キャラクタの頭上に庭があってそこに家を建てられるようになります。最終的にどういう仕様になるか未定ですが、飛空庭から紐が垂れていて、それをクリックすると飛空庭に入れるようにしようと思っています。もちろん家には家具や動物の皮、アイテムなどを置けます。また自分が集めたアイテム、コレクションを人に見せたいという方もいると思いますので、他人が自分の飛空庭に入れる、入れないを決められるようにしようと考えています。
ジーパラ:飛空庭はユーザーによって違うのでしょうか?
岩田氏:第一弾として導入するときは、飛空庭の形や大きさはすべて同じになると思います。ただ壁紙や家具などは自由にカスタマイズできるようにしようと思っているので、自分オリジナルの飛空庭にすることは可能です。
山本氏:飛空庭をカスタマイズするのはかなり面白いですよ。壁紙を作って、敷物を敷いてと。強いモンスターの皮などを置いておけば、ちょっとしたステータスになるかもしれないですしね。飛空庭が導入されることで、飛空庭のカスタマイズという目標が新たにでき、レベル上げとは違った楽しみ方が生まれると思います。
ジーパラ:飛空庭で個性を出せれば面白いですよね。家具の種類はどのぐらいになるのですか?
岩田氏:デザイン画は現時点で100点近くあります。まずは椅子やテーブルなど基本的なものから作っていますので、凝ったものは徐々に追加していくことになると思います。あとこれは山本たちとも相談しているのですが、ユーザーの皆さんから家具のデザイン画を送ってもらい、それを採用するのも面白いんじゃないかなと。
山本氏:あとはいろいろなタイアップによる家具類や、ブロッコリーさんが展開しているキャラクタグッズ専門店「ゲーマーズ」の店舗や看板などが入っていても面白いですよね(笑)
ジーパラ:家具はお店から買うことになるのでしょうか?
岩田氏:初期の家具は販売してひと通り揃えられるようにしようと思っています。コレクション要素の高い物は、宝箱やモンスターを倒して集めることになりますね。
ただ『ECO』はモンスターから直接装備品がドロップするというのをあえて少なくしています。コレクション要素の高いアイテムも、共通した何か、例えばメダルなどを集めて交換するようにしたいですね。そうすることでレベルに関係なく、コレクションを揃えることができると思います。確かに高レベルになればなるほど、効率的にアイテムを集められるのですが、レベルが低くても最低限アイテムを得られる機会を残しておきたいんです。
山本氏:家具はレベルに関係なくどのプレイヤーでも欲しいのは一緒ですからね。今後はモデルハウスを並べるみたいに、自分のコーディネートした飛空庭をコンテスト形式で募集するなどのイベントも企画していきたい。そういうところで『ECO』の新しい世界が広がればと思います。
ジーパラ:飛空庭同士をリンクさせるなど、つながりはあるのでしょうか?
岩田氏:初期段階ではまだそこまだ考えていないです。ただ飛空庭自体にどこまで機能を持たせるか、リング同士の家だと何か付加価値があるといったことは、アップデートを繰り返していく中で決めていきたいですね。
ジーパラ:では部屋の広さや飛空庭自体の大きさが変わる可能性があるのですね。
岩田氏:そうですね、ないとはいえません。もしかしたら3LDKの飛空庭なんていうのも登場するかも(笑)。ただ今のところ拡張性は考えていません。実は飛空庭は作るのが結構大変で、たぶん1ヶ月~2ヶ月ぐらいはかかってしまうと思います。いきなり拡張性を持たせるのではなく、まずは飛空庭を1つ作ってもらおうと。
飛空庭は1アカウントで1つしか持てないのですが、飛空庭を作るために必要なアイテムというのは、1人で複数個持てるようにするつもりです。それは余った飛空庭(を作るためのアイテム)は人にあげるなどして、飛空庭を作る手助けしてもらいたいんです。 ジーパラ:友人同士で1つの家を作るみたいな感じですね。
岩田氏:そうですね。あとこれはまだ構想段階ではあるのですが、リングやもう少し大きな集団で砦やお城みたいなものを作るというのも可能だと思います。ただそれを実現するには、まず飛空庭を導入してユーザーの皆さんがどのようなものを求められているのか、本当に砦やお城があったほうが面白いのかを見極めてからですね。
ジーパラ:今度は「騎乗ペットシステム」についてお聞かせください。
岩田氏:何か乗り物があったほうがいいというのは前からあったんです。そこでまずテストを兼ねて、昨年のハロウィンイベントで「魔法のほうき」を登場させました。そのときは特に問題もなかったので、では実際に乗り物を入れようと。
ただ導入するにあたり大きな問題が1つあって、それは乗り物に乗ったときのモーションなんです。魔法のほうきは装備品扱いで、ほうきに乗るとモーションが変化するんです。たぶん皆さんが求めているのは、馬に乗りながら剣を振って戦うことだと思うんですが、それを実現するのには種族、職業、装備品ごとに馬に乗ったときのモーションを作らなければいけない。それを実現させるのには膨大な時間がかかってしまうんですよ。
山本氏:でも乗り物を追加するならば、ペットの転生システムも入るこのタイミングで何とか入れたいと。そこで考えたのが騎乗ペットなんです。
岩田氏:戦闘になったらペットが戦うようにすればモーションの問題もクリアできますし、職業や種族によって不公平になるということもないですからね。そこでまず始めはクローラーキャリアーを登場させてみようということになりました。もちろん今後は職業ごとの騎乗ペットを登場させたいと思っています。
ジーパラ:クローラーキャリアーは荷物を多く運べるようになるんですよね?
岩田氏:そうです。見た目のとおり移動速度は遅いですが、荷物をいっぱい持てます。今の設定だと一番大きい特大のバッグをもう1つ持てる感覚ですね。通常ペットとしてのクローラーキャリアーとの差別化を、どのように図るか検討しています。騎乗ペットの方は、荷物の代わりにキャラクタを乗せているという形になりますので、たとえば、移動速度が遅い分、たくさん荷物を持てるとか。
ジーパラ:闘技場などでも乗ったまま戦えるのですか?
岩田氏:システム上、問題はないと思います。でもいかんせん戦闘はペット任せなので、PvPではすぐにやられてしまうと思います。
実は騎乗ペットに関してもシステム上、転生をさせることは可能なんです。要望があれば騎乗ペットの転生も入れようかと。ただ初期の騎乗ペットがクローラーキャリアーだけなので、ちょっと寂しいというのと、いきなり転生ができると不公平感があるかなと。騎乗ペットがもう少し増え、ユーザーさんからのご要望が強ければ騎乗ペットの転生も考えています。
ジーパラ:飛空庭、騎乗ペット以外にSAGA3で大きく変わるものはありますでしょうか?
岩田氏:おそらく『ECO』が新しくなったと感じるのは、初夏ぐらいに予定している新しいダンジョンだと思います。このダンジョンが導入されることで、今までのプレイスタイルだったり、パーティープレイ、毎日ログインしてやっていたことが、ちょっと変わるように見せたいと思っています。導入した時点でこちらの想定どおりに上手くいくかは分からないのですが、なるべくそういう形に持っていきたい。
ジーパラ:それはどういうダンジョンなのですか?
山本氏:具体的な内容はまだ発表できないんですが、新タイプのダンジョンとだけ言っておきます。みんなで同じダンジョンに入って、ただ敵を倒して終わりというタイプではない感じの……。期待してください(笑) |