Jim氏と出会ったのは盛大のブース。『DOAX』を思い浮かべる水着の美女に溢れたビーチだった
中国最大のゲームの祭典「チャイナジョイ」。今年で5回目となるこのイベントで、日本のファンの注目をもっとも集めているゲームのひとつが、『デッド オア アライブ オンライン』(以下『DOAオンライン』)だ。これはもちろん、テクモが発売している大人気3D対戦格闘『デッド オア アライブ』のシリーズ作。PC用オンライン対戦格闘だ。
「チャイナジョイ」会場内で、ジーパラドットコムの取材班は、『DOAオンライン』を中国で運営する予定の盛大(シャンダ)の『DOAオンライン』プロジェクトマネージャーJim Feng(馮 一遅)氏と接触に成功!短い時間ではあるが、未だ謎の多い『DOAオンライン』についてインタビューを行った。
なお、「チャイナジョイ」そのものに関しては、以下を参照して欲しい。
また、『DOAO』に関しては、以下のコンテンツもご覧頂きたい。
『デッド オア アライブ オンライン』とは、どのようなゲームになるのか…
―― 始めまして。まず、盛大(シャンダ)とはどのような会社なのかを教えてください。
Jim :私たちは、1999年に設立して以来ずっと、オンラインゲームの運営事業を主に行っています。現在、20タイトルあまりのオンラインゲームを運営しており、今までに発行したゲームアカウントを合計すると4億5千万アカウントを数えます。中国最大のオンラインゲームパブリッシャーです。
―― 『DOAオンライン』を運営するにいたった経緯を教えてください。
Jim :盛大は、世界中にある優れたゲームを探す特別な部署を持っています。ですので、テクモの『デッド オア アライブ』シリーズにも早い段階から注目していました。そこで、テクモ側に連絡を取ってみると、幸いなことにテクモにもオンラインゲーム化の意思がありましたので、お互いに検討を重ね、現在にいたることになりました。
―― ということは、盛大側からアプローチを行った、と?
Jim :そうですね。そう思ってもらってかまいません。
―― なるほど。では、どのような形の開発体制を撮っているのですか?
対戦格闘は中国人は好きですよ。アーケードでは『KOF』シリーズなどはとても人気あります。しかし、オンラインゲームでの格闘ゲームはまだ存在しないですね。『DOAオンライン』がはじめてのオンライン対戦格闘になります
Jim :ゲームデザイン、企画はテクモが担当し、盛大はネットワーク部分と自社で開発したオンラインゲームエンジン「SGDP」といった部分を担当します。また、サーバー技術、セキュリティの部分、そしてゲームの中毒対策といった中国独自の問題部分をサポートします。テクモの開発力と盛大のネットワークの経験技術、両社が優れた部分を持ち寄って開発しています。
―― では、ゲーム部分そのものはテクモによる開発なんですね?
Jim :そうです。
―― さて、気になるゲームの中身ですが、『DOAオンライン』はどのようなゲームになるんですか?
Jim :『DOAオンライン』は、対戦格闘ゲームです。『DOAオンライン』は今までのシリーズとは違う、まったく新しいゲームといえます。ネットワークという要素を加えることで、今までのファンに加え新しいファン層もひきつける内容をたくさん含んでいます。もちろん、ゲームには『デッド オア アライブ』シリーズのキャラが登場しますよ。
―― やはり対戦格闘ゲームなんですね(笑)『デッド オア アライブ エクストリーム ビーチバレー』を強く意識したビーチ風のブースでの展示だったので、ちょっとハラハラしてしまいました。それ以外の要素はどのように考えていますか?
Jim :今は純粋な格闘ゲームを作るために邁進しています。ただ、今後ユーザーの要望が強ければミニゲームなどを実装するかもしれません。
―― ビーチバレーとか、棒引きとか?
Jim :ええ(笑)要望があれば。
―― 操作系はコントローラベース?キーボードベース?
Jim :コントローラー操作、キーボードとマウスでの操作、双方でプレイできるように設計しています。コントローラのみでも、キーボードとマウスのみでも遊べます。
―― 対戦格闘ですので、フレーム単位での同期が非常に重要になりますが、そのあたりは大丈夫ですか?
Jim :テクモと盛大の技術力に期待してください(笑)
―― わかりました(笑)さて、みんな楽しみにしているかと思うのですが、オリジナルのキャラクタは登場するんですか?
(ブースはビーチだったけれど)『DOA オンライン』は純粋な格闘ゲームとして作っています。しかし、『DOAX』シリーズに収録されているミニゲームに関しても、要望が大きければ実装して行こうと思っていますよ
Jim :サービス開始時にオリジナルキャラ実装の予定はないのですが、将来的には登場する可能性もあります。
―― 非常に多くのコスチュームがあることも今までのシリーズの魅力のひとつでしたが、オンラインではどうなりますか?販売も考えているのですか?
Jim :コスチュームに関しては、きっと色々登場すると思いますが、現在は企画中ですので、詳しくはお話できません。ごめんなさい。
―― 『デッド オア アライブ』シリーズにはそれぞれある程度のストーリーがありますよね? オンラインのストーリー的な位置づけはどのあたりにのでしょうか?
Jim :それも、まだ秘密です。すみません。
―― さて、それでは対戦以外のコミュニケーション要素はどのようなものを用意する予定ですか?
Jim :対戦以外のコミュニケーション要素としては、ユニティと言うグループ間の戦いがあったり、オフィシャル大会の実施などがあります。さらに、ユーザーが主催する大会もあります。これは、ユーザーが自分で開催できる大会で、特徴的なシステムになります。
―― なるほど。では、今後のおおまかなスケジュールを教えてください。
Jim :現在開発中ですが、2008年のオリンピック前…8月にはオープンベータスタートする予定でいます。
―― 日本やその他の国での展開はあるんですか?
世界中での展開もあると思っています。個人的には中国の次にサービスが開始されるのは日本だと思っていますが(笑)
Jim :現状ですとテクモと盛大がサービスを行うのは、中国での展開のみになっています。ただ、大人気であれば全世界での展開もあると思いますよ。契約の上では、一番最初にサービススタートするのが中国になるということになっているので、まずは中国でのサービスをスタートさせなくては。
―― テクモとの契約は、PCでの展開のみの契約ですか?
Jim :そうです。PCのみです。盛大としてはPC事業の展開で、コンシューマに関しては考えていません。
―― なるほど。ありがとうございました。では最後に、一番彼女にしたいキャラクタを教えてください。
Jim :えええぇぇ!?(笑) 全員好きなんですが、どうしても一人というならカスミです。カスミが他の男性と付き合ってるんだったら、…レイファンですね(笑)。
―― ボクはエレナがいいです。
Jim :(笑)。『DOAオンライン』も今までのシリーズ作品と同じように、世界中のユーザーから愛される作品にしたいです。
―― ありがとうございました。
現時点ではまだ謎の多い『DOAオンライン』だが、いくつかのキーワードを聞くことが出来た。純粋な対戦格闘を目指して制作されていることや、2008年のオリンピックまでにはスタートを目指していること、そして追加キャラや追加ゲームモードなども、サービス開始後に検討も行っているということなど。また、今でも謎のままの部分は、従来シリーズとのストーリー的な位置づけ、具体的なオンラインならではのコミュニケーション方法などだ。
何はともあれ、中国でのお目見えまでにはまだしばらく時間が掛かる。これからも新たな情報が入り次第お届けしていこう。楽しみにしていて欲しい。 |
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