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ハヤトのゲーセン奮闘記 ―メダルゲームを遊んでみた―  
ゲームセンターを支える陰の主役?
メダルゲームを遊んでみた!
2007.10.31
関連URL:バンプレスト セガ タイトー KONAMI
 
 ビデオゲーム・プライズ・メダルゲームと言えば、ゲームセンターの三大要素。そこそこの規模の店舗ならば、大体この3つがセットになってフロアを構成していることが多い。
  ――のだが、よくゲームセンターに行く人でも、この3つ全部でまんべんなく遊ぶ、という人はあまり見ないような気がする。とりわけメダルゲームについてはビデオゲームというよりカジノに性質が近く、最初にメダルを交換しなければならないこともあって、他の二つに比べてやや敷居が高い。実はゲーム大好きライターのイケヤも、ビデオゲームやプライズものはそこそこ遊ぶものの、最近のメダルゲームについてはほとんどノーチェックだった。
  そこで今回は、そんな「近くて遠い」メダルゲームの世界を少しだけ調べてレポートしてみたい。せっかく同じゲームセンター内にあるんだから、どうせならビデオゲームもメダルゲームも楽しめた方が、人生もっと楽しくなるに違いない!?
 
■ビデオゲームやプライズに比べ、安定した人気のメダルゲーム
 今回、いろいろと遊ばせていただいたのは、JR松戸駅から歩いて1分にある東京ガリバー松戸店。店内は地下1階+地上2階の3フロア構造で、地下1階がビデオゲームコーナー、1階がプライズコーナー、そして2階がメダルゲームコーナーとなっており、まさに典型的な駅前型の大型アミューズメントセンターだ。いきなり実戦に挑む前に、まずは店長の平栗辰也氏にお話をうかがってみた。
◆東京ガリバー松戸店
 千葉県松戸市松戸1230-1
 ピアザ松戸2F・1F・B1F
 TEL 047-366-6633
 営業時間 10:00~24:00(年中無休)
 「メダルゲームの特徴は、常連客が多く、ビデオゲームやプライズと違って人気の波が少ないこと。つまり安定した人気があるということですね。平日はこうした常連客や学生さんが中心で、土日になるとファミリーやグループで遊ばれている方が多いようです」(平栗氏)

―なるほど。最近はどんな機種が人気?
  「プッシャーゲーム、競馬ゲーム、それからポーカーやスロットなどのシングルマシンなどメダルゲームにも様々なジャンルがありますが、うちの場合、プッシャーと競馬が特に人気ですね。特にプッシャーは初心者でもメダルが長持ちするのと、あと最近のものは演出が派手で、見ているだけで楽しいですから」(平栗氏)

―プッシャーゲームというのは、メダルを投入して、台の中に積まれているメダルを押し出していくタイプのゲームのこと。そういえば、筆者が学生時代、地元のゲームセンターでよく遊んでいたのがこれだった。また最初に遊ぶ場合、メダルは何枚くらい交換すればいい?
 「お店によって相場は違うんですが、だいたい1,000円でメダル50枚~200枚くらいと交換できます。うちは通常1,000円で100枚ですが、1,000円で200枚と交換できるクーポンも配っていますので、最初は1,000円分くらいから始めてみるのがいいと思います」(平栗氏)
 
 ふむ、たしかに200枚あればかなり楽しめそう。ちなみに払出枚数が少ないお店は、その分マシンの設定を甘くしていてくれたりする(ことが多い)ので、一概に少ないから損というわけではないとのこと。よーし、大体の事情はわかったし、平栗店長には後ほどまたお話をうかがうことにして、そろそろ実際に遊んでみることにしようじゃないか!
 
■いよいよ実際にメダルゲームに挑戦! 1,000円でどこまで遊べるか!?
 メダルゲームで遊ぶ場合、まずは店内のメダル貸出機でメダルを交換してもらう必要がある。まずは1,000円から、ということで貸出機にお札を投入すると、貸出用の小さなバケツがほぼいっぱいに。あとは増やすも減らすもプレイヤー次第というわけだ。今回は、100枚でスタート。はたしてどこまで増やせるか!?
  ちなみにこのメダルはあくまで「貸し出し」扱い。もしメダルが残った場合は、お店の人に言えば預けておくことができるので、くれぐれも勝手に持ち帰ったりしないように。
 
■初心者でも長く遊べる「プッシャーゲーム」
 ということで、最初は平栗店長も「初心者向け」とオススメしていたプッシャーゲームに挑戦。投入したメダルで、中のメダルを「押し出す」からプッシャーゲーム。メダルゲームとしてはかなり昔からある、定番ジャンルのひとつだ。
  最近のプッシャーゲームの特徴は、「押し出す」要素よりも、むしろスロットや液晶などのオマケ要素に力を入れていることらしい。仕掛けは台ごとにいろいろあるが、投入したメダルや、押し出したメダルが特定のゲートを通過したりするとスロットスタート! といったものが多い様子。見事スロットが揃えば、一気に大量のメダルがゲットできるというわけだ。
  実際に遊んでみると、たしかに押し出されて出てくるメダルよりも、スロットなどの報酬メダルの方がはるかに多い。慣れてくると、かなり頻繁にスロットも回転するようになってきて、長時間遊んでいてもメダルが大きく減ることがなくなってきた。なるほど、これなら初心者でもかなり長く遊べそうだ。このままずっと遊んでいようかとも思ったけれど、きりがなさそうなので次へ。
【 ここで遊んでみたゲーム 】
ダイノマックス
タイトー
 恐竜のオブジェが印象的な大型プッシャーゲーム。液晶画面下に表示されている「エッグチェッカー」の部分をメダルが通過するとスロットスタート。立体スクリーンに大迫力の恐竜アニメーションが表示され、スロット演出を盛り上げてくれる。時おり発生するミニゲームに勝利すればジャックポットのチャンス到来!
(C)2007 TAITO CORPORATION ALL RIGHTS RESERVED.
【 ここでのメダル収支 】
100枚 → 60枚
減っちゃった!
 
■多彩なギャンブルが楽しめる「シングルマシン」
 続いてはシングルマシンに挑戦。シングルマシンというのは、ポーカーやスロットなどの、基本的に一人で遊ぶ小型マシンのこと。ゲームの種類も豊富で、ビデオポーカーなどの本格的なギャンブルを手軽に楽しめるのが大きな特徴だ。
  今回はとりあえず、ルールも簡単なスロット系のゲームに挑戦。先ほどのプッシャーゲームに比べると、シングルマシンは1ゲームあたりの時間が短いためメダルの回転が早い! これは連続で負け続けたらアッと言う間にすっからかんになってしまいそう……と思っていたら、なんといきなり70枚の中当たりゲット!! 展開が早い分、当たると大きいのもシングルマシンの特徴と言えるかもしれない。
  が、その後は特にいいところもなく、メダルはみるみる減っていくばかり。こりゃいかん、というわけで一時撤退。続いてポーカーゲームにもチャレンジしてみたものの、結局シングルマシンはどれも惨敗に終わってしまった。
【 ここで遊んでみたゲーム 】
メダルフロンティア
ルパン三世
3つの宝珠は道標

バンプレスト
メダルフロンティア
キン肉マン 復活!
悪魔超人軍団の巻

バンプレスト
セガネットワーク
カジノクラブ

セガ
 バンプレスト初のアーケード用メダルゲーム機。おなじみルパンや次元、五ェ門といったキャラクタが活躍するスロットゲームで、スロットでメダルを稼ぎながらお宝を目指して進んでいくというもの。タイトルにもある「宝珠」を見事3つ集めることができればスーパージャックポットに。  バンプレストの「メダルフロンティア」シリーズ第2弾。内容はキン肉マンを主役に、メダルを獲得しながら悪魔超人たちと戦っていくスロットゲーム。悪魔超人との対決はリールの目押し! 見事勝利してダイヤか鍵を揃えれば、悪魔将軍との対決となり、大量のメダルGETのチャンス!  オンラインで他のユーザーとの対戦が可能なカジノゲーム。収録されているゲームは、7カードスタッドポーカーと、対戦ブラックジャックの2種類。ユーザー同士でメダルを奪い合う緊張感は、オンラインならでは。別途メンバーズカードを購入することで、対戦成績などを記録しておくこともできる。

(C)モンキー・パンチ/TMS・NTV
(C)BANPRESTO 2007

(C)ゆでたまご/集英社・東映アニメーション
(C)BANPRESTO 2007

(C)SEGA
【 ここでのメダル収支 】
60枚 → 140枚 → 50枚 → 25枚
『ルパン』で増えたのに、その後やっぱり減っちゃった
 
■育成も楽しめる、最近の「競馬ゲーム」
 最後は競馬ゲーム。競馬ゲームといえば昔は、普通に着順を予想するだけのゲームだったのだが、最近のものは馬主として競走馬を育ててレースに出したりして遊ぶことができるらしい。
  ……が、実は先ほどのシングルマシンでかなりメダルを減らしてしまっていた筆者。また馬を育てるためには別途エントリーカードも必要とのことだったので、今回は泣く泣く「賭ける」方で参加することに。が、ここでも読みはさっぱり当たらず、本命に賭けたら大穴が来るわ、それならばと対抗馬に賭けてみた途端に本命が来るわと散々な結果に。とうとう最後のメダルも使い切ってしまい、最初は山盛りだったバケツもすっからかんになってしまった。ううう、今度はぜひ「育成」の方で遊んでみたい。
【 ここで遊んでみたゲーム 】
GI-TURFWILD3
KONAMI
 育成と馬券購入、どちらも楽しめるコナミの競馬ゲーム。別途エントリーカードを購入することで、持ち馬の購入や調教、配合といった「育成ゲーム」でプレイできるようになる。ここまでくるとメダルゲームというより、ほとんど普通のシミュレーションゲームと言ってしまってもいいかもしれない。
(C)2007 Konami Digital Entertainment Co.,Ltd.
【 ここでのメダル収支 】
25枚 → 0枚
まったく良いところがなく、ついにゼロ!
 
■結果的にメダルはなくなったが、コストパフォーマンスは上々
 と、いろいろあって最後は結局すっからかんになってしまったが、とりあえず今回は1,000円で1時間弱くらいは遊ぶことができた。映画が2時間で1,800円だから、大人が楽しむ娯楽としてはそれほど高いわけではないかな、という印象を受けた。それにプッシャーゲームのように、ローリスクローリターンで長く遊べるものを中心にプレイしていれば、もっと粘れたかもしれない。
  それにしても、久々にメダルゲームで遊んでみて驚いたのが、筐体の進化ぶり。見慣れたプッシャーゲームも昔と今では完全に別物だし、シングルマシンもタッチパネルやオンライン対戦機能などの搭載により、昔より格段に面白く、遊びやすくなっているのが見て取れた。もともとあった「メダルを賭ける」面白さはもとより、最近のものは演出やギミックが豊富で、純粋にゲームとして楽しめるものも多い。ビデオゲームしかやったことない、という人も、まずはプッシャーゲームあたりで一度遊んでみることをオススメしたい。

  最後に、東京ガリバー松戸店の店長・平栗氏に、メダルゲームで勝つためのコツについて聞いてみた。それによると「初心者はやっぱり、プッシャーゲームがおすすめですね。それから無闇にメダルを入れないこと。プッシャーなら、なるべくスロットやルーレットなどの役を狙っていく。そうすれば初心者でもかなり長く遊べると思います」とのこと。
  たしかに今回遊んでみたなかでも、もっともメダルの減りが少なく、安定して遊び続けることができたのがプッシャーゲームだった。手軽にメダルゲームの楽しさが味わえ、しかも長く遊べるとくれば、初心者には最適なジャンルと言えそうだ。

  最後に、これからメダルゲームを遊ぶ人に向けて平栗店長から一言。「常連さんが大半、というのは最初に言ったとおりなんですが、お店としてはやっぱり新規のお客さんに遊んでほしいです。昔はメダルゲームというと、淡々とひたすら遊ぶジャンルというイメージがあったんですが、最近はどこのお店でも、家族やカップル、友達同士で明るく遊べるようなゲームを揃えています。みんなで訪れた時などに、たまにはちょっと遊んでみてください」。
■オマケ:「キッズゲーム」は意外に穴場!?
 実はこの取材のあとにもう1件、デパートのキッズコーナーなどに置かれている「キッズゲーム」で遊んでみた。その名のとおり子供向けに作られたメダルゲームで、ドラえもんやちびまる子ちゃん、ドラゴンボールなど、おなじみのアニメキャラクタを題材にしたものが多い。
  結果から言うと、いろいろ遊んでみた中で、実はこれが今回もっとも長く遊ぶことができた。子供向けなので当然と言えば当然なのだが、かなり還元率は高く設定されているようで、いくら遊んでもいっこうにメダルが減っていく気配がない。子供に交ざって遊ぶのはちょっと恥ずかしかったが、ゲーム自体もシンプルながらけっこう面白く、またコストパフォーマンスも抜群に良い。子供連れでデパートなどに行く機会があれば、ぜひ一度遊んでみて欲しいと思う。
【 ここで遊んでみたゲーム 】
ドラえもん
SOS!いたずらネズミをやっつけろ!!

バンプレスト
ポケットモンスター
ソーナンスがころんだ!

バンプレスト
 部屋の中をうろつくネズミを、おなじみのひみつ道具でやっつけていくメダルゲーム。照準はランダムで動くので、より多くのネズミがサークル内に入った時を狙ってボタンを押そう。最初に投入したメダルの枚数に応じて、使える武器がパワーアップしていく。  ポケモンのかわいらしさを活かした「だるまさんがころんだ」ゲーム。うまくニャースのもとまで辿り着くことができればメダルゲットだが、動いているところを見つかってしまうとアウト。ニャースが後ろを向いているスキに、ボタン連打でポケモンを進ませていこう。

(C)Nintendo・Creatures・GAME FREAK・TV Tokyo・ShoPro・JR Kikaku
(C)Pokémon
(C)BANPRESTO 2006

(C)バードスタジオ/集英社・東映アニメーション
(C)BANPRESTO 2006

(C)さくらプロダクション/日本アニメーション
(C)BANPRESTO 2007

(C)藤子プロ・小学館・テレビ朝日・シンエイ・ADK
(C)BANPRESTO 2007

【 ここでのメダル収支 】
50枚 → 45枚 → 42枚
減らない! でも増えない! そして減らない!
 
 
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