『バンガイオー魂』。かつてニンテンドー64のフィールドで生まれたシューティングゲーム『爆裂無敵バンガイオー』と言う傑作を、フィールドをニンテンドーDSに復活する…。上下左右に移動しながら全方向に対して攻撃し進んでいく異色のシューティング『爆裂無敵バンガイオー』が、どのように生まれ変わったのか。その片鱗を確かめに、東京ゲームショウ2007に設置された試遊台へと足を向けてみた。
『バンガイオー』の持ち味、その魅力といえば爽快感…と良く言われていたような気がするが、実際に記憶に残っている部分の半分は「ストーリー」だったりしないだろうか、諸君。とてつもなくバカバカしいストーリー展開に、目が丸くなったり開いた口が塞がらなかったりしたはずだ。しかし残念ながら、試遊機としておかれた『バンガイオー魂』には、ストーリーデモは用意されていなかった。残念ではあるが、発売時の楽しみに取っておくとして、残りの半分の爽快感を中心に見てみようか。
ゲームのルール自体は『爆裂無敵~』とほぼ同一。迷路状のフィールドを壁を破りながら突き進み、ゴールとなる敵オブジェクトを破壊する。64(あるいはDC)からニンテンドーDS版となったことで、操作性は変化しているが、ゲーム自体のイメージは非常に近いと言っていいだろう。
『バンガイオー魂』では、新たな武器としてバットなどが用意されている。このバットの使い勝手は悪くない。一振りで目前の“ツブツブ”をざっくりと削り取れる。また、ホーミング弾・反射弾のほかにソードやナパームといった多彩な武器が用意されている。二種類の武器をBボタンとYボタンに割り振り、反射弾とバット・ホーミング弾とシールドなどを装備して出撃する。実際にはこれらの組み合わせがどうなるのかは不明だが、試遊機バージョンではさまざまな武器を自由に組み合わせて試すことが可能だった。
さて、ゲームプレイを開始する。最初の印象はやはり「画面が小さい」だ。DSのモニタの下を通常画面、上を全体マップとレーダーとして使用している。画面の小ささから、どうしてもチマチマした感じは否めない。敵機も自機も小さい。敵弾・自弾の軌跡は細い。が、プレイを始めると、どうせ画面は弾幕だらけ。集中力を要することもあり、それほど気にならないと思い始めた。
期待の全方向カウンターだが、当然凄い勢いで実装されていた。弾丸の軌跡で画面が埋め尽くされる。今回はWi-Fiで4人同時プレイが可能なので、一気に400発…を見たかったのだが今回はまだWi-Fiでは遊べなかったので、これはまた今度。だって一人だって気持ちがいいんだもの!Lで溜めて…溜めて…100発同時発射!引き付ければ引き付けるほど一気に始末出来る。画面中が自弾で埋め尽くされて、大量の敵機が一瞬で消滅していく。ちなみに、Rでは別のカウンター攻撃を発射できるようだが、試遊段階では確認できなかった。残念。
現時点では、まだストーリーが無いこと、おそらくステージ構成も製作中であろうことで、かつての『爆裂無敵バンガイオー』の興奮(…?)を得られるほどではないという印象ではあったが、今後の実装には期待が持てた。





