●今回、楽曲提供のオファーがあった時の感想を聞かせてください
森口さん:「私は今まで、オリジナル曲を150以上発表させて頂いていますが、その中には、いつまでも歌い続けたいと強く思っているものがあります。私を歌手としてデビューさせてくれた「水の星へ愛をこめて」。初めて紅白に出場することができた「ETERNAL WIND~ほほえみは光る風の中~」。2曲とも、歴史がある上に幅広いファンの方々から支持されている「ガンダム」を歌った曲ですから、私はヴォーカリストとして、とても誇りに思っています。今回の3度目になる「ガンダム」とのめぐり合いには、運命的なものを感じますし、嬉しいですね」
●エンディングテーマ「それでも、生きる」では、作詞も手掛けられています。何をテーマとして作詞されましたか。
森口さん:「「それでも、生きる」は、“何があっても生き続ける”ということをテーマにしています。私たちは、時には大切な人を失うことがあります。けれども、愛する人たちの側にいられなくなったとしても、私たちは生きていなければ時がある―。そんな想いを込めて作詞をしました。実は、私が普段書いている曲のテーマと、「ガンダム」のテーマは、リンクしていることが多いんです。今回も、詞に関しては1発オーケーでした」
●では、「水の星へ愛をこめて」や「ETERNAL WIND~ほほえみは光る風の中~」を歌った時と、今回の作詞では、テーマは変化していますか
森口さん:「根底にあるテーマは変わりません。“地球愛”や“宇宙愛”です。ただ、OP「もうひとつの未来~stray spirits~」は、“熱い部分”と“冷めた部分”を併せ持った、私の曲の中では新しいジャンルといっても良いほど、新たな試みに仕上がっています。それに歌い方も、今まであまりやらなかった手法です。私の曲は、出だしが高音から入るものが多いのですが、今回は低音から入っていく重みを感じさせる歌い方をしています。何があっても揺らぐことのない魂をイメージして歌いました」
●「もうひとつの未来~stray spirits~」は、ゲーム開始直後のオープニングで流れます。そのオープニング映像をご覧になって、どのような感想を持ちましたか
森口さん:「普通は今回のようなケースだと、予めできあがったものに曲をつけることが多いのですが、今回は私の曲に合わせてオープニング映像を作っていただきました。最初は絵コンテという平面の世界だったものが、リアルで立体的なCGになっていく過程は、見ていてとても感動的でした。エンディングで流される映像も、曲のイメージに合わせたものになるそうなので、そちらも楽しみです」
●スペシャルステージで、「ガンダム」ファンには堪らない名曲をライブで披露しましたが、久々に歌った気持ちはいかがでしたか
森口さん:「自分の昔の歌を聴くと、“ああ、今よりも声が若いなあ”と思うんですが、あえてその当時を再現しようとはしませんでした。若い自分の歌い方を真似するよりも、その後に積み重ねてきたものを表現することのほうが、今できることとしては正しいと思うからです。歌は“人間表現”ですから。観客の皆さんには、私が重ねた歴史を感じて頂けたら嬉しいですね」
●スペシャルステージでは、普段森口さんが歌を披露されるライブ会場とは違って、他ブースの音声や人の話し声などがありました。そのような特殊な環境で歌うことは難しくはなかったですか
森口さん:「どんなに違う場所や時間であっても、自分のステージは変わりません。私は昔、スーパーの脇で歌っていたこともありますから、聴いていただけるなら、どこがステージでも歌えます。昨日のスペシャルステージでは、歌っている最中にどんどん聴きに来てくれる方が増えていったので、嬉しかったですね。ライブでしたが、熱く盛り上がるというよりは、皆さんはしっかりと曲を聴いてくれていると感じました。私の曲が、それぞれの方の思い出や歴史の一部になっていると思うと、本当にやって良かったです」
●では、最後にファンの方へメッセージをお願いします
森口さん:「『Gジェネ スピリッツ』は本当に多くの方が魂を込めて作っている作品です。曲の方も、“一言入魂”という感じに歌っています。ゲームともども可愛がってくださいね。12月におこなうライブでも歌いますので、そちらも楽しみにしていてください」
なお、オープニングテーマ「もうひとつの未来~stray spirits~」と、エンディングテーマ「それでも、生きる」を収録したマキシシングルが、ソフト発売前日の11月28日(水)にリリースされるとのこと。価格は1,050円(税込)となっている。 |