9月上旬に発表されたばかりにも関わらず、その独特な雰囲気と、特徴あるシステムで会場でも注目を集めていたニンテンドーDS用ADV『ルクスペイン』。“伝奇ジュブナイル・アクティブADV”というジャンル名どおり、おどろおどろしい雰囲気のなか、特殊な力を持った少年と精神寄生体「サイレント」との戦いを描くアドベンチャーゲームだ。
23日(日)の午後、マーベラスエンターテイメントブースのステージにて、本作品に関するトークショウが行なわれた。どこかで聞いたことのある歌声とともに流れたプロモーション映像のあと、司会進行役の案内により、飛塚プロデューサーと、広報の山岸氏が登場した。
飛塚氏によると、本作品のスタッフは豪華で、音楽は、ゲーム音楽というジャンルでは、言わずと知れた巨匠・伊藤賢治氏が担当し、主題歌を『新世紀エヴァンゲリオン』で知られる高橋洋子が歌う。また、起用している声優がスライドで7人明かされ、宮野真守、名塚佳織、榎本温子、子安武人など、いずれも主役を張ってもおかしくない面々。そしてそのスライドでは登場していなかった、3人のキャラクターの声優がこの日のステージに現れた。
嬉多村英梨氏が声を当てるノーナ・デーベライナーは主人公が所属する組織の天才オペレーター。越田直樹氏が担当する宇波リョウは、高校生ながら古書店店主という理知的なキャラクター。この日もっとも会場を沸かせた中村悠一は、古武道をたしなみながら実はケーキ屋という、御堂アキラという高校生を演じている。
『ルクスペイン』の印象について聞かれ、「世界観が怖そう、ひとりでプレイできない」(嬉多村氏)、「怖いもの見たさだけど、見ちゃいけない、という感覚もある」(越田氏)とコメント。続いて「主人公が持つ“相手の心を読む”という能力が使えたら?」と質問された中村氏は「昼間からいやらしいことを考えてしまいました。もし使えるなら使いたいですね、たとえ命の半分を取られるとか、そんなリスクがあっても」と答え、会場の笑いを誘った。
その後声優さんによるゲームプレイのコーナーに。主人公の能力を使った本作品独自の「Σシステム」を体験した。このシステム中、上画面には主人公アツキの目で見る他人の心象風景が表示され、その状態で下画面に表示された現実の空間を削ると「サイレント」が出現。「サイレント」を倒すとキーワードが手に入り、これを相手につきつけて、動揺した相手の心象風景を見るというシステムだ。
まず嬉多村氏が序盤の「Σシステム」に挑戦、中村氏が解説……しようとするも、「結構ゲームはする」という嬉多村氏が瞬時にクリアしてしまい、中村氏は解説できず。このゲームをこの日初めて見て解説しようのない中村氏にとっては、嬉多村氏のプレイは、まさに空気を読んだものとなった。
次は越田氏がより難しめの「Σシステム」に挑戦、ふたたび中村氏が解説……しようとするも、やはりゲーム内容がいまいちわからないからか司会担当に「今朝は何を(食べましたか)?」などとボケているうちに、「Σシステム」はタイムオーバーとなってしまった。
これにてイベントは終了。最後にひと言求められ、「デキる女ノーラは、主人公と一緒にいることが多くて、重要な台詞も多いので一言一句も逃さないで聞いてください」(嬉多村氏)、「結構テンパりましたが頑張ったので、ぜひよろしくお願いします!」(越田氏)、「自分のゲーマーなので、最初に資料を見たときにイトケンさんの名前があって(ビックリ)。どんな場面でどんな曲が流れるのか楽しみですね」(中村氏)とコメント。ボケてボケてボケ倒し、最後に期待感を持たせた中村氏の、会場の空気の読みっぷりが印象に残ったステージだった。




