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まさに大苦戦!PS3の1周年を販売台数推移から振り返る!
2007.11.16
関連URL:「プレイステーション3」公式サイト
   
 
 2006年11月11日(土)、日本各地で大きな混乱と行列に見舞われながらソニー・コンピュータエンタテインメント(以下SCE)のプレイステーション3(以下PS3)が発売された。プレイステーション、プレイステーション2と2世代続けて日本のコンシューマ市場の主役の座を奪っていたSCEが贈る次世代機とあって、発表時から大きな注目を集めていた新ハードであった。毎度のことではあるが、ジーパラ編集部も当日はホントに大変だった
  しかし、発売から数週間後には動きが沈静化。PS3本体を発売日に手にすべく、ホンキで必死に予約した【まろん】が泣き明かすほど、いつでもどこでも買うことができるようになっていた。では、PS3本体は一体どんな販売推移を辿ったのか?
 
■SCE初の「バージョン違い」リリース! 売れたのはどっち?
 ハードディスク容量が20GBと60GBという、2種類の本体が用意されたPS3。機能性が高いぶん値段も高い60GBモデルか、機能に制限はあるが1万円程度安い20GBモデルか。ユーザーがどちらを選ぶのか、最初の興味はその点であった。
  そこで発売月を見てみると、60GBモデルが約95,000台で20GBモデルが約92,000台と、ほとんど差はない。しかし、12月以降はそれが一変。60GBモデルを選ぶユーザーが圧倒的になってきた。やはり「機能制限」の部分がネガティブな印象を与えてしまったのだろうか。ただ、発売直後はどうしたって品薄になるため、「もう買えるんならどっちでもいい」という心理のユーザーが多かったようだ(あるいは単純に詳細は気にせず価格のみを考慮したのかもしれない)。
  結果、1周年での累計販売台数は60GBモデルが約870,000台、20GBモデルが約390,000台。ダブルスコアとなった。以前もコチラの記事で書いたが、結局のところユーザーは値段よりも機能を取ったということになる。
  では、その“機能”における最大のポイントはどこか? 具体的には20GBモデルには「メモリースティック・SDカード・Compact Flash・ワイヤレスLANがない」である。前述のとおり【まろん】はPS3を持っている。あぁ、持っているよ。発売日に手に入れたよ。同時購入ソフトは『機動戦士ガンダム ターゲット イン サイト』だよ。と、感情が入って話がそれたが、正直「メモリースティック・SDカード・Compact Flash」は使ったことがない。いや、むしろ使おうと思ったことすらない。しかし、60GBモデルじゃないとダメであった。なぜなら「ワイヤレスLAN」が必須だったから。ウチ、PCを置いてある部屋が別なんだよ。と、考えるともし20GBモデルにワイヤレスLANが付いていれば、そっちを買っていたかもしれない。こんな【まろん】と同じ境遇のユーザーがどれだけいるかはわからないが、てことは、仮に値段設定が同じで20GBモデルにワイヤレスLANが付いていたら、もっと本体が売れていた!?
 
■最高の販売数を記録したのは発売翌月! ここまでは好調!?
 下のグラフに目を向けると、多少の変動がありつつも全体的に毎月の販売台数が減少していることが伺える。まぁ、これはどんなハードであっても同じことなので特に大きく取り上げることでもないが、問題はその台数。100,000台を切ることは当たり前で、5月・6月にいたっては50,000台以下。何かと比較されるWiiがこの頃も順調に品切れで推移していたことを踏まえると、PS3の苦戦は明らか。なぜか?
  ひとつは新作不足。なんと、2007年5月~同年6月に発売されたPS3用タイトルは7作品。5月なんて『NBAストリート ホームコート』のみ。そして、本作の累計販売本数は約5,000本(2007年11月11日(日)現在)。む、むぅ…。6月はかろうじて『NINJA GAIDEN Σ(シグマ)』が発売されたが、それでも閑散期ということもあって、大盛り上がり! にはならなかった。
  再びPS3の月間販売台数が100,000台を超えたのが2007年8月。夏商戦の真っ最中だ。やったね! しかし、なんと同月に発売された新作は『ブレイドストーム -百年戦争-』のみ。しかも、8月30日(木)。夏休み終わりですよ。では、何が牽引したのか? まぁ言うまでもなく7月26日(木)発売の『みんなのGOLF 5』である。同梱パックも発売されたし、ソフト単体+同梱パックで約360,000本のセールスを記録しているし(2007年11月11日(日)現在)。日本人って意外とゴルフ好き?
(C)Sony Comuputer Entertainment Inc.
  ところが、9月には『みんゴル』効果もほぼ消滅。本体の販売台数も50,000台程度に戻ってしまった。他のタイトルにも言えることだが、その都度“目玉タイトル!”としてリリースされるソフトがどれも一過性のものとなってしまっているような気がする。『ガンダム無双』とか『NINJA GAIDEN Σ(シグマ)』とか。なので一瞬の盛り上がりはあるのだが、それが続かない。とは言えそれでも“目玉タイトル!”が連続で発売されればまだマシなのかもしれないが、やはり間隔は空いてしまう(まぁ、毎月毎月“目玉、目玉!”と言われるのもどうかと思うが)。なんだろう? 瞬間の“流行”は作れるけれど、それを“文化”として定着させるには至らない、みたいな状態が現在の苦戦につながっているという印象だ。
 
▼ PS3販売台数推移 ▼
※上記数字は2006年11月11日(土)~2007年11月11日(日)の期間のもの。メディアクリエイト調べ。
 
■ところでソフトは? あら、10万本以上は7タイトル?

 ハードの推移がわかったところで、ソフトに目を向けてみよう。2007年11月11日(日)現在、発売済みのPS3ソフトは全部で54タイトル。平均すると月間4.5タイトルのペースでリリースされてきたことになる。週に換算すると、だいたい1タイトルのペース。「毎週毎週、1タイトルずつ新作が発売されてきたんだ」と考えると、なんとなくそれはそれですごいような気になってくる。しかし、現実にはそんなことは行われていない。だまされないぞ! いや、そもそも妄想だ。
  で、これら54タイトルのうち、累計販売本数が10万本を超えているのは、なんと7タイトル。しかし、最高が『みんなのGOLF 5』の約360,000本であることからもわかるとおり、50万とか100万の世界に到達した猛者はまだいない。いまのところだと、これから発売される『グランツーリスモ5 プロローグ』が“未知の領域”に最も近いのだろうか?
  余談だが、累計販売本数が10,000本以下のタイトルは19作品。この中には、なんとジーパラ編集部で大盛り上がり中の『THE EYE OF JUDGMENT BIOLITH REBELLION ~機神の叛乱~ SET.1』も含まれている! ショック!

タイトル メーカー名 発売日 税込価格 累計販売本数
みんなのGOLF 5 SCE 070726 ¥5,980 363,000
ガンダム無双 バンダイナムコゲームス 070301 オープン 268,000
真・三國無双5 コーエー 071111 ¥7,560 188,000
リッジレーサー7 バンダイナムコゲームス 061111 ¥7,329 132,000
機動戦士ガンダム ターゲット イン サイト バンダイナムコゲームス 061111 ¥7,329 132,000
RESISTANCE(レジスタンス)~人類没落の日~ SCE 061111 ¥5,980 126,000
ブレイドストーム -百年戦争- コーエー 070830 ¥8,190 107,000
バーチャファイター5 セガ 070208 ¥8,190 83,000
アーマード・コア4 フロム・ソフトウェア 061221 ¥8,190 82,000
NINJA GAIDEN Σ(シグマ) テクモ 070614 ¥7,800 79,000
モーターストーム SCE 061214 ¥5,980 67,000
プロ野球スピリッツ4 KONAMI 070401 ¥7,329 64,000
GENJI -神威奏乱- SCE 061111 ¥5,980 58,000
ぼくのなつやすみ3 -北国篇- 小さなボクの大草原 SCE 070705 ¥5,980 57,000
The Elder Scrolls IV : オブリビオン スパイク 070927 ¥8,190 51,000
RISE FROM LAIR (ライズフロムレア) SCE 071011 ¥5,980 40,000
レインボーシックス ベガス ユービーアイソフト 070628 ¥7,140 35,000
FolksSoul(フォークスソウル) -失われた伝承- SCE 070621 ¥5,980 35,000
FORMULA ONE CHAMPIONSHIP EDITION SCE 061228 ¥5,980 34,000
ENCHANT ARM (エンチャント・アーム) フロム・ソフトウェア 070125 ¥8,190 33,000
コール オブ デューティ 3 スパイク 070614 ¥7,140 32,000
湾岸ミッドナイト 元気 070726 ¥7,329 31,000
ニード・フォー・スピード カーボン エレクトロニック・アーツ 061221 ¥7,329 30,000
忌火起草 セガ 071025 ¥7,980 30,000
パワースマッシュ3 セガ 070308 ¥7,329 28,000
ソニック・ザ・ヘッジホッグ セガ 061221 ¥7,140 27,000
アガレスト戦記 コンパイルハート 070927 ¥7,140 23,000
ウイニングポスト7 マキシマム2007 コーエー 070329 ¥7,560 20,000
麻雀格闘倶楽部 全国対戦版 KONAMI 061116 ¥5,229 19,000
アントールド レジェンド ダークキングダム スパイク 070222 ¥7,140 16,000
ミスト オブ カオス アイディアファクトリー 070322 ¥7,140 14,000
ブレイジング・エンジェル ~SQUADRONS OF WW II~ D3パブリッシャー 070705 ¥7,140 14,000
ラチェット&クランク FUTURE SCE 071111 ¥5,980 12,000
宮里三兄弟内蔵 SEGA GOLF CLUB セガ 061111 ¥7,140 12,000
NBA 07 SCE 070111 ¥5,980 11,000
ゴーストリコン アドバンス ウォーファイター2 ユービーアイソフト 071108 ¥7,140 -
スパイダーマン3 アクティビジョン 071017 ¥7,140 -
アイ・オブ・ジャッジメント BIOLITH REBELLION ~機神の叛乱~ SET.1 SCE 071025 ¥9,980 -
Railfan(レールファン) 音楽館 061221 ¥8,190 -
マーベル アルティメット アライアンス インターチャネル・ホロン 070628 ¥7,140 -
Def Jam ICON エレクトロニック・アーツ 070621 ¥7,329 -
ゴッドファーザー ドン・エディション エレクトロニック・アーツ 071011 ¥7,329 -
ファイトナイト ラウンド3 エレクトロニック・アーツ 070315 ¥7,329 -
麻雀大会 IV コーエー 061122 ¥5,040 -
山佐DigiワールドSP パチスロ戦国無双 ヤマサエンタテインメント 070906 ¥6,090 -
NBAストリート ホームコート エレクトロニック・アーツ 070524 ¥7,329 -
ジーワン ジョッキー4 2007 コーエー 071101 ¥7,560 -
メジャーリーグベースボール 2K7 スパイク 070726 ¥7,140 -
NBAライブ08 エレクトロニック・アーツ 071108 ¥7,329 -
メガゾーン23 青いガーランド コンパイルハート 070913

¥7,140

-
ニード・フォー・スピード カーボン (EA BEST HITS) エレクトロニック・アーツ 071025 ¥3,129 -
マッデンNFL07 エレクトロニック・アーツ 070426 ¥7,329 -
Railfan(レールファン) 台湾高鉄 音楽館 071101 ¥6,090 -
ジーワン ジョッキー4 2007 & ウイニングポスト7 2007 プレミアムパック コーエー 071101 ¥11,340 -
※上記販売本数は限定版、同梱版なども含んだ数字です。
 
■求められているのはやっぱり『FF』シリーズ? 救世主はいつ?
(C)Sony Comuputer Entertainment Inc.
 改めて話をハードに戻すと、PS3本体各種の現状の累計販売台数は60GBモデルが約870,000台20GBモデルが約394,000台、そして発売されたばかりの40GBモデル(新型PS3)が約37,000台。そして、合計で約130万台となっている。下位互換を廃して値段を下げ、さらに『真・三國無双5』同梱モデルも用意。そしてプロモーションにも注力。その結果、11月11日(日)時点で10月期の販売台数を超えることに成功した。こうした施策が功を奏したと言えるだろう。
  しかし、PS3が本当に数字を伸ばすためには、もっと別の“何か”が必要だと推測される。そして、それはおそらく『ファイナルファンタジー』シリーズ、『ドラゴンクエスト』シリーズに代表される「大作RPG」だ。
 かつてPS2で大きなセールスを記録し、ハードの普及に貢献したタイトルと言えば『ファイナルファンタジーX』、『グランツーリスモ』シリーズ、『鬼武者』シリーズ、『みんなのGOLF 3』、『メタルギア ソリッド2 サンズ・オブ・リバティ』、『ワールドサッカー ウイニングイレブン』シリーズ、
(C)Sony Computer Entertainment Inc. All manufacturers, cars, names, brands and associated imagery featured in this game are trademarks and/or copyrighted materials o ftheir respective owners. All rights reserved. Any depiction or recreation of real world locations, entities, businesses, or organizations is not intended to be or imply any sponsorship or endorsement of this game by such party or parties.
『真・三國無双』シリーズなどなど。その当時に売れたからといって、また同じシリーズ作品が同じように売れるとは限らないが、一定以上の市場を獲得したシリーズの最新作であれば、再びそれなりの結果を出してくれるハズ。それはSCEもソフトメーカーも小売店もメディアも、みんなそう考えているだろう。で、PS3のほうに目を戻すと、すでに『みんなのGOLF 5』『真・三國無双5』が発売済みで、『グランツーリスモ5 プロローグ』もそろそろ出る(たぶん)。さらに『ワールドサッカー ウイニングイレブン2008』も2007年11月22日(木)発売だ。さらに、『メタルギア ソリッド4』も2008年の早いうちにリリースされる(きっと)。と、考えていくと残りは…『鬼武者』? お、オニ……の代わりになるのがおそらく『デビル メイ クライ4』だと思うのだが。
  で、やや脱線したが、やっぱり残りは『ファイナルファンタジーXIII』になるだろう。PS3の発表と近いタイミングでリリースされることが明かされたにも関わらず、いまだに発売日は未定のまま。いったい、いつになることやら。…まさか、その日まで苦戦が続いたりしないよね?

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