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全国ランキング-特別編-  
ほんとにWiiは好調か?PS3とWiiの本体販売台数を比較した!
2007.04.11
関連URL:「プレイステーション3」公式サイト
関連URL:「Wii」公式サイト
 
  2006年末に発売されたPS3とWii。両ハードとも発売から3ヶ月が経過し、早くもその販売動向に差がつき始めている。
  すでに市場に潤沢に出回っていて“いつでも買えるPS3”と、発売以降、絶えず品薄で“なかなか買えないWii”。では、実際に各ハードはどれくらい売れているのだろうか?
■PS3は81万台で、Wiiは196万台!その差は2倍!
 2007年4月1日(日)時点における本体の累計販売台数はPS3が約81万台で、Wiiが約196万台。その差はなんと、約115万台。実に、2倍以上の差がついている。PS、PS2と市場の中核を担っていたSCE陣営にとっては、“想定外”と言ってもいい状況かもしれない。逆に任天堂にとっては、まさに“計画どおり”なのではないだろうか。
  ちなみに、PS3発売日の2006年11月11日(土)から2007年4月1日(日)までの、週間販売台数を表したのが下のグラフ。21週間の推移を示している。また、関係ないが参考としてニンテンドーDS Lite(ニンテンドーDS含む)の数字もグラフに載せている。
▼ PS3およびWiiの週間販売台数推移 ▼
 
▼ PS3およびWiiの累計販売台数推移 ▼
※上記数字は2006年11月11日(土)~2007年4月1日(日)の期間のもの。メディアクリエイト調べ。
 

 まず、PS3について見てみよう。
  発売初週の販売台数は、約8万台。初回出荷数の少なさが指摘されていたが、それが改めて浮き彫りになっている。そこから年末商戦期(2006年12月11日(月)~2007年1月7日(日)の4週)に数字を伸ばしているが、それでも1週の販売台数は10万台に達していない。その後、週平均約2万台と低迷。2007年3月1日(木)の『ガンダム無双』で若干、数字を上げるものの、それでも約4万台止まり(上記グラフ▲4)。緩やかに右肩下がりとなってしまっている。

 一方Wiiだが、約35万台を販売した発売日(▲1)の次にグラフが盛り上がっているのが2006年12月18日(月)の週(▲2)。クリスマス需要を見越して、出荷台数が多かったのだろう。そして、年始早々の2007年1月1日(月)の週に再び盛り上がりを見せ(▲3)、その後はPS3と同様になだらかなラインを描いている。しかし、春商戦突入となる2007年3月12日(月)の週とその翌週にまたも、数字を伸ばしている(▲5)。

 PS3に関しては、全体的に動きが鈍いだけに特徴の見出し方が難しいが、強いて言うなら「商戦期の需要増よりもキラータイトルに影響されている」となるだろうか。そしてWiiのほうは「出荷数アップによって需要と供給のバランスがやや整う商戦期に伸びる」と、言えるだろう。

 
■ハードは絶好調のWiiだが、ソフトはそうでもない!?
 では、両ハードのソフトの販売状況はどうだろうか? 下記表1がPS3ソフトの累計販売数を示したもので、表2がWiiソフトのものである。
  PS3ソフト23作品の全販売本数を合計すると、約109.7万本。装着率は1.35となる。一方Wiiは、38作品で約451.6万本。同じく装着率は2.30。やはり、ハードの普及台数が多い分、装着率もWiiのほうが高い。発売から3ヶ月で装着率が2本を超えているというのも、Wiiの好調ぶりを示す数字のひとつだと言えよう。
  ところが、PS3の装着率1.35は低めだと言わざるを得ない。いまだに、PS3ソフトを1本しか買っていないユーザーが多い、ということになるためである。とはいえ、これは潤沢なPS2タイトルがプレイ可能、という同ハードの特性が影響を与えているのかもしれない。
▼ 表1 PS3タイトル累計販売本数 ▼
順位 タイトル メーカー 発売日 価格 実売累計
1 ガンダム無双(同梱版含む) バンダイナムコゲームス 07/03/01 オープン 238,000
2 機動戦士ガンダム ターゲット イン サイト バンダイナムコゲームス 06/11/11 7,329 128,000
3 リッジレーサー7 バンダイナムコゲームス 06/11/11 7,329 125,000
4 RESISTANCE(レジスタンス)~人類没落の日~ SCE 06/11/11 5,980 117,000
5 アーマード・コア4 フロム・ソフトウェア 06/12/21 8,190 77,000
6 バーチャファイター5 セガ 07/02/08 8,190 73,000
7 モーターストーム SCE 06/12/14 5,980 61,000
8 GENJI -神威奏乱- SCE 06/11/11 5,980 54,000
9 FORMULA ONE CHAMPIONSHIP EDITION SCE 06/12/28 5,980 29,000
10 ENCHANT ARM (エンチャント・アーム) フロム・ソフトウェア 07/01/25 8,190 29,000
11 ニード・フォー・スピード カーボン エレクトロニック・アーツ 06/12/21 7,329 27,000
12 ソニック・ザ・ヘッジホッグ セガ 06/12/21 7,140 25,000
13 プロ野球スピリッツ4 コナミ 07/04/01 7,329 20,000
14 パワースマッシュ3 セガ 07/03/08 7,329 19,000
15 麻雀格闘倶楽部(マージャンファイトクラブ) 全国対戦版 コナミ 06/11/16 5,229 15,000
16 アントールド レジェンド ダークキングダム スパイク 07/02/22 7,140 12,000
17 宮里三兄弟内蔵 SEGA GOLF CLUB セガ 06/11/11 7,140 12,000
18 NBA 07 SCE 07/01/11 5,980 9,000
19 ウイニングポスト7 マキシマム2007 コーエー 07/03/29 7,560 8,000
20 ミスト オブ カオス アイディアファクトリー 07/03/22 7,140 7,000
21 Railfan(レールファン) 音楽館 06/12/21 8,190 7,000
22 麻雀大会 IV コーエー 06/11/22 5,040 5,000
23 ファイトナイト ラウンド3 エレクトロニック・アーツ 07/03/15 7,329 3,000
 
▼ 表2 Wiiタイトル累計販売本数 ▼
順位 タイトル メーカー 発売日 価格 実売累計
1 Wiiスポーツ 任天堂 06/12/02 4,800 1,285,000
2 はじめてのWii パック 任天堂 06/12/02 4,800 1,097,000
3 ゼルダの伝説 トワイライトプリンセス 任天堂 06/12/02 6,800 430,000
4 おどるメイドインワリオ 任天堂 06/12/02 5,800 374,000
5 ポケモンバトルレボリューション ポケモン 06/12/14 5,800 249,000
6 ファイアーエムブレム 暁の女神 任天堂 07/02/22 6,800 122,000
7 ドラゴンボールZ スパーキング!NEO バンダイナムコゲームス 07/01/01 7,140 120,000
8 縁日の達人 バンダイナムコゲームス 06/12/02 5,040 81,000
9 NARUTO -ナルト- 疾風伝 激闘忍者大戦!EX タカラトミー 07/02/22 6,800 77,000
10 BLEACH Wii 白刃きらめく輪舞曲(ロンド) セガ 06/12/14 7,140 66,000
11 エキサイト トラック 任天堂 07/01/18 5,800 64,000
12 スイングゴルフ パンヤ テクモ 06/12/02 6,090 58,000
13 エレビッツ コナミ 06/12/02 6,090 57,000
14 たまごっちのピカピカだいとーりょー! バンダイナムコゲームス 06/12/02 6,090 47,000
15 クレヨンしんちゃん 最強家族カスカベキング うぃ~ バンプレスト 06/12/02 6,090 44,000
16 SDガンダム スカッドハンマーズ バンダイナムコゲームス 06/12/02 6,090 43,000
17 スーパーモンキーボール ウキウキパーティー大集合 セガ 06/12/02 6,090 33,000
18 レッドスティール ユービーアイソフト 06/12/02 6,800 32,000
19 コロリンパ ハドソン 06/12/02 6,090 25,000
20 カドゥケウスZ 2つの超執刀 アトラス 06/12/02 6,090 22,000
21 GT pro series [ジーティー・プロシリーズ] エム・ティー・オー 07/01/11 6,090 22,000
22 ソニックと秘密のリング セガ 07/03/15 7,329 19,000
23 ボンバーマンランド Wii ハドソン 07/03/08 6,090 19,000
24 めざせ!! 釣りマスター ハドソン 07/03/29 5,040 19,000
25 アイシールド21 フィールド最強の戦士たち 任天堂 07/03/08 5,800 17,000
26 ニード・フォー・スピード カーボン エレクトロニック・アーツ 06/12/21 6,090 16,000
27 クッキングママ みんなといっしょにお料理大会! タイトー 07/02/08 6,090 13,000
28 ネクロネシア スパイク 06/12/02 7,140 11,000
29 ジーワン ジョッキー Wii コーエー 07/03/15 6,090 10,000
30 ラビッツ・パーティー ユービーアイソフト 06/12/14 5,800 10,000
31 モンスター4×4 ワールドサーキット ユービーアイソフト 06/12/21 5,800 8,000
32 麻雀大会 Wii コーエー 07/01/25 5,040 8,000
33 ウィングアイランド ハドソン 06/12/02 6,090 6,000
34 電車でGO!新幹線EX 山陽新幹線編(同梱版含む) タイトー 07/03/01 6,090 6,000
35 カーズ THQジャパン 07/03/22 6,090 2,000
36 三國志11 with パワーアップキット コーエー 07/03/21 10,290 1,700
37 スポンジ・ボブ THQジャパン 07/03/15 6,090 1,500
38 パズルシリーズ Vol.1 SUDOKU 数独 ハドソン 07/03/21 3,990 1,000
※上記数字は2006年11月11日(土)~2007年4月1日(日)の期間のもの。メディアクリエイト調べ。
 

 しかし、Wiiで気になることが1点。それは『Wii Sports』『はじめてのWii パック』と、他タイトルとの差である。
  両タイトルの合計は約238.3万本。これは全Wiiソフト販売本数の約52.8%にあたる。つまり、Wiiユーザーの大半は「『Wii Sports』+もう1本」「『はじめてのWii パック』+もう1本」「『Wii Sports』+『はじめてのWii パック』」という購入パターンを行っていると考えられる。こうした「キラータイトル+何か」という購入状況はロンチ時には珍しくない。しかし、ここまで販売本数に差があるのは、問題だろう。なぜなら『Wii Sports』『はじめてのWii パック』に続く“おもしろい”タイトルが発売されていないため、『Wii Sports』『はじめてのWii パック』に飽きると、一気に「Wii熱」が冷めてしまうからである。特に、Wiiは「体感性」を押し出し、従来のゲームとは異なる遊び方を打ち出してきたハードである。それにも関わらず後続がないということは、その「異なる遊び方」への“打ち止め感”にも、ひいては“Wiiの意義”にもつながってしまう恐れがある。『Wii Sports』『はじめてのWii パック』に続く“第3のタイトル”のリリースは、ユーザーが“飽きて”しまう前に、任天堂が早急に解決しなければならない課題だと言えるだろう。

 では、すぐにPS3が市場を取り戻すのか。もちろん、そんなことはあり得ない。Wiiがどうこう、という前に、まずハードを牽引してくれるタイトルをリリースしなければならないのである。なぜなら、ハードは市場に溢れているのだから。
  PS3には前述のとおり、『ガンダム無双』で本体の販売が伸びたという実績がある。今後もこうしたユーザーの心を動かすタイトルを発売していけば、本体も売れていくと推測される。有力タイトルのリリースが必要ということでは、PS3もWiiと同じ。ただ、Wiiとはその路線が異なるというだけである。

 ハードが順調に推移しているWiiも、苦戦中のPS3も、今後数字を伸ばしていくにはそれぞれに応じたタイトルが必要だと言えよう。それを怠ってしまえば、どちらも現状を打破できずに終わってしまうかもしれない。


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