PS3『Killzone2』開発順調 気になる日本での発売は!?
10日深夜、ソニー・コンピュータエンタテインメント(以下、SCE)は、カンファレンスに先立ち、新作イベントを行った。 今回お披露目となったのは、ファーストパーソンシューティング『Killzone2』。SCEワールド ワイド スタジオの作品。 前作『Killzone』は、プレイステーション2用ソフトとしてリリースされ、世界で200万本以上のヒットを記録。SFでアニメ的な独特の世界を持つストーリーに加え、まるで命があるかのように動くキャラクタのAI、攻略がいがある知略が必要な戦闘、ネットを通じた協力プレイなどで、多くのプレイヤーが支持。ゲームの本筋は、反勢力Vekta(ベクタ)とプレイヤーたちの抗争が描かれている。 不気味な赤く光るゴーグルを身に着けたVektaの兵士たちのイメージイラストは非常に印象的で、読者の記憶にも残っているのではないだろうか。
もともと『Killzone』は、オランダ アムステルダムに拠点を置く開発スタジオ「Guerrilla B.V.」の手によるものだが、SCEグループ全体のソフトウェア戦略上で2005年12月7日に買収。プレイステーション3用ソフトとして続編の着手が伝えられていた。 今回お披露目になったのは、ムービーシーンからシームレスにプレイ画面に移行する様子。そしてミッションをクリアするまでのプレイシーン。 撮影が禁止されていたため、絵でお伝えすることができないのが非常に残念だが、ムービーシーンからプレイに移行する際に、まったく違和感を感じることがないと実感。また、入り組んだ迷路のような複雑なステージ、画面に所狭しと映し出されるキャラクタたちがいても、途切れないプレイは、PS3の力だけではなく、開発力の高さを垣間見た。また遠目で一緒分からないが、自分の命を狙うVekta兵の光る目に翻弄され、恐怖感を植えつけられるといった本作ならではの演出の魅力も十分に詰まっているようだ。
また、今回明らかになった『Killzone2』の特徴は次の通り。 ゲーム内容では、天候に応じた戦術に順応する必要に迫られるらしい。これは行動だけでなく武器にも使用する武器にも関係するようだ。そしてこれまでの乗り物に加え、新しい武器や乗り物も登場するという。 サウンドは、7.1chに対応している。単なるダイナミックなサウンドを表現しているのではなく、戦場にいる自分がいかなる危険にさらされているかといった効果をもたらすという。 映像では、細かな部分までジャギーの出ない滑らかなグラフィック表現が実現されている。
ここで最後に残念な話をひとつ。現在、2008年に発売を予定している『Killzone2』。日本の発売はまだ未定だという。前作『Killzone』では、ネットを通じたマルチプレイは実現されなかっただけに、前作物足りないと感じたユーザーもいたのではないだろうか。 これまでFPSという市場が日本では生まれにくいと言われてきたが、数多くのPCオンラインゲームの普及により、そのハードルも近年徐々に低くなっている。この映像、新しい体験が日本でも味わえることを期待したい。
(c)2005 Sony Computer Entertainment Europe