イベントレポート
 
ついに「世界一周」が実現!
『大航海時代 Online』発表会
2007.07.17
関連URL:『大航海時代 Online』公式サイト
 
 

 コーエーは2007年7月15日(日)、同社のオンライン海洋冒険RPG『大航海時代 Online』の次期拡張パック『Cruz del Sur(クルス・デル・スール)』の発表会およびユーザーカンファレンスを都内にて実施した。

 「Cruz del Sur」とはスペイン語で「南十字星」を示す言葉。本作は2006年8月にリリースされた『La Frontera(ラ・フロンテーラ)』に続く、『大航海時代 Online』では2作品の拡張パックとなる。

  カンファレンスにはプレス関係者のほか、同社のイベントでは初の試みとして、事前の応募により招待された100名のユーザーも参加。『Cruz del Sur』の内容説明のほか、トークショウやクイズ大会などのイベントも行われ、台風直撃という生憎の天候にも負けず、会場は大いに盛り上がっていた。


※各写真をクリックすると、拡大版がご覧になれます。

■テーマは「世界一周」! ついに西回り航路が開通
▲コーエー代表取締役社長・松原健二氏
▲運営プロデューサー・渥美貴史氏
▲開発ディレクター・竹田智一氏
 イベントに先立ち挨拶を行ったのは、6月より新たにコーエーの代表取締役社長に就任した松原健二氏。松原氏は「ゲームにふさわしい雰囲気を、と思い本日の天気を用意させていただきました(笑)」と来場者の笑いを誘いつつ、今日は100名の招待者枠に対し10倍以上の応募があったこと、『大航海時代 Online』初期のオープニングで使われていた「口笛」が、実は松原氏本人のものであったことなどを明らかに。最後は「本日は存分に発表会を楽しんでください」と、冒頭の挨拶を締めくくった。

 続いていよいよ、『大航海時代 Online』運営プロデューサーの渥美貴史氏と、開発ディレクター・竹田智一氏の二人による『Cruz del Sur』の説明に。渥美氏はまず、ポルトガルの探検家フェルディナンド・マゼランをスクリーン一面に映し出すと、「本作ではマゼランが果たせなかった夢を、みなさんに叶えてもらいます」と発言。本作のテーマが「世界一周」であることを明かすと、会場からは大きなどよめきが起こった。

 渥美氏によれば、『Cruz del Sul』では南太平洋やオセアニアなど、南半球に属する広大な海域が追加されることになるという。これに伴い、マゼランが辿った「西回り航路」、すなわち世界一周ルートがついに開通。冒険者なら誰しも夢見たであろう「世界一周」が、『Cruz del Sul』でとうとう現実のものになる。

  さらに渥美氏は、本作のコンセプトとして「1.初級者のサポート」「2."多彩な生き方"を実現する新機能」「3.西回り航路の実現」の3点を発表。 各要素についてのさらに詳しい説明は、ディレクターの竹田氏が引き継ぐ形となった。

■サービス開始は8月22日(水)から!
 まず1点目、「初級者のサポート」については、初心者向けの「航海者養成学校」を新たに設立することで対応する。ここではゲームの操作方法や、値段交渉のやり方など様々な知識を、実際にプレイしながら身につけていくことが可能。コースは「冒険」「戦闘」「交易」の3つに分れており、自分が将来進みたい道に応じて、異なる教育コースが設けられているようだ。
ゲームをはじめたばかりの初心者が集まる「航海者養成学校」。すべての課程を修了することで、特別な記念品も与えられる

 続いて2点目の「"多彩な生き方"を実現する新機能」。こちらは『大航海時代 Online』における3大要素「冒険」「戦闘」「交易」のそれぞれに新システムを追加することで、より多彩かつ奥深い遊び方を提案するというもの。

 まず「冒険」の部分では、新たに「沈没船の引き上げ」を実装。これは世界のどこかに眠る沈没船をサルベージし、その中に眠るお宝を手に入れることができる新システム。沈没船の引き上げには、地図収集→捜索→引き上げ→曳航→船内調査という5つの工程があり、一人でも不可能ではないが、協力して地図を集めたり、協力して引き上げ作業を行ったりと、仲間と力を合わせることでより効率よく進めていくことができるとのこと。

引き上げた沈没船は、近くの港まで曳航することで、内部を探索することが可能になる。内部にはお宝だけでなく、敵が待ち受けていることも……

 「戦闘」要素では、月に1度、7日間にわたって開催される大規模戦闘「バトルキャンペーン」を実装。これまでの「大海戦」とは異なり、「バトルキャンペーン」ではポイント制を採用。期間中ならば何度でも復活して戦えるため、「大海戦」よりも気軽に参加できるものになりそうだ。バトルキャンペーンは2国間で行われるが、他国のプレイヤーも傭兵として参加することが可能。勝利した国家は、その海域の制海権を得ることができる。

バトルキャンペーンに参加するには、まず各街から作戦本部へと移動。ここで艦隊を組んだのち、開戦中の海域へと出発することになる

 最後に「生産」要素。ここでは新たに、無人島に自分だけの「プライベートファーム」を持てるようになる。プライベートファームは生産に適した無人島を発見すれば誰でも持つことができ、開発を進めていくことで様々な交易品を産出したり、島の工房で貴重な原材料を生産することが可能。中にはプライベートファーム専用のレシピも用意されており、新たな収入源や生産拠点として活躍することになりそうだ。

最初は小さなプライベートファームも、投資を重ねていくことで除々に発展していく。収穫した交易品は、本拠地で受け取ることも可能だ

 そして3点目に挙げられたのが、本作品のコンセプトでもある「西回り航路の実現」。最初に書いたとおり、『Cruz del Sul』では南洋の広大な新海域が実装されるが、それ以外にも新たに、国王の依頼により世界一周を目指す「世界周航イベント」と、それに関わる大量の新キャラクタが追加されることになる。達成にはかなりの時間がかかると思われるが、見事世界一周を成し遂げれば、特別な称号や報酬も得られるとのこと。『Cruz del Sul』のメインクエストとしてだけでなく、『大航海時代 Online』全体の大きな目標のひとつとして、かなり遊び応えのあるクエストとなりそうだ。

モアイ像が建ち並ぶイースター島など、見どころ満載の新海域。世界周航イベントの実装に伴い、新キャラクタも多数追加される

 『La Frontera』同様、『Cruz del Sol』でもチャプター制を採用。上記の要素はすべて、Chapter1「Circumnavigation(サーカムナビゲーション」で実装されるものとなる。今後もChapter2、Chapter3……と、定期的に大規模アップデートを行い、さらなる新要素を追加していくとのことなので期待しよう。

 そして、気になるサービス開始時期は、8月22日(水)からを予定。すでに『大航海時代 Online』でプレイしている人は、2,940円(税込)のアップグレードチケットを、新規に『大航海時代 Online』を始めるユーザーは4,515円(税込)のスターターチケット(30日間プレイチケット付)をそれぞれ購入することで、『Cruz del Sol』の要素をすべて利用することが可能となる。

 また『Cruz del Sol』のサービス開始に先駆け、7月18日(水)から8月21日(火)までに現行版『La Frontera』を新規に開始すると、60日分の無料プレイ期間がもれなく追加されるキャンペーンが実施されることも併せて発表された。これから『大航海時代 Online』を始めてみたいと思っている人はこちらのキャンペーンも併せて利用するとよさそうだ。

「Circumnavigation」とは世界一周のこと。Chapter2以降の展開予定については、今後の続報を待て!!

■クイズ大会など、ユーザー向けイベントも
▲航海中のエピソードを語る白石氏。
航海中はほとんど眠らず、1時間ほどの仮眠を日に何度かとるだけだとか

 そのほか会場では、『Cruz del Sol』のテーマ「世界一周」にちなんで、2006年の世界一周ヨットレース「VELUX 5-OCEANS」のクラスIで総合代2位に輝いた、海洋冒険家の白石康次郎氏を招いたトークショウや、事前にプレイヤーから募集した質問に開発者が答える質疑応答コーナー、各国から2名ずつ代表者を選んでの『大航海時代 Online』クイズ大会など、様々なユーザー向けイベントも併せて行われた。

 海洋冒険家の白石氏は、自分の体験と照らし合わせて、「世界周航」についての様々な体験談を披露。実際に海賊に襲われた話、トビウオが頭にぶつかってきた話、クジラの背中に乗り上げた話など、実体験ならではの生々しいエピソードに、これからゲームの中で「世界周航」に乗り出すであろうプレイヤーたちも期待と興奮を膨らませながら耳を傾けていたようだった。

 クイズ大会では、優勝者だけでなく、優勝した国籍のユーザーにも後日ゲーム内アイテムがプレゼントされるとあって、代表に選ばれなかった人も含めて大いに盛り上がった。中には熟練のユーザーでも頭を抱えるような難問も…そんな激戦の結果、見事優勝に輝いたのはフランス。フランスでプレイしている人には、追ってアイテム配布が行われるとのことなのでお楽しみに。

質疑応答コーナーでは、渥美氏、竹田氏がユーザーからの質問に回答。内容については『大航海時代 Online』公式サイトにて見ることができる

 約1ヵ月後にサービス開始を控えた『Cruz del Sol』。本作でついに実現する「東西の航路の開通」は、『大航海時代 Online』全体の世界観にとっても、大きな変化をもたらすことになるだろう。サービス開始後は多くの冒険者が、夢の「世界周航」に向けて南洋へと旅立つことになりそうだ。
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