イベントレポート  
インリン様も見参!? セガ『龍が如く 見参!』完成披露会
2007.12.04
関連URL:『龍が如く 見参!』公式サイト
 
  セガは2007年12月4日(火)、同社のPS3用アクションゲーム『龍が如く 見参!』の完成披露会を東京・品川のクラブeXにて開催した。
『龍が如く 見参!』は、PS2で累計170万本を販売した『龍が如く』シリーズの最新作。舞台をこれまでの現代から、1605年の京都・祇園へと移し、自らの名を隠して生きる男・桐生一馬之介(本名:宮本武蔵)の生き様を描いた作品となっている。

 イベントには、総合監督を務める名越稔洋氏をはじめ、桐生一馬之介役の黒田崇矢さん、謎の僧役の松方弘樹さんら声優陣も登場。いよいよ2008年3月6日(木)に発売が決定した『龍が如く 見参!』を、関係者に向けてお披露目した。


■豪華すぎるキャストが勢揃い!

  セガ常務取締役 CS統括本部長・岡村秀樹氏の挨拶に続いて、舞台には総合監督の名越稔洋氏、桐生一馬之介役の黒田崇矢さん、佐々木小次郎役の松田翔太さん、吉岡清十郎役の加藤雅也さん、祇園藤次役の塚本高史さん、謎の僧役の松方弘樹さんらメインキャストが続々登場。完成した『龍が如く 見参!』の映像をスクリーンに映しながら、ゲームの魅力や、それぞれが演じた役についてコメントを述べていった。

セガ常務取締役 CS統括本部長・岡村秀樹氏。「今作ではプラットフォームをPS3へと移し、シリーズとして新たな領域に挑戦しています。映像の進化はもとより、ゲームとしての純粋な面白さの追求を大前提として開発しており、皆様に心から楽しんでいただけるものになったと、本日は自信を持って案内させていただきたいと思います」


『龍が如く』シリーズの生みの親であり、本作でも総合監督を務めた、セガR&Dクリエイティブオフィサーの名越稔洋氏。
「もともとこの『龍が如く』というシリーズは、ゲーム業界に漂っていたマンネリ感のようなものにモノ申す、といった狙いでスタートしたものでした。今回はそれに加えて、今の世の中が忘れてしまった日本という国のすばらしさ、祖先から受け継いだ誇り高い魂を思い出してほしい、という思いを込めさせていただきました。自分の中に眠る侍の魂をあらためて感じられるような、そういう作品を作れたのではと思います」

前2作に続き、主人公・桐生一馬之介役で参加している黒田崇矢さん。「時代設定は変わりましたが、自分の信じる道は命をかけてでも進んでいく、という桐生の本質は何ら変わっていない。一馬之介に名前が変わっても、そういうかっこよさは一貫しているような気がします。現代にはなかなかいない、男の憧れですよね」

桐生のライバル・佐々木小次郎役を演じた松田翔太さん。「佐々木小次郎自体がかっこよすぎて、ちょっと自分とは共通点が見つからないですね(笑)」としつつも、実際に動いている映像を見ると「想像以上にリアルで、ちゃんと自分らしさが入っている。ちょっと美形に描かれているのも嬉しいですね」と満足気だった

京随一の名門剣術道場として名高い、吉岡家の主・吉岡清十郎役で出演している加藤雅也さん。「今回は、できあがっている映像に声を合わせるのではなく、こちらの演技に合わせて映像の方を作ってくださったんです。スタジオに木刀を持ち込んで、実際に握って演技したりもしたんですが、わりと臨場感が出せたかなと思います」

吉岡道場の師範代のひとり、祇園藤次役の塚本高史さん。1作目からのシリーズファンだという塚本さんは、「いやもう、僕は普通にゲームのファンだったので、出演以来が来たときはめちゃめちゃ嬉しかったです。でもみなさん声のトーンが低い方ばかりなので(笑)、そんな中で自分の演技がどうなっているのか、早く実際に遊んで確かめてみたいですね」と、やや興奮気味にコメント

桐生を祇園へと導く「謎の僧」として出演している松方弘樹さん。「今回は驚きと初体験の連続でした。実際に完成したものを見せていただいたんですが、あまりにも見事にできていて驚きましたね。ゲームと言われても、まだどうやるのかも定かではない状態なんですが(笑)、先輩たちに教わりながらぜひやってみたいと思える作品でした」

鶴屋の用心棒・伊東役を演じた寺島進さん、丸目長恵役を演じた竹中直人さんは残念ながら今回は欠席。寺島進さんについてはビデオメッセージで応援のコメントを寄せてくれた

ちなみにイベントの司会を務めたのはDJやMCとして活躍中のケイ・グラントさん。『龍が如く 見参!』にもナレーションとして参加しているという

■インリン様も、意外なところで登場!?

  ここでスペシャルゲストとして、なんと芸者姿に扮したインリン・オブ・ジョイトイさんが登場。名越氏によると、インリンさんは今回、修行者たちを誘惑する「滝の煩悩」役として出演しているとのこと。桐生が煩悩を断ち切るため滝に打たれていると、頭の中では遊女、くのいち、水着など様々な姿に扮したインリンさんが登場し、修行中の桐生を悩殺しようとするのだとか。
  実際、スクリーンに映し出されたインリンさんはCGとは思えないほどのリアルさで、司会のケイ・グラントさんも「煩悩を断ち切るどころか、こればっかり見ちゃう人も出そうですね(笑)」と感嘆の声を漏らしていた。


「滝の煩悩」役としての出演が明らかとなったインリン・オブ・ジョイトイさん。「撮影中は水泳キャップをかぶっていたので、セクシーなポーズをとってと言われても全然セクシーに思えなくて心配だったんですが(笑)、でも完成した映像を見せていただいたら、いつもの私より全然セクシーで感心しました」

  また、会場ではさらなる新情報として、本作のオープニングおよびエンディングテーマに、人気のアーティスト・ZEEBRAとケツメイシの楽曲をそれぞれ使用していることも明らかにされた。
  オープニングテーマはZEEBRAが歌う「Bushido」。HIPHOPと時代劇という異色の取り合わせだが、名越氏のイメージをもとにZEEBRAが独自の感性で書き下ろした新しく書き起こしたというだけあって、見事に世界観にマッチした楽曲となっていた。
  一方で、エンディングテーマにはケツメイシの「ライフ イズビューティフル」が使用されるとのこと。こちらは最新アルバム「ケツノポリス5」にも収録されている楽曲で、感動的な歌詞とメロディーが、ゲームの壮大な世界観と人間ドラマを美しく盛り上げるという。

楽曲紹介に続いて、ステージ上にはZEEBRAさん本人が登場。名越さんとは、今回、鶴屋の用心棒・伊東役の寺島さんを通じて話をいただいたとのことだが、「はじめてお会いした時には、えっ、ホントにこの人がセガの方なんですか!」と驚いたのだとか
ケツメイシのリーダー・田中亮はビデオメッセージでコメント。田中さんはmixiの「龍が如く3が待ちきれない」というコミュニティにも参加しているほどのファンだとか

■シナリオ、キャスト、楽曲、いずれも心残りはなし

  最後にふたたびマイクをとった名越氏は、「侍の魂を思い出してほしい、というコンセプトで制作してきた『龍が如く 見参!』ですが、それにふさわしいシナリオが書けたと思いますし、キャストや楽曲、いずれも心残りのない作品に仕上がりました。私たちのDNAに根付いている侍の魂を呼び起こしてくれるような、そして、やり終わってみてよかったなと思える作品になったと思います。2008年3月6日(木)のリリースまで、もう少しですがお待ち下さい」と挨拶し、イベントを締めくくった。

 実は筆者は第1作目の発表会の時も同じく取材させていただいており、その時には「大人向けのゲームを作る」と聞いて、当時「無謀な挑戦なのでは?」と感じていたのをよく覚えている。しかしそれが今では、シリーズ2作品累計で200万本に迫るヒット作品となり、こうして華やかな完成披露イベントを行われるまでのシリーズに成長したと考えると、本当に感慨深いものがある。
  映像や情報を見るかぎり、舞台は変われど『龍が如く』シリーズの魂は本作にもしっかり受け継がれているように感じられた。今回、ついに正式な発売日も発表されたので、シリーズファンは発売までもう少しだけ、首を長くして待っていてほしい。

 
(C)SEGA
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