イベントレポート  
大人も子供も、みんなでお祝い「ロックマン20周年」イベント
2007.11.19
関連URL:『ロックマン』シリーズ公式サイト
 
 カプコンの人気アクションゲームシリーズ『ロックマン』。ファミリーコンピュータ用として第一弾が発売されてから、今年で20周年を迎えたことを記念して、東京・池袋にてイベントが2007年11月18日(日)に実施された。
今回はそのイベントも模様をお届けしよう。

■開場前に約1,000人のファンが集合!

  たった1日だけ行われたこのイベントは、池袋・文化会館で行われた。先着特典として16枚組ポストカードと、クリスタルに初代ロックマンのドット絵が刻まれたキーホルダーが貰えるということで、開場時間であった9時前には、約1,000人ほどのファンが詰め掛けていた。
  ちなみにプレゼントは、先着順ということもあり、あっという間に配布終了。早くも幻のアイテムと化した。

16枚組ポストカード

■ロックマンと歩んだ20年を振り返るパネル

  会場に入るとファンを迎えてくれたのは、巨大なロックマンとシリーズの人気キャラ「コブン」と「データ」のオブジェ。イベントなどで活躍した立体物だ。
  通りすぎた先にあったのは、初代のファミコン版『ロックマン』が発売された1987年から今に至る年表。歴代の『ロックマン』が発売された年、世間では何が起こったかをひと目で振り返ることができるようになっていた。
  また全てではないが、当時のハードでそのまま体験することも可能となっていた。ファミコン版を懐かしむ30代のファンや、見たことがない『ロックマン』に驚いている小学生など、ファンの年齢層はかなり幅広い。


■お宝グッズが目の前に!「グッズ展示コーナー」

  ゲームに20年の歴史があるように、ゲームから派生したグッズも多数ある。「歴代ロックマングッズ展示コーナー」では、ファミコン版のパッケージからはじまり、歴代のソフトのプロモーション用のイラストの展示や、関連した玩具やグッズがショーケースに飾られ、会場に駆けつけたファンから垂涎の眼差しを集めていた。
  中には、日本だけでなくアメリカで放送された『ロックマン』のアニメ番組「MEGAMAN」のフィギュアもあり、なかなかお目にかかることができないお宝を見ることができる貴重な展示であった。


■開発者でも満点はムリ?「ロックマンクイズ」

  小さなブースながら、熱心はシリーズファンが集まっていた「ロックマン博士は誰だ?ロックマンクイズ!」コーナー。これはその名もズバリの物知りクイズを答えるコーナー。
  『ロックマン』からはじまり、『エックス』『DASH』『エグゼ』『ゼロ』など歴代のタイトルから出題された全20問を答えていく3拓クイズ。
  『ロックマン』好きでも思わずうなる問題となっており、頭を悩ましているファンの姿を多数見ることができた。

【クイズ問題(抜粋)】
Q.初代ロックマンのサポートキャラの名前は?
  (1)ドーベル (2)ラッシュ (3)ダッシュ

Q.シリーズ1作目で破壊されたはずの元・イレギュラーハンターVAVA。復活を遂げたのは何作目?
  (1)3作目 (2)4作目 (3)5作目

Q.光熱斗のおかあさんの名前は?
  (1)光 はる香 (2)光 はる美 (3)光 はる奈
 
Q.この中でロックマンシリーズが発売されていないゲーム機は?
  (1) アーケードゲーム (2)ワンダースワン (3)ドリームキャスト
 

■「感無量です」生みの親、稲船氏もビックリのトークイベント

 イベント会場の奥に用意されたステージでは、最新作となる『流星のロックマン2』の最新情報の公開や、歴代のシリーズ作にチャレンジするゲーム大会、ロックマンの誕生日である12月17日(月)をお祝いするバースデイパーティーが行われた。
  ここでは、『ロックマン』シリーズの生みの親であるカプコン ゼネラルプロデューサー 稲船敬二氏と漫画家岩本佳宏氏、有賀ヒトシ氏、出月こーじ氏による「ロックマン20周年記念スペシャルステージ」も模様をお届けしよう。

 そんなに大きくないステージを取り囲むようにファンが集まり、イベント開始に期待を膨らませていた13時30分過ぎ。待望のイベントがスタート。司会の女性に促されて登場したのは、生みの親である稲船敬二氏。
  あまりのファンの多さに「いままでのイベントで一番じゃないか」と驚きの様子であった。さらに「感無量ですね」と話していた。
  稲船氏は初代『ロックマン』の開発時を振り返った。
  「20年以上前、『ロックマン』を開発していた頃は、カプコンに入社したばかりの新人で、なかなか家に帰ることができませんでした。社会人でこういうものかと思っていたら、アニメとゲーム関係の会社くらいとあとで気づきました」とコメント。またファンからの質問コーナーで、「なぜボスキャラ募集をしたのか」について、いがいな答えが飛び出した。
  「じつは初代の『ロックマン』はあまり売れなかったんです。当時ファミコンのカセットを出せば30万から50万本という時代に、10万本くらいでした。じつは10万本くらい出荷して、ほとんど完売状態だったのですが、再販するまで2、3ヶ月かかるので、欲しいというファンに届けることがなかなかできませんでした。そんな折、開発スタッフたちは、消化不良な部分があったので、どうしても次回作を作りたかったのですが、売上が良くないと会社がOKを出してくれない。それを打開するため、会社の説得材料にと、ボスキャラを募集した所、かなり多くの反応が寄せられて、開発することができました。まぁ、大人の事情ですね」と赤裸々に語ってくれた。
  稲船氏のトークイベントには、数多くのファンが集まったが、このボスキャラ募集に採用されたというファンが2名もいることが分かり、驚きの声と羨望の視線を集めていた。

 トークイベントは苦労話だけでなく、連載された漫画についての話で盛り上がり、50分弱で終了。最後に稲船氏は「ホントにこれだけたくさんのファンが集まってくれて嬉しい。10年、15年、そして20年と記念イベントをやってきましたが、開催前は閑散としてしまうのでは?と不安でした」と、イベント前の心境と吐露すると「『ロックマン』はやめる訳には行かないし、みんなの期待が高いので、『流星』ではなくファンが期待している作品を早い段階で届けたいと思います」となんと新作をほのめかすコメントが飛び出した。

■意外な人気?「ロックマン縁日広場」は大混雑

 イベント会場の中央には、「ロックマン縁日広場」と題された遊び場が設けられていた。それぞれ1回200円かかるが、射的、水ヨーヨー釣り、砂絵・塗り絵下敷き・マジックプレートつくり、とどこか懐かしい遊びを体験することができた。
  中でも人気は砂絵つくり。図版用意されたシートがあり、例えば、ロックマンの絵柄だったら、青くしたい部分のシートをはがす。剥がれた部分はノリが付いており、そこに青い砂をかけることで、色をつけていく。これを繰り返すことで、絵が完成する。小学生時代の図工の授業で体験したことがるある方が多いだろう。20周年イベントであるから、『ロックマン』の絵柄となっていた。
  このほか射的などもずらりと列ができており、小学生というよりも、昔小学生だった大人が夢中で遊んでいた。


■たった1時間のみの物販コーナー

  このイベントを記念して、『ロックマン』をモチーフとしたグッズも多数発売された。例えばTシャツやジャージ、ウインドブレーカーといった衣服。クリアファイルセットやアートファイルなどのグッズ。さらにマスコットヌイグルミやメタルフィギュアといった商品が用意されていた。しかしながら、あまりの人気で開場1時間ほどで、完売してしまった。
これらのグッズは、会場限定ではなく、12月にカプコンの通販サイト「e-capcom」にて販売されるという。欲しいグッズがある方は、発売までもう少し待とう。


  このほか、会場では「親子で遊べる秋まつり」と称したイベントが行われており、小学生の男の子に大人気の「デュエル・マスターズ」や、空飛ぶロボット玩具「空中戦機 AIRBOTS」、懐かしいゲーム機「ゲームロボット21」などを遊ぶことができた。
  『ロックマン』だけでなも十分に楽しめるイベントであったが、さらに遊べる様々な展示物があり、たった1日ではもったいない内容の記念イベントであった。


■『ロックマン』シリーズ関連記事
【シリ研】
● 2006.12.27 生誕20年目に突入する『ロックマン』物語とロックマンの進化から見えてくるユーザー層は?
(C)CAPCOM CO.,LTD.ALL RIGHTS RSERVED.
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