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ソニー・コンピュータエンタテインメントジャパン(SCEJ)は2007年11月1日(木)、同社のPS3用対戦カードゲーム『THE EYE OF JUDGMENT ~機神の叛乱~(以下、EOJ)』を使ったメディア対抗大会を実施。紙媒体・Web媒体それぞれから集まった14メディアに、SCEJからのゲスト2名を加えた合計16人によって、最強メディアの座をかけたトーナメント戦が行われた。
今回、ジーパラからは編集部・りょーたが代表として参加。大会前には「この日のために10時間以上かけてデッキを組んだ」と自信を覗かせていたりょーただったが、フタを空けてみればまさかの初戦敗退。結局、その後の最下位決定トーナメントでも振るわず、最終的には16媒体中14位という、なんとも微妙な結果に終わってしまった。
とは言え、ソフト発売からわずか1週間というタイミングで行われたにもかかわらず、中には早くもユニークなカードやコンボを使いこなしている媒体もあり、大会全体としては非常に見どころの多いものとなっていた。特に決勝戦や最下位決定戦では、戦いの決着を見届けようとするギャラリーから、何か動きがあるたびに「おおー」や「うわあああ」といった声があがっており、本作のルールや演出の秀逸さを暗に物語っていたと言える。今回はメディアだけの参加となったが、今後ユーザー参加の大会などが催されれば、かなり盛り上がるのは間違いないだろう。
ということで、気になる優勝媒体の発表は後に回すとして、まずはりょーたのふがいない戦績から振り返ってみることとしたい。
今回りょーたが用意したのは、攻撃した敵の向きを変えてしまう「迷い弓の女エルフ」や、空きマスの数だけ防御力がアップする「ノヴォガスの巨像」、物理攻撃を完全に無効化する「女王の御使い」など、イヤな特殊能力を持ったモンスターばかりを集めた「いやがらせデッキ」。純粋な戦闘力で言えばそれほど高くはないものの、個々の能力がフルに駆動すればかなり強力なデッキと言える。まあ、それで結果的に負けまくったのは、果たしてりょーたの「引き」が絶望的に悪かったのか、それとも本当は対して強いデッキではなかったのか……。
3戦目(最下位決定トーナメント2回戦)
VS チャンピオン編集部
序盤は押しつ押されつの好展開。中盤で相手が強力な大型クリーチャー「聖ディースを追う者」を召喚し、一気に形勢不利になったかと思われたが、ここでりょーたが「聖ディースを追う者」の真正面に、物理攻撃無効の「女王の御使い」を召喚するファインプレーを見せる。これで「聖ディースを追う者」の攻撃は完全に封じられ、チャンピオン編集部は逆に攻め手を失うことに。こうなると強いのがイヤがらせデッキの特徴。あとは敵の攻撃を封じつつ順調に陣地を増やし、ついにりょーた、初勝利!! ここまで来たならいっそ最下位になってくれた方がネタにはなった気もするが……。 |
りょーたの叫び
最下位のほうがおいしい? なにを言うか! 戦士はあらゆる状況下においても勝利を目指すのである! このデュエルでは、ホントに引きが良かった! フィールドを反転するスペルカード「ゴーリの地割れ」、攻撃がヒットした敵の向きを180度回転させる「迷い弓のエルフ」などなど、嫌なことするデッキがやっとこさ本領を発揮しました。これこれ! これをやりたかったのよ! |
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| 2連敗ですっかり気勢をそがれたかと思われたが、3戦目にしてついに勝利! 思わず雄たけびをあげるりょーた |
勝利の栄光をキミに! りょーたの最強デッキ内容を公開!!
(※使用したのに負けた、デッキバランスが悪い、最強ではなく最凶なのではないかなどのお問い合わせは、本人が泣き崩れてしまうので一切お受けいたしません。ご自身の責任下でご利用ください)
<火>
火に仕えた魔道師×2
啓示を受けたディー・ディー
パートモールの焔吏
灼熱の顎
パートモールの火蜥蜴兵
火を練る修験者
<水>
アルージアの修道女
女王の御使い
ベノアの闇討ち
<木>
緑の侍 柳楽衆×2
緑のライカンスロープ
迷い弓の女エルフ×2
<土>
ヴェルザールの歩兵×2
ノヴォガスの腐龍
死に急ぐ骸骨兵
<機巧>
機巧龍騎兵
機巧地砕獣
機巧爆雷機
<スペル>
パルマス教の聖宴
ゴーリの地割れ×2
迷いの羅針霧
召喚師メスマーの使者
ヴェルザールを裂く拳
ゴーリの祭壇
癒しの慈雨 |
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| 見事優勝の座に輝いたSCEJの山口氏。しかし、メディア対抗戦の決勝戦がSCEJの2人とはこれいかに |
結局、見事優勝に輝いたのは、『EOJ』開発者の一人であるSCEJの山口祐和氏。決勝戦では、同じくSCEJからの刺客で『EOJ』のプロデューサーでもある渡辺祐介氏と見事な激戦を繰り広げたが、強力な機巧クリーチャーを数多く取り入れた山口氏のデッキには、さすがの渡辺氏も舌を巻くばかりだった。聞けば山口氏は、開発の中でも特にCPUキャラクタのAI部分を担当したとのこと。各カードの戦略や特製、使い方を知り尽くしているだけあって、さすがに貫禄の試合運びだった。
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| 決勝戦以上に盛り上がっていたのが最下位決定戦。決着が付いた瞬間には、自然とギャラリーから拍手も起こった |
ちなみに山口氏のデッキは、前述のとおり「機巧爆雷機」や「機巧重戦車」、「機巧地砕獣」などの機巧クリーチャーを大量に組み込んでいるのが特徴となっていた。通常、機巧クリーチャーは通常の属性クリーチャーに比べて場に出しにくいため、あくまでデッキの「切り札」的な存在にとどめておくのが常套戦術と思われていたが、山口氏はこれをあえて主力として使用。序盤は多少出遅れても、中盤以降で一気にラッシュを書け、相手を追い込む戦い方が強力だった。ちなみに、現在販売されているテーマデッキの中では、「大猖獗(だいしょうけつ)」が山口氏のデッキにかなり近いものとなっているので、これを参考に組んでみるとかなり強いデッキができるかもしれない。
振り返ってみれば散々な結果に終わったトーナメントではあったが、他の媒体の戦いなども見ていると、まだまだ見たことのない戦略やコンボがあり、このゲームの底はいまだ見えていないということを痛感させられた。SCEJによれば「最初はもっとユルい雰囲気を想像していたのですが、思いのほか盛り上がったのに驚いています。ぜひ近いうちに第2回メディア対抗戦も開催したいですね」とのことだったので、もし機会があるならば、さらに研究を重ねて次回はぜひリベンジを果たしたいと思う。 |
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