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2007年5月9日(水)、東京・表参道にある「ハッピーマナーサロン」にて、ニンテンドーDS用ソフト『私のハッピーマナーブック』を用いたマナー講習会が行われた。
『私のハッピーマナーブック』は4月5日(木)にタイトーから発売された、楽しみながらマナーを学ぶことができる実用系ソフト。企業での社員研修や就職面接セミナーなど、多方面で活躍しているマナー講師の西出博子氏が監修を行っている。
詳しくは本作の新作紹介記事を参照のこと。
「ハッピーマナーサロン」は、西出氏が設立した会員制のサロン。この施設は西出氏が20年間温めてきた構想を実現したもので、受講者や講師、スタッフ、引いては社会全体が「ハッピー」になるための社交場にすることをコンセプトとして運営されている。
本サロンは3万円の永久会員費を支払うことで、ほぼ全ての講座を500円で受講できる。実施している講座はビジネスマナーやテーブルマナーといった一般的なものだけでなく、ゴルフマナーやダンスセラピー、男性のためのマナー講座など、一風変わったものも用意されている。
今回開催された講習会は、西出氏がサポートしながら『私のハッピーマナーブック』を遊ぶことで、マナーを学べるというもの。本講座は普段あまりゲームをプレイしないという受講者も訪れるため、DS本体及びソフトの貸し出しも行われた。
本レポートでは講習会の模様をお届けする。
■参加者の笑顔がハッピーの証!DS初心者も楽しそうにプレイ
講習会は、まずDSソフトを用いてマナーの理解度を採点するモードを、西出氏の指示に沿ってプレイを行った。今回講座に参加したのは女性のみということもあってか、DS自体に触れるのが初めてという受講者もいた。そのため、西出氏が本体の電源の入れ方やソフトの差し込み方など、一から丁寧に指導する姿が印象的に映る。
本体の電源を入れると、西出氏が作詞を担当した本作のテーマ曲が流れる。「私が作詞した曲なんですよ。お気に入りの曲なので、みんなじっくり聴いてくださいね」と受講者に呼びかけると、会場からは笑い声がこぼれていた。
参加者は、まずゲームに自分の名前を設定して、実際にマナー問題に挑戦。DSのタッチスクリーンでの操作は見た目にも分かり易いためか、初めてDSに触れる女性も順調に問題をこなしていく。西出氏の指示の元、皆真剣な眼差しで問題に取り組んでいた。
受講者が問題を解き終わりマナー理解度が判定されると、西出氏の呼びかけで点数を発表することに。3回目の受講となる参加者の女性は90点以上の高得点を獲得し、歓声を浴びていた。対して、初めて参加された社会人として1年目という女性の点数は60点台。少し照れた様子の受講者に西出氏が「社会人1年生としては上出来ですよ。繰り返しプレイしてマナーを身につけていきましょうね」とフォローすると、受講者が笑顔に。周りの人をハッピーにする「真のマナー」の瞬間がかいま見れ、講習会は終始なごやかなムードで行われた。
また、ゲームで出題されたマナーを実際の食器を使って解説する場面も見ることができた。「一般的なテーブルマナーではナイフとフォークは外側から使いますが、イタリア式のマナーでは逆に内側から使うのが正しいんですよ」。一歩進んだ「マナーの常識」を教わり、参加者はしきりに感心。ただソフトで遊ぶだけではない工夫がされていて、参加者にとって有意義な時間を過ごしているように見受けられた。
また、今後も同様の講習会を開催していく予定となっている。詳しいスケジュールなどはこちらを参照のこと。
■本当のマナーとは、お互いが気持ち良い空間を作ること
集まった記者向けに西出氏との質疑応答が行われ、ソフトの監修に携わった経緯や、西出氏が理想とする「真のマナーのあり方」など興味深い話が語られた。
○ソフトの監修を依頼された時はどういうお気持ちでしたか
西出氏:「ゲームをプレイすることは楽しい」というイメージがあったので、楽しくマナーを学べるゲームに携われると思うと、すごく嬉しかったです。
○これまで執筆されてきた書籍と比べて、ゲームならではの良さとして実感したところはありますか
西出氏:書籍と比べてゲームの場合は、マナー診断をした際に即座に点数が出るので、気軽に体験できるところがいいですね。
○西出氏が提唱されている「形だけではない本当のマナー」とは、具体的にどのようなものでしょうか
西出氏:例えば自分にマナーの知識があるからといって、マナーの形式を知らない人を見ても蔑まない、上から見下さないということです。マナーは一方通行では成り立ちません。お互いが気持ち良くいられる場所をつくっていくこと、その思いやりこそが本当のマナーだと考えています。 |