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初代チャンピオンの座に輝いたのは?『AC4』全国大会レポート
2007.05.01
関連URL:『アーマード・コア4』公式サイト
 
会場再奥のスクリーンを挟むように2台の対戦台を設置。観客はその後方で試合を観覧
 ゴールデンウィーク前半2日目の2007年4月29日(日)、東京・渋谷区のフロム・ソフトウェア本社において、PS3用ソフト『ARMORED CORE4(以下、AC4)』を使用した公式トーナメント大会「アーマード・コア チャンピオンシップバトル2007」の決勝大会が開催された。トーナメントはオンライン予選を勝ち抜いてきた全国の代表プレイヤー30名に、「スペシャルゲスト」(フロム・ソフトウェア社員など)2名を特別枠に迎えた32名により競われ、優勝賞金10万円と『AC4』初代チャンピオンの証となる優勝トロフィーをかけて、数々の熱戦が繰り広げられた。
  また、メインとなる個人戦のほか、エキシビジョンとしてPS3を8台使用した「チーム戦トーナメント」も併せて開催。こちらも優勝チームには賞金10万円が贈られるとあって、大いに盛り上がるかと思われたのだが……参加者も予想しなかった、衝撃の結末が待っていた!

▼大会初のオンライン予選を実施!地域格差のない大会!

プロデューサー鍋島俊文氏などが試合の模様を解説。しかし、個性的な機体が出てきたときにはユーザーのように顔をほころばせていた
   大会は1~3回戦が1本勝負、準決勝以降は2本先取制の3本勝負にて行われた。禁止パーツなどは特にないが、使用可能な機体は1人1体、大会中の機体データ変更は不可能。またレギュレーションファイルは最新の「ver1.30」を使用した。
  今大会の大きな特徴となったのが、シリーズではじめて「オンライン予選」を実施した点だろう。予選は第1期~第3期の3回に分けて行われ、各期間ごとにオンラインレーティングの上位10名(合計30名)が、決勝トーナメントへの参加権を得られるという形式をとった。
  依然として通信の遅れなどの問題があるとはいえ、オンライン予選を採用したことで、これまでは会場に足を運びにくかった地方のプレイヤーでも手軽にエントリーできるようになった点は大きな進歩だろう。また、予選参加のハードルが下がった分、オンライン予選を勝ち抜いてきた30名はいずれ劣らぬ強豪揃い。ソフト発売から約4ヵ月という、比較的早い段階での大会実施であったにもかかわらず、非常にレベルの高い攻防が繰り広げられていた。

▼“スナ”が4強入り!波乱のトーナメントを勝ち抜いたのは?

トーナメント4強の(左から)TsuL氏、Unknown氏、Kamio氏、辻氏
 トーナメントは1回戦から、予選第1期を1位で通過した「Hiiro Yui」選手(機体名:Personage)が、『AC』歴4ヵ月という「辻 友広」選手(機体名:スナしか使わない)にいきなり敗れるなど波乱の幕開けに。辻選手は、機体名のとおりスナイパーライフルを中心とした独自のスタイルが持ち味で、さらに耐久力も参加32機体中最低という、非常にユニークな機体での挑戦。にもかかわらず高火力・高耐久力を誇るタンクタイプを相手に互角の戦いを繰り広げ、参加者たちの注目の的となっていた。
  ちなみに特別枠の2名は、特にこれといった見せ場もなく1回戦で両者敗退。特にライターのJ氏は、負けてしまったので原稿料ナシだそうです……合掌。

  激戦の末、準決勝まで歩を進めたのは、1回戦でフロム社員を華麗に破った「Kamio」選手(機体名:もものてんねんすい)と、予選第3期を1位で通過した「Unknown」選手(機体名:早熟過ぎた恋心)、独自のスタイルを貫きつつも順調に勝ち上がってきた「辻 友広」選手(機体名:スナしか使わない)、そして北海道からやってきたという「TsuL」選手(機体名:シャルロット母)の4名。今大会はタンクタイプの割合が非常に高く、辻選手を除く3人はいずれもタンクタイプを使用していたのが印象的だった。
準決勝 第1試合
「Kamio VS. Unknown」

準決勝 第2試合
「辻 友広 VS. TsuL」

 準決勝第1戦は、「Kamio」選手対「Unknown」選手によるタンク対決。両者同じタイプということで、互いに距離を置いての遠距離戦となったが、長丁場を制したのは『AC』シリーズ発売当初からプレイしているという「Unknown」選手。見事な回避テクニックで、終始遠距離戦を支配し続けたのが勝因となったようだ。 準決勝2戦目は、「辻 友広」選手対「TsuL」選手。重量級が幅を利かせるなか、スナイパーライフル一本でここまで勝ち進んできた辻選手に自然と期待がかかるが、フタを開けてみれば「TsuL」選手の圧勝。柱をうまく使い、常に相手の死角をキープする「TsuL」選手に対し、辻選手は苦手な中~近距離戦を強いられる苦しい展開に。
 「スナイパーライフル」という武器を選択した辻選手は残念ながらここで敗退となってしまったが、そのユニークな戦術と機体コンセプトに、会場からは惜しみない拍手が贈られていた。
  なお、その後に行われた3位決定戦でも辻選手は敗北。4位という結果に終わった。
決勝
「Unknown VS. TsuL」
 迎えた決勝戦は、ふたたびタンク対タンクの激突。準決勝第1戦同様、遠距離での撃ち合いになるかと思われたが、意外にも試合は至近距離でがっぷり四つに組んでの消耗戦に。両者とも一瞬の油断が大ダメージにつながる、緊迫した戦いが繰り広げられた。
  そして激戦を制し、見事『AC4』初代チャンピオンの座に輝いたのは、高威力のグレネードを的確に当て続けた「TsuL」選手! 「Unknown」選手も健闘したのだが、最後はやはりグレネードとの火力差に破れたという印象だった。試合前のコメントでは、「10万円が欲しい! というコンセプトで組んだ機体」と語っていた「TsuL」選手だが、結果的には見事にそれが実現した格好。どんな相手とも互角以上に渡り合える、機体バランスの良さが優勝につながったようだ。
 
▼トラブル発生により、残念ながらチーム戦はドロー!

優勝賞金10万円と、優勝トロフィー。そして、そのほか抽選会用のプレゼント。前述のとおり、トロフィーはTsuL氏の手に渡った
 続いて会場では、エキシビジョンとして4対4のチーム戦トーナメントも開催……される予定だったのだが、なんとここで予期せぬトラブルが発生! 8人同時対戦の負荷が大きすぎたのか、何度チャレンジしても試合中がフリーズしてしまい、決着がつかないという緊急事態に。急遽2対2の対戦に切り替えるなどして対応したものの、それでもフリーズが頻発したため、結局チーム戦は「全チーム引き分け」という結果に終わってしまった。普段はなかなかお目に掛かれない、PS3&モニタ8台を使用したチーム戦ということで楽しみにしていた人も多かったと思うのだが、運営側はぜひ、この経験を真摯に受け止めて次回に活かしていただきたいところだ(ちなみに賞金は、仲良く全チームで山分けとなった)。

 ――と、ハードをPS3に移して初めての大会とあって、多少のトラブルにも見舞われたものの、初のオンライン予選を採用するなど、トータルでは意義深い大会であったことは間違いないだろう。また、出場者全員のリストを小冊子にして来場者全員に配布するなど、細かな気配りも行き届いており、このあたりはさすがに大会慣れしているなという印象を受けた。
  今大会の解説も務めた、フロム・ソフトウェアの鍋島俊文プロデューサーによれば、「今回はPS3版を使用しましたが、いずれXbox360版の大会も必ず実施します」とのこと。今回は残念ながら予選を突破できなかった人も、Xbox360版のユーザーも、次回の出場を目指して今のうちから腕を磨いておくといいかもしれない。

参加者の機体がデザインされた大会ポスター。AC name(機体名)とLINKS name(パイロット名)も入っていて、カッコイイ 来場者に配られた小冊子。参加者30人のデータが細かく記載されている。また、参加者の『AC』プレイ暦やコメントも掲載
   
会場の一角には、Xbox 360版の試遊台も設置 コトブキヤによるプラモデルの販売も行われた
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