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堀井雄二氏が登壇!コーエー新作Wii用RPG『オプーナ』発表!
2007.03.15
関連URL:『オプーナ』公式サイト
 
コーエーの小松社長。同社としては“異色”とも言える作品だが、期待感は大きい様子
主人公のオプーナ。弟のコプーナ、妹のポリーナとともに冒険を繰り広げる
コーエーの杉山氏。プレイした子供たちが、その後も思い出として語るタイトルにしたい、とのこと
 コーエーは3月14日(水)、都内で発表会を開催。Wii用RPG『オプーナ』の発売を明らかにした。

 本発表会はコーエーの小松清志社長による挨拶でスタート。「今回、発表するタイトルは、社内で何度か“出す・出さない”という論議が交わされた作品です。ですが、専務の杉山が“どうしても発売したい”と話したので、正式にリリースすることになりました。本作品は、“心が温まる”作品です。コーエーは戦国モノだけでなく、このようなタイトルもプロデュースするのだ、ということを知っていただきたいと思います」と、従来のコーエー作品とは路線が違っており、そのため社内でも迷いがあったことをコメント。この時点では来場者にタイトルが明かされておらず、場内には期待と緊張が入り混じったような空気が流れた。

 と、小松氏が降壇してすぐに新作の映像を上映。頭に丸いボールのようなものを乗せた、レゴをイメージさせるキャラクタがスクリーンに。ん? これは…? 『三國志』『信長の野望』『真・三國無双』といったタイトル群に近いビジュアルをイメージしていた取材陣の脳裏に驚きと疑問が浮かぶ。そして映されたのは『オプーナ(opoona)』というロゴ。“まさか”と思った直後に、ムービーは終了。同社専務執行役員の杉山芳樹氏の登場となった。

 杉山氏は「Wii初の本格RPG『オプーナ』です。開発は2005年の春と夏の間くらいからスタートしています。アルテピアッツァが開発を担当し、崎元さんが楽曲を手掛けてくださっています。RPGファンなら“おぉっ!”と思うスタッフによる作品です。私はRPGが好きでよくプレイしていたのですが、“各時代の思い出”となったタイトルがいくつもあります。『オプーナ』も、今のユーザーに“2007年の思い出”として記憶に残る作品にしたいと思います」と、本作への意気込みをコメントした。


▼日本の子供たちに“暖かさ”を届けたい。そんな思いがこもった作品

眞島氏は最初、合成によって画面内に登場。「オプーナ」に話しかけたり、戦闘中は逃げたりしながらのプレゼンとなった
本作の戦闘シーン。基本はエナジーボンボンでの攻撃だがフォース(従来のRPGの魔法のようなイメージ)を使った攻撃もある。
杉村さんは「戦闘にはアクション要素があるがアクションゲームではない。そうしてしまうと難しくなるから」と語っている
「SFなんだけど、親しみやすい。これを楽曲でも表したい」と、崎元氏

 続いて、アルテピアッツァの『オプーナ』開発プロデューサー・眞島真太郎氏が登壇し、本作の説明を行った。
  その説明によると『オプーナ』は操作のほとんどをヌンチャクで行うRPG。プレイヤーは主人公の「オプーナ」となって、離れ離れになった弟のコプーナ、妹のポリーナと再会するために、戦闘や仕事を繰り返しながら生活を送る。

  最大の特徴は戦闘システム。ヌンチャクのスティックを後ろに倒してパワーを貯め、それをはじいて放すことで頭上の球体・エナジーボンボンを飛ばして攻撃するのである。スティックを倒している時間に応じてパワーが貯まり、より強力な攻撃を放つことができる。また、ボンボンの軌道は任意に変えることができ、「敵一列を同時攻撃」「前列を避けて後列の敵を攻撃」など、臨機応変な戦いができるようになっている。この「指先ではじく」という操作が、本作の評価のひとつとなりそうだ。
  なおキャラクタについては「わかりやすいキャラクタを作りたかったんです。誰でも似顔絵を描けるキャラがいいな、と。夢の中でふと思いついて、そのまま起きてお風呂に入って、指でガラスに描いて、できあがったんです。ゲームってとんがっているキャラが多いのですが、今回は丸いキャラがいいな、と思いまして」と語っている。

 また、アルテピアッツァの『オプーナ』開発ディレクター・杉村幸子さん、作曲家・崎元仁氏も登場。それぞれ、次のように本作への印象などを語っている。
  「まず、キャラがいて、彼らが頑張っているという印象を受けたんです。この頑張っている姿をうまく描きたいと思いました。今、暗いニュースが多いですが、日本の子供たちにもオプーナたちと同じように頑張ってほしい、という願いを込めています」(杉村氏)。
  「最初、ビジュアルを見て意表を突かれました。SFの世界と、このキャラクタ。どうしたものかと。でも、かわいらしいキャラクタに親しみやすさを感じまして、これとSFを融合させてあげたい、と思いました。SFと親しみやすさの融合、これを曲でも感じさせることに気を配りました」(崎元氏)。
  杉村さん、崎元氏のコメントを受けた眞島氏も「ユーザーのみなさんには、やさしくて力強い冒険を送ってほしいです。指先で動かすことも面白さを楽しんでいただきたいです」とコメント。これにてして本作の紹介が終了となった。

▼発売は2007年夏!目標販売本数は50万本以上!

「ゲームはだいぶ完成してきた。これからバランス調整などをじっくりやる」と、コーエーの襟川名誉会長
「20年間も業界にいるのに、襟川さんとお会いしたのは今回が初めて。会ってすぐに紹介して、と頼まれた」と堀井氏がコメント
本日の登壇者が集合しての写真撮影で発表会は終了

 最後に、舞台に上がったのはコーエーの襟川恵子取締役名誉会長。「この中に先日の『ガンダム無双』の試遊会にいらしてくださった方はどれくらいいらっしゃいます? あ、結構いらっしゃいますね。ありがとうございます。おかげさまで、『ガンダム無双』も出荷本数がもうすぐ30万本に届きそうです」と、襟川会長らしさを感じさせるコメントで挨拶をスタート。続けて、『オプーナ』プロデュースへの経緯を次のように語ってくれた。
  「弊社は『タイムエンパイア』など、1981年からRPGを発売してきました。なので、私自身はRPGメーカーの老舗という自負がありました。ですが、スクウェア・エニックスさんのような大ヒット作がなかなか出ない。そこで福島さん(現スクウェア・エニックス名誉会長)にお願いしたんです。どなたか、RPGを作れる人を紹介してください、って。堀井(雄二)さんとか、そのお弟子さんでも、って。それで、堀井さんや眞島さんとお会いできたんです。ただ、コーエーのポリシーに“引き抜きは絶対にやらない”というのがありまして、もしこれでスクウェア・エニックスさんにご迷惑をお掛けしたらマズイ。と思っていたんですが、アルテピアッツァさんから“このタイトルに関しては大丈夫ですよ”とのお言葉をいただきまして。それで、ウチでやろう、ということになったんです」。

 なお、ここでなんと堀井雄二氏がスペシャルゲストとして登壇。『オプーナ』について「キャラがシンプルで、風景がキレイですね。感覚的に遊べるゲームになりそう。ずっと一緒にやってきた仲間の作品だから、早くプレイしたいですね」とコメント。『ドラゴンクエストIV 導かれし者たち』以前からの付き合いだというアルテピアッツァの新作にエールを送っていた。

 発表会の最後に質疑応答が行われたが、そこで判明した内容は「プレイ人数は1人」「メディアミックス展開は検討中。何かしら展開したいとは思っている」「アイテムやコンテンツのダウンロードには非対応」「目標販売本数は、まず50万本。そこから100万本」など。


■『オプーナ』の目標は50万本以上。では、過去のRPGの実績は?

 ちなみに、コーエーは過去にRPGを何作品か発売している。それらのなかで有名なのがPS『ジルオール』および、PS2『ジルオール インフィニット』であろう。では、両作品の実績はどのようなものだろうか(下表参照)。
ハード タイトル 発売日 価格 販売本数
PS ジルオール 99/10/07 ¥7,140
79,704
PS2 ジルオール インフィニット(限定版含む) 05/06/23 ¥7,140
66,660
データ提供:メディアクリエイト
(『ジルオール インフィット』の価格は通常版が税込7,140円、限定版9,240円が税込)
  今回、コーエーが『オプーナ』で狙う販売本数は前述のとおり50万本以上。『ジルオール』『信長の野望』などとは路線がまったく異なる作品で、大記録の樹立を目指す。『オプーナ』の発売は「夏までにはなんとか」(小松氏)。また、マンガやアニメ、グッズといったメディアミックス展開については現状では未定。ゲームのビジュアルから想定されるターゲットを思い浮かべると、なんらかの関連作品は欲しいところだと思うのだが…。この路線変更は、はたしてどのような結果をもたらすだろうか。
左が弟のコプーナ。下半身にエナジーボンボンを持つものは、聖なるフォースの力が強いといわれている。

右は妹のポリーナ。頭上の2つのエナジーボンボンを同時に打ち出せる。
ランドロール星の居住ドームで暮らす少女・チャイカ。華奢な体に似合わず、ダークローグと戦う高度な技術を持つ
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(C)Hitoshi Sakimoto
 
オプーナ
ハード: Wii
メーカー: コーエー
ジャンル: ロールプレイングゲーム
発売日: 2007年夏予定
価格: 7,140円(税込)
プレイ人数: 1人
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