2006年末に発売され、初週60万本の売上を記録したニンテンドーDSタイトル『ドラゴンクエストモンスターズ ジョーカー』。
このタイトルを使った媒体対抗のゲーム大会が、2007年1月23日(火)に開催された。大会には、様々な媒体から29人の出場者が参加。鍛え上げたモンスターたちが、激しいバトルを繰り広げた。
今回の大会は、予選と決勝トーナメントの二部構成。大会のルールおよび注意事項は以下の通りである。
■予選ルール
・対戦方法は「かちぬきバトル」。3ラウンド制限、復活禁止、作戦はAIのみ
・モンスターは対戦ごとに変更可能
・同一種族のモンスターはチームで1匹のみ使用可能
・GUESTモンスターは、使用可能
・5連勝したら、その場で手を挙げて待機。ゲーム画面は「5連勝!! CONGRATULAIONS!!」と表示されているままにしておく
■注意事項
・対戦中に電源は、切らないこと
・対戦中にDSを閉じないこと
・改造ROMは禁止
・予選で「対戦をことわる」を選択することは禁止
・電池が切れそうになった場合、係員に申し出る
・通信エラーが起きた場合、0勝からの再スタート
生き残るのはたった2名!予選突破の高いハードル
今回の媒体対抗大会では、29人の参加者をAブロック15名、Bブロック14名に分け、奇数となったAブロックにスクウェア・エニックスのスタッフが1名参加して予選が行われた。
決勝トーナメントに進めるのは、先に5連勝したわずか2名のみという厳しい条件であった。
Gparaから大会に参加したのは、カズ福田、ピロタ、ありむらの3名。それぞれ発売日から冬休み返上で鍛え上げた3匹のモンスターをひっさげて大会に臨んだ。それぞれのチームは以下の通り。
カズ福田 |
ピロタ |
ありむら |
ゾーマ
エスターク
ミルドラース
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エスターク
ゾーマ
メタルカイザー
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キラーマシン
ゾーマ
ブラックドラゴン |
プレイは70時間を超え、社内で何度となく繰り返されたスパーリング(練習試合)で鍛え上げ、この大会に参加した3人。まず行われた予選Aブロックでカズ福田が戦うことになった。
各媒体のそうそうたるメンバーを前に、いささか緊張を隠せない様子のカズ福田。彼のチームの戦法は、ゾーマを回復役、ミルドラースを攻撃専門とし、エスタークが臨機応変に対応を行う。
魔王や上位のレアモンスターに苦戦を強いられながらも勝利を重ね、あと1勝で予選突破まで辿り着いたが、その時点でAブロックから1名が5連勝を達成。そして僅かな差でまた1名決勝進出者が決定してしまい、カズ福田の予選敗退が決まった。ちなみに5連勝3番目であったが、後の祭りであることは変わりない。
先達の敗退を踏み台に、若手であるピロタとありむらが次の予選Bブロックに参戦した。事前のスパーリングで「じゅもんによる攻撃は、ベホマズンで回復するから気にしないでいいけど、状態異常になったらヤバイね」と話していたことが現実になってしまった。ありむらは最初の対戦でブラックドラゴンとゾーマが、相手のこうげきにより、まひ状態となってしまいキラーマシン1体で戦わなくてはならない展開に。対戦はそのまま回復しない2体を置いて、キラーマシンが孤軍奮闘していたが、3ラウンド規定のため試合終了。判定で負けとなってしまった。さらに次の戦いでも、チームの2体がねむり状態となってしまい、同じくタイムアップで判定負けとなってしまう。
予選は5連勝した方が2名出た時点で終了ということで、タイムアップというロスはかなり不利になってしまった。結局ピロタは2勝、ありむらは1勝を上げたのがやっと。Gparaの3人は、決勝進出の4名に入ることはできなかった。
今回の予選を振り返ってみると、いかに早く相手との戦いを決するかがポイントとなるだろう。
また対戦の合間のマッチングの時間が長い場合1分弱かかってしまうことがあることや、例えレアなモンスターで非常にレベルの高いチームを組んだとしても、相手がベホマズンで回復してしまい勝負を着けるのに時間がかかってしまう場合など、予選を突破するには、実力だけでなく多少なりとも運が介入する要素がある。
ゲーム大会に挑む際、チーム編成を行う時に「いかに早く相手を倒すか」を考え、先手必勝のチームを組むのが予選突破の近道と言えるだろう。
勝利の決め手はやはりあの最強呪文
媒体対抗ゲーム大会は予選を終え、決勝に進出した4名が決定。決勝トーナメントは、エンターブレイン 週刊ファミ通から佐藤栄一氏、須藤 崇氏、豊田 恵吾氏と、週刊少年ジャンプ 大谷 剛司氏によってトーナメントが行われた。
決勝トーナメントの詳細は、以下にある対戦カードをクリックして確認して頂きたい。予選はAIによる戦闘で行われたが、決勝はコマンド選択可能な「フリー」で行われたため、予選とはまた違った戦いが繰り広げられた。
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佐藤栄一氏
VS
大谷 剛司氏 |
須藤 崇氏
VS
豊田 恵吾氏
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佐藤栄一氏
VS
須藤 崇氏 |
20近い媒体の頂点に立ったのは、同門対決にも勝利した週刊ファミ通の佐藤氏。「フリー」ということで、『ドラゴンクエスト』最強のじゅもん「マダンテ」で相手に1300以上のダメージをくらわしての勝利であった。
その後、優勝者と本作のバトルディレクター 藤澤 仁氏によるエキシビジョンマッチが行われた。詳しくはコチラをクリック。こちらの戦いでも佐藤氏が相手を圧倒する戦いを行い、佐藤氏の完全勝利で大会は幕を閉じた。
予選敗退という結果ながら、レベルの高い戦いを存分に堪能できたゲーム大会であった。今後『ドラゴンクエストモンスターズ ジョーカー』のゲーム大会に参加したいという方は、このレポートを参考に対策を立てて頂きたい。
プロデューサーに殴り込み!Gparaチームの実力はいかに
予選敗退してしまい、これでは編集部に帰れないGpara代表の3人は、大会終了後、バトルプロデューサーの藤澤氏に対戦を申し込んでみた。
「いまかなりテンションが下がっているんです」と、先だって行われたエキシビジョンマッチでの敗退がかなり精神的にこたえている様子であった。
しかしただ負けただけでは帰れない3人は、ムリヤリ対戦をお願いし、プチエキシビジョンマッチを行った。ルールは10ラウンド、復活禁止、AI戦闘。藤澤氏はバトル担当のプロデューサーということで、大会中も「自分でコマンド入力するだけでなくAIも使ってください」と話していた。
対戦のメンツは藤澤氏がエキシビジョンマッチと同じくオーシャンクロー、デスタムーア、メタルキング。Gpara代表として対戦に挑むありむらも予選と同じチームを使用した。
対戦開始直後は先制を得意とするオーシャンクローが、よりにもよってマホトラを唱えてしまう。「なんで?」と自分が制作を担当した戦闘AIに思わず突っ込みを入れてしまった藤澤氏。その後デスタムーアがムチを使った全体攻撃を放ち、続いてメタルキングがありむらのゾーマに攻撃をするもダメ-ジは0であった。
目の奥に勝利を確信したありむら。それに呼応するようにキラーマシンがギガブレイクを放ち、その後攻撃。間髪入れずにブラックドラゴンがデスタムーアに攻撃をし、421ダメージを与えた。
これによりデスタムーアが倒れ、藤澤氏のチームは崩れ落ちずようにオーシャンクロー、メタルキングと倒れていった。
落胆していた心の傷に塩を塗られた形となった藤澤氏は、セーブを待たずに電源を切ってしまった。「今のはなかったことに・・・」とがっくりと力なく肩を落としていた藤澤氏を残し、Gpara『DQMJ』チームは会場を後にした。
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