イベントレポート
 
三国時代を舞台にしたMMORPG『三國志 Online』発表会
2006.12.07
関連URL:『三國志 Online』公式サイト
 
 『三國志 Online』は、西暦200年頃の中国を舞台に魏、呉、蜀の三国が大陸の覇権を争っていた「三国時代」をモチーフにしたPC用MMORPG。プレイヤーはいずれかの国に所属し、広大な中国大陸を舞台として戦っていくこととなる。

 発表会に先立ち、コーエー代表取締役執行役員社長COO・小松清志氏が登壇。「『三國志 Online』はコーエーシンガポールスタジオ(KOEI Entertainment Singapore Pte. Ltd.)で開発を進めている作品です。シンガポールへは2004年に進出し、『三國志 Online』の開発を進めてきましたが、この度ようやく成果をお披露目することができました」とコメント。
  その後、『三國志 Online』プロデューサー・上野彰三氏が登場し、本作の紹介を行った。ゲーム概要は以下のとおり。

『三國志 Online』概要

   
○ゲームの舞台
 プレイヤーが生活する舞台は、三国時代の歴史的世界観と、幻想的な古代中国とが融合した世界。その世界に、プレイヤーはひとりの将として登場し、魏軍・呉軍・蜀軍に所属する関羽(かんう)、趙雲(ちょううん)、周瑜(しゅうゆ)、諸葛亮(しょかつりょう)といった武将に仕え、中原の制覇を目指す。
  ゲームは1年をかけて行われ、その期間で最終的に合戦の勝利数が多かった国が覇権を握ることとなる。覇権を唱えた勢力に所属するプレイヤーには恩賞が与えられる。
  冒険は荊州(けいしゅう)の小さな村から始まり、成長に応じて長安(ちょうあん)や建業(けんぎょう)、成都(せいと)といった都市にも行けるようになる。なお、長安には各勢力のNPCが存在し、彼らを通じて所属する国家を決定することになるとのこと。

○声も設定することが可能! キャラクタメイク
 
  プレイヤーの分身となるキャラクタは、男女各4種類の体系をベースに作成することができる。

  身長や体重を変更したり、髪型や顔、肌の色などを設定できるのはもちろんのこと、本作では自キャラの発する「声」も設定することができる。

○装備品変更でキャラの役割をチェンジ
 本作には基本的に職業という概念が存在しない。戦闘においては、使用する武器によって攻撃範囲や攻撃力が変化し、「攻撃」「防御」「妖術」など6つの戦闘能力によってキャラクタの役割が変更される。また、今回詳細は明らかにされなかったが、戦闘以外でも7系統の生産技能と5系統の採集技能があるとのことだ。
  なお、戦闘時の戦闘能力は以下の通り。
片手武器・盾装備時 両手武器装備時 弓装備時
双手武器装備時 妖術武器装備時 練丹武器装備時

○数百人で対戦可能! 戦闘システム
 本作の戦闘システムは、全てのプレイヤーとNPCがシームレスに戦えるオープンバトル形式を採用している。プレイヤーは、最大5人で徒党(パーティ)を結成し、その中で攻撃系や回復系といった個人の特性を生かして戦いを繰り広げることになる。

  また、複数の徒党間で戦術を立て、防御に優れた徒党が敵の攻撃を食い止め、その間に遠距離攻撃に長けた徒党が弓で敵を殲滅するといった徒党間の連携攻撃も可能となっている。

  また、数百人のプレイヤーがしのぎを削り合う合戦においては、複数の連合同士で連携して戦場全体を見据えた戦略を練ることが必要となる。なお、合戦は1週間で3回行われる予定だ。

○史実武将と戦場に出撃!
   
 前述したように、関羽(かんう)、夏侯惇(かこうとん)、周瑜(しゅうゆ)といった三国志お馴染みの武将たちももちろん登場する。彼らはNPCとして登場し、クエストや戦場に登場する。プレイヤーと武将の親密度が高ければ、「武将招聘」(ぶしょうしょうへい)をすることができ、戦場に味方として登場させることができる。

○戦を制するための要素 兵器・聖獣
 
  プレイヤー同士が直接攻撃しあう以外にも、合戦では投石器や連弩、井蘭といった『三國志』シリーズお馴染みの巨大兵器も登場する。
  これらの兵器は戦場でプレイヤーによって生産されるものになる。

  また、詳細は明らかにされていないが、あらかじめダンジョンなどで手に入れたアイテム「聖獣の欠片」を多人数のプレイヤーが持ち寄り、使用することで召喚することができる「聖獣」は敵、味方を巻き込み、戦場で圧倒的な威力を発揮するようだ。

○サービススケジュール
クローズβテスター募集:2006年12月中旬
クローズβテスト開始:2007年1月下旬
オープンβテスト開始:2007年春

  なお、課金形態に関しては未定としながらも、コーエーがサービスを実施しているタイトルの課金モデルに近い形をとるとのこと。また、パッケージの販売も予定しているようだ。

 発表会の最後に登壇したコーエー専務執行役員 ソフトウェア事業部長・杉山芳樹氏は「コーエーは1980年代からネットワークゲームの展開を行ってきました。『信長の野望 Online』『大航海時代 Online』『真・三國無双BB』といったタイトルはアジアを中心とした海外へも積極展開をしています。今後、北米や欧州にも展開していく予定です。『三國志 Online』は今後、面白くて為になる最高のクオリティを目指し開発していくので、期待してください」というコメントから、本作への自信が伺えた。

 2005年2月の発表から1年10ヶ月の時を経て、遂に発表となった『三國志 Online』。合戦のシステム、ゲーム内容の詳細は明らかにされていなかった。今後、ジーパラでは新しい情報が判明し次第、お伝えしていこう。

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