幕張メッセにて、次期を担うアーケードゲームが一堂に会するアミューズメントマシンの総合展示会、第44回アミューズメントマシンショーが開催された。期間は2006年9月14日~16日(一般公開日は16日)。もちろん数多くのゲームメーカーも出展している。今回は、ビデオゲームを扱う各社を中心に、14日に発表された出展物の速報をお届けしよう。
■ガンダムのガンシューティングが登場!バンプレスト
ガンダム好きの視線をバンダイナムコゲームスと二分していたのがバンプレストブース。目玉は筐体にザクマシンガンを使ったガンシューティング『機動戦士ガンダム スピリッツ オブ ジオン~修羅の双星~』。プレイヤーはジオン軍の兵士(オリジナルキャラクタ)となり、ザクを駆ってステージを進んでいく。手に持ったザクマシンガンを画面から外せば機体ごと障害物に隠れることができ、サブトリガーとメイントリガーを同時押しすることでクラッカーやバズーカ、ヒートホークなどの特殊武装を使用することもできる。ゲーム後半ではオリジナルキャラ専用機体も登場し、OVAさながらのストーリーが展開するという。もちろん敵は地球連邦軍。バニング大尉やアムロなど、ガンダムシリーズに登場したおなじみの有名キャラも登場する。そのほかに3D対戦格闘ゲーム『THE BATTLE OF 幽★遊★白書~死闘!暗黒武術会~』などが出展されていた。
■コックピットでモビルスーツを操縦!バンダイナムコゲームス
バンダイナムコゲームスブース最大の注目を集めていたのは、最大8人までの対戦が可能な『機動戦士ガンダム 戦場の絆』。各人がモビルスーツを操って戦う対戦アクションだが、特徴はその筐体。ドーム状に囲まれた座席で、フットペダルや2本の操縦桿を使い、リアルな感覚を味わうことができるのだ。また、筐体にはインカムが付属しており、これで味方と通信しながら戦えるのも熱い。ガンダム好きなら一度は思う「MSに乗って戦いたい」という夢が現実のものとなるのだ。業者向けの初日であったが、プレイの待ち時間は60分となっていた。
また、ニンテンドーDSの脳力トレーニングソフトでおなじみ、川島隆太教授の監修による『みんなで鍛える全脳トレーニング』なども人気だった。ネットワーク通信によって全国のプレイヤーと対戦しながら脳を鍛えることができる。
みんなで鍛える全脳トレーニング |
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(C)2006 NAMCO BANDAI Games Inc. |
■『頭文字D』『ギルティギア』新作など、ビデオゲームが多数出展されたセガ
レースゲームと対戦格闘で賑わっていたのがセガブース。大型筐体を使った『アウトラン2 スペシャルツアーズSDX』は最大8人でのプレイが可能。大画面と自動車を模した筐体(もちろん動く!)はもはやアトラクションと呼べそうなシロモノ。レースでもうひとつ。おなじみのレース漫画を題材にした『頭文字D アーケードステージ4』は新基板を採用し、全国対戦を可能にした新作。また、新たなシステムとバランスの見直しを図った『ギルティギア イグゼクス アクセントコア』、PS2版のバランスを中心にさらなる追加を行った『メルティブラッド アクトカデンツァ Ver.B』、新作STG『カラス』などが出展されていた。
ギルティギア イグゼクス
アクセントコア |
頭文字D
アーケードステージ4 |
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見ることができます
(C)1998-2006 ARC SYSTEM WORKS Co.,Ltd |
(C)しげの秀一/講談社
(C)SEGA
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■タイトーでは『アクエリアンエイジオルタナティブ』など驚きの新作連発!
初心者用のサポート機能を加えると同時に6速ギア+クラッチペダルが追加されたプロフェッショナル筐体に対応した『バトルギア4チューンド』などの新作が展示されていたタイトー。新型基板「TAITO Type X2」の発表会が開催され、そこで驚きの新作が発表された。
まずはブロッコリーとタッグを組んで制作された『アクエリアンエイジ オルタナティブ』。オリジナルトレーディングカードゲームとして人気を誇る『アクエリアンエイジ』を題材にしたオンライン対戦型カードゲームだ。手元と正面の2画面を使った筐体も特殊ならば、手元画面の上に置いたカード自体を動かしたり裏返したりすることでキャラを操作するゲーム性も特殊。今までのオンラインカードゲームとは一線を画した作品になっている。ブロッコリー代表取締役会長の木谷氏やオープニングテーマを歌う富田麻帆さんも来場していた。
さらに、ブースとしては出展していないSNKプレイモアの細谷氏が壇上に登場し、新基板を使った新作『KOF マキシマムインパクト レギュレーションA』、3D格闘アクション『サムライスピリッツ閃』、そしてなんと『KOF』シリーズの正統な続編『ザ・キング・オブ・ファイターズXII』が発表された。SNKプレイモアの3作品についてはタイトー作品というわけではないが、まさにサプライズの発表会となった。
その他、新作『虫姫さま ふたり』と、奇妙な盛り上がりを見せるメダル麻雀ゲーム『もうかり番長』で人だかりが絶えなかったケイブブースや、新たな要素を加えたキッズ向けカードゲーム『ロックマン エグゼ バトルチップスタジアム』が人気のカプコンなど、今回取り上げた以外にもまだまだ多くの作品が出展されていた。このアミューズメントマシンショーは16日には一般にも公開されるので、幕張メッセまで行けるアーケードゲームファンは自身の目で見て、体験してみるのもいいかもしれない。
近年の傾向として大型筐体を使ったビデオゲームが多く出展されていたアーケードゲーム。しかし、今回はビデオゲーム作品の出展がやや減少。さらにその中でも家庭用ハードからの逆移植とも言うべき作品が増えたのも特徴と言えるかもしれない。逆にビデオゲームにとらわれなくなったせいか、メダルゲームや新たなアイディアを使ったカードゲームなど、プライズゲームが勢いを増していた。特に『アクエリアンエイジ オルタナティブ』など野心的な作品も見られ、今後のアーケードゲーム業界にさらなる新風が巻き起こりそうな予感のする展示会となった。 |