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テクモ、オンラインゲームサービスに参入!10月開始
2006.08.29
『BASTARD!! ONLINE』メインページ
関連URL:「テクモ」公式サイト
 

 テクモは8月28日(月)、東京・秋葉原にて「TECMO PRESS CONFERENCE 2006 Summer」を開催。この秋よりスタートする新オンラインサービス「LieVo(リーボ)」の詳細や、今後投入予定となっている新作タイトル情報などを業界関係者に向け公開した。また、「LieVo」のスタートに関連し、オンラインゲームポータルサイト「ブロードゲーム」を運営するSeedCとの資本・業務提携を行っていくことも明らかとなった。

■10月に本格的始動、テクモのオンラインサービス

  カンファレンスは第1部と第2部に分けて行われ、第1部では主にオンライン事業展開について、第2部では秋商戦以降の新作タイトルについてそれぞれ発表する形となった。
  でも今回のカンファレンスの目玉となったのが、SeedCとの提携により、10月10日(火)からスタートする予定の新オンラインサービス「LieVo」。冒頭で挨拶を行ったテクモ代表取締役社長・安田善巳氏は、同サービスのコンセプトを「グローバル&オープン アーキテクチャ」と説明。「世界中で優秀なクリエイターが育ってきている中、テクモとしては、クリエイター同士が世界レベルで手を組み、新しいゲームを作っていくためのチャンスとサポートを提供していきたい」と、「LieVo」の狙いを語ってくれた。

SeedCとのタッグで提供されるオンラインサービス「LieVo」

  「LieVo」という名前は、「Life」「Internet」「Entertainment」「eVOlution」を組み合わせた造語。インターネットを通じて、ユーザーのライフスタイルとエンターテイメントを進化させていけるような次世代オンラインゲームプラットフォームを目指す、という狙いから名付けられた。
  一言で説明するなら、「LieVo」は様々なオンラインゲーム、オンラインサービスを提供していくポータルサイトということになるだろう。ユーザーは同サービスに登録、参加することで、厳選されたコンテンツを基本料金無料で、好きなだけ楽しむことが可能。基本は現在SeedCが運営中のゲームポータルサイト「ブロードゲーム」がベースとなっており、10月10日(火)からはさらにテクモならではのコンテンツやサービスが追加され、「LieVo」として新たに生まれ変わる形となる(『ミックスマスター』など、現在「ブロードゲーム」で提供されているコンテンツはそのまま「LieVo」へと引き継がれる)。現在「ブロードゲーム」を利用中のユーザーは、アカウントなどをそのまま「LieVo」に引き継ぐことが可能だ。
  またユニークな試みとして、「LieVo」ではクリエイターやパートナーに向けて、オンラインゲーム開発や事業展開のためのソリューションも提供していくとのこと。これがつまり、安田氏が言うところの「グローバル&オープン アーキテクチャ」の部分だろう。たとえば運営や海外展開のノウハウを持たないメーカーでも、「LieVo」とのパートナーシップを結ぶことで、手軽に全世界へとタイトルを配信することが可能となる。さらなるオンラインゲーム市場の活性化も見込める、意欲的な試みと言えそうだ。
  そのほかにも、「LieVo」ではデジタルコンテンツのダウンロード販売や、ゲーム内マネーを使ったユーザーによるオークション、アイテムトレードが可能な「Superモール」、ユーザーが自分で攻略情報を作ることができるWikiサービス、パーソナルSNS機能など、様々な機能やサービスも合わせて提供していくとのことだ。

 今後の展開予定としては、まず2007年12月までを第1フェーズとし、ここまででアジア・オセアニア・英語圏地域など世界12ヵ国でのサービス開始を予定。この時点で国内500万人の会員獲得を目指す(現時点で「ブロードゲーム」の会員が110万人)。また、現在「ブロードゲーム」上ではMMORPG、カードゲームなど4タイトルが提供されているが、これも2007年12月までに、後述する『WarRock』や『ギャロップレーサーオンライン』などを追加し、10タイトル(+α)まで拡充する予定としている。
  さらに2009年12月までには、ヨーロッパ、南米も合わせ全世界17ヵ国でのサービス開始を目指すとのこと。これが実現すれば、全世界にまたがる巨大なポータルサイトができあがることになりそうだ。

本格オンラインミリタリーアクションが楽しめる『WarRock』

 続いて、「LieVo」で実際に提供されるオンラインゲームも新たに公開された。その1本目がこの『WarRock』である。
『WarRock』は「LieVo」初の新規タイトルで、多人数での大規模戦闘が楽しめるオンラインミリタリーアクションゲーム。歩兵同士のスリリングな小規模戦闘から、戦車や飛行機といった大型兵器を使った中・大規模戦闘まで、ひとつの戦場で様々な戦いを楽しむことができるのが特徴だ。また、スキルを成長させてキャラクタを育てていく要素もあり、単なるFPSとしてだけでなく、より奥深い楽しみ方もできそうだ。
  本作のプロデューサーを務めるテクモの河野 順太郎氏は、「これまでのFPSは、リアルすぎるあまり敷居が高く、殺伐としていて初心者には手を出しにくいものでした。『WarRock』はその点、リアルとエンターテイメントのちょうど中間にあり、初心者から上級者まで幅広く楽しめる作品となっています」と、本作の魅力を語ってくれた。

 『WarRock』は今冬サービス開始予定。他の「LieVo」内のコンテンツ同様、もちろん基本プレイ料金は無料となる。また、10月10日(火)の「LieVo」オープンに合わせてクローズドβテストの募集も開始されるとのことなので、興味がある人はぜひ応募してみてほしい。

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あの『ギャロップレーサー』も「LieVo」でオンラインに

 2本目に紹介されたのは、テクモの看板タイトルとしておなじみ『ギャロップレーサー』シリーズのオンライン版『ギャロップレーサー オンライン』。こちらも基本プレイ料金無料で遊ぶことができ、最大18頭での同時対戦や、ビジュアルロビーでのおしゃべりを楽しむことが可能だ。基本的な操作はすべてマウスのみで行うことができるとのことなので、シリーズ初心者でも気軽に遊ぶことができそうだ。
  また、さらに有料ユーザーになると、自分だけの仔馬を購入し、育成や配合も行うことが可能になる。もちろん、家庭用版同様に、騎手として競走馬に騎乗してレースに参加することもできる。さらにレースですばらしい成績を残せば、自分の馬が種牡馬として登録されることも。自分が育てた馬の子孫が、ネットワークを通じて広がっていくなど、オンラインならではのユニークな要素も用意されている。
  こちらもサービス開始予定は今冬。課金方法は基本プレイ料金無料のアイテム課金制を採用することがすでに決定している。

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 また、今年は『ギャロップレーサー』シリーズ10周年の年ということで、合わせてPS2版最新作『ギャロップレーサー インブリード』も新たに発表された。こちらは『ギャロップレーサー』シリーズ初となる「最新データバージョン」。前作『ギャロップレーサー8』と、前々作『ギャロップレーサー ラッキー7』が2006年データに刷新し、2タイトルをセットとして収録している。価格も4,800円と低価格となっている。発売日は11月26日(木)を予定。

■『BASTARD!! -ONLINE-』最新映像など、第2部も注目情報続々

  続くカンファレンス第2部は、秋商戦以降で投入を予定しているパッケージゲームの紹介に。初公開となるPC用タイトル『Heroes of Annihilated Empires Episode1 -黄泉の国アトランティス‐』を筆頭に、『コロボットアドベンチャー』『BASTARD!! -ONLINE-』など3タイトルの紹介が行われた。

テクモ初のPC用タイトルとなる『HoAE』

 1本目の『Heroes of Annihilated Empires Episode1 -黄泉の国アトランティス‐(HoAE)』は、テクモ初となるPC用パッケージゲーム。名作RTS(リアルタイム・ストラテジー)『コサックス』を生み出したウクライナのゲームメーカー・GAME WORLD社の最新作を、テクモが日本で展開する形となる。
  舞台は紀元前の「アトランティス島」。まるで「指輪物語」を思わせるような壮大かつ美しいファンタジー世界の中で、大いなる力を持つ王冠「ザ・ワールド」をめぐる壮絶な大規模戦闘が繰り広げられていく。タイトルに『Episode1』とあることからもわかるとおり、本作は全3部作構成となっており、さらに全5巻の小説版も並行して刊行される予定となっている。まさに「指輪物語」に匹敵するスケールの作品となりそうだ。
  ジャンルとしてはRTSとなるが、さらに本作では、いつでもキャラクタ(ヒーロー)の視点に切り替え、「1対多数」のRPG的爽快感も味わうことができるのが特徴。全体を見渡しながら部隊に指示を与えるか、自らヒーローを操り大群を殲滅していくか、状況に応じてふたつの戦略を瞬時に切り替えていくのが面白い。もちろんRTSの魅力であるネットワーク対戦にも対応している。
  発売日、価格は今のところ未定となっているが、ヨーロッパでは11月、12月ごろを目処に発売予定とされており、なるべくそれに近いタイミングで、日本でも発売していきたいとのこと。

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雑誌とのタイアップに注目の『コロボットアドベンチャー』

 続いて紹介されたのは、10月26日(木)発売予定のPS2用タイトル『コロボットアドベンチャー』。
  PSPで人気を博したアクションアドベンチャーゲーム『カラクリ KARAKURI』に、様々な新要素を加えたPS2移植版だ。こちらはゲーム内容についての新情報はなく、コミックとのタイアップ企画の紹介が中心となった。
  発表によると、今回はプロモーションの一環として「ブンブン9月号」から『コロボットアドベンチャー』のコミックを掲載する予定とのこと。
  また、9月下旬には全国の書店店頭で、スペシャルコミックを無料配布するなど、コミック誌とのタイアップを中心とした、低年齢層向けプロモーションに力を入れていくようだ。

もうちょっと待って!『BASTARD!! -ONLINE-』最新映像はTGSで

 最後に紹介されたのは、人気コミックのMMORPG版として発表当初から注目を集めていた『BASTARD!! -ONLINE-』。会場では、これまで公開されていたものよりもかなりクオリティアップした最新のムービーが公開されたが、写真掲載厳禁とのことだったので、今回は残念ながらお見せすることができない。
  が、今回公開されたムービーは、来月の「東京ゲームショウ2006」のテクモブースにて一般公開するとのこと。ブースを訪れた人には、東京ゲームショウ限定の『BASTARD!! -ONLINE-』オリジナルポスターもプレゼントされるので、テクモブースに足を運んでみてほしい。また、これまでなかなか新情報が出てこなかった同タイトルだが、東京ゲームショウを皮切りに、今後は続々新情報を出していきたいとのことだった。今後の続報にも期待しよう。


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