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プレイレポート
セオリー無視!『世界樹の迷宮III』パイレーツ×4編成、明日なき冒険の巻
2010.03.12
『世界樹の迷宮Ⅲ 星海の来訪者』関連情報
『世界樹の迷宮III 星海の来訪者』公式サイト
2007年1月にシリーズ第1弾が発売され、手ごたえを感じられる難易度や、自分でマッピングしながら、強敵が待ち構えるダンジョンを探索していくといった奥深いシステムで人気を集めている3DダンジョンRPG『世界樹の迷宮』シリーズ。
そのシリーズ最新作となるニンテンドーDS向けソフト『世界樹の迷宮III 星海の来訪者』(以下、『世界樹の迷宮III』)が、2010年4月1日(木)に発売される。
発売まで1ヶ月を切った今回、アトラスにて『世界樹の迷宮III』を一足先にプレイさせて頂いた。ここでは、そのプレイレポートをお届けしていきたいと思う。
だが、普通にレポートしても面白くないから、ちょっと無茶した。本作では“海”がキーワードということで、パイレーツ4人というパーティ編成で冒険に出てみたのだ。ちなみに、筆者は今回がシリーズ初体験! 果たして明日なき冒険の結末は――!?
もちろん、ゲーム序盤の流れもちゃんと追っていきますのでご安心を。
※画面写真をクリックすると、拡大したものを見ることができます。
開始早々から窮地!? まずは
基本を勉強
海都「アーモロード」に伝わる“海に沈んだ巨大国家”の全貌を掴むため、海底迷宮へと足を踏み入れて冒険を繰り広げていくことになる『世界樹の迷宮III』。
▲本作の舞台となる海都「アーモロード」。これまでの、シリーズ作品とはまた違った雰囲気の街になっている
シリーズ未経験の筆者は、あたふたとしながらもゲームを開始。まずは、自らが指揮することになる“ギルド”の名前を決め、5人のパーティーメンバーをエディットすることになる。事前に新たな舞台とし“海”が登場するということを聞いていたので、見た目の異なる4人のパイレーツと、1人のプリンセスでパーティーを構成。
上記の選択が後に、ひどい結末を迎える原因になっていたなんて、この時筆者は想像もしていなかった……。
【筆者のパーティ その01】
▲10種類ある職業の中から躊躇なく、パイレーツ4人と、プリンセス1人をチョイスしてしまう筆者。“お姫様が海賊に捕らわれている”といった有りもしないシチュエーションを妄想しつつ、構成したパーティー。素人まるだしだ
パーティー編成を無事に終え、早速海へ繰り出すため「インバーの港」へ向かう筆者一行。港に到着するとそこには、いかにも“海の漢(おとこ)”といった感じのおじさんの姿があり、とりあえず話しかけてみると、航海に出るためには「ロード元老院」の許可が必要と追い返されてしまった。
なくなく港を去り、「ロード元老院」に向かう。故郷は海といっても過言ではないパーティーメンバーに申し訳ない気持ちでいっぱいだ…!
言われるがまま、次の目的地となる「ロード元老院」に到着し、長と思わしき老婆に話しかけると、1つのミッションを頼まれる。そのミッションとは、「樹海への序曲」と題された、第一階層の地図をマッピングして完成させるという内容。まさか、パイレーツ(海賊)が樹海の散策をすることになるとは……。「僕ら、山賊っスか!?」と自分にツッコミを入れつつ、筆者一行は樹海の入り口へと向かった。
▲意気揚々と「インバーの港へ向かうが、許可が下りていなくて門前払いをくらってしまう
▲「ロード元老院」で頼まれたミッションが、予想外の樹海探索。『世界樹の迷宮』だから当たり前といえばあたりまえなのだが…
そして、パイレーツから山賊(?)になりつつあるパーティーメンバーが、迷宮の入り口をくぐり目にしたものは……赤い花が咲き誇る美しい樹海の姿。「あれ? 樹海って、もっと禍々しい感じじゃないのかね?」と、予想していたものと違った光景に、良い意味で驚いてしまった。
美しい樹海の風景を楽しみつつ奥へ進んでいくと、“樹海の案内人”と思しき人物がどこからともなく出現し、行く手を阻む。その理由は、B1Fの地図が完成しないと奥へ通すことはできないというもの。
B1Fのマッピングをしにきたのに、何故同じB1Fに行けない場所があるのだろうと疑問に思いつつ、おぼつかない手つきでマッピングを開始。ちなみにマッピングとは、冒頭でも言ったとおり、タッチペンを使ってDSの下画面に映し出された未完成の地図を自ら作成する、本シリーズ最大の特徴といっても過言ではない独特のシステムである。
▲樹海への入り口。想像とは裏腹の美しい景色にうっとり。樹海には案内人の姿が
▲『世界樹の迷宮』シリーズにおいて、欠かせないシステム「マッピング」。お絵かきをしている感覚で、地図を製作していくのは、なんとも楽しい
そのマッピングにおいて基本となるのが、地図に自ら進んで歩いた場所の壁を書き込んでいく作業。自身で歩かずとも床を埋めることのできるツールもあるが、やはり地図製作となると、しっかり自分の足で歩いて描いていきたいということでちゃんと歩いてから、せっせと壁を引いていく。
のんきに地図製作のできる美しい樹海といえど、道中に敵となるモンスターが現れるのは冒険のお約束。かくいう筆者パーティーの前にも、モンスターたちは当然現れた。
マッピングのことすら分からなかった筆者は、最初のマップだからバトルはAボタンを連打しとけばすぐ終わるだろうと安易な気持ちでこなしていく。最初はそのとおり、飛び出してきた敵をサクサクと倒していくが、少しずつダメージが蓄積。「アイテムを使って回復すればいいじゃないか」と言われるとそこまでなのだが、何故かこの時、筆者の頭にはアイテムの“ア”の字すらなかった。
▲冒険中にはモンスターが襲ってくることもしばしば。群れを成して現れると、ゲームーバーになる確率が急上昇!
そして、とうとう悲劇は起こる。作業のように戦闘をこなしていた筆者率いる山賊(?)パーティーのメンバーが一人ずつ、モンスターに倒されていく。プリンセス1人でも戦闘を終わらせようと“ATTACK(通常攻撃)”を連打する、ド素人な筆者。言うまでも無く、その結果は全滅、憧れの海賊になる間もなく山賊(?)状態のまま(+プリンセス)筆者ご一行は天に召されてしまった。
さらに悲劇は続くもので、再開しようにもデータがなく、頑張って作ったキャラクタたちが見当たらない。それは当たり前のミスで、プレイ開始から1度もセーブをしていなかったからだ。今回の冒険は、「冒険に出かける前には忘れずセーブはしよう」という大切なことを教えてくれた。
悪いのは
パーティー編成
だ、そうに決まっている!
初の冒険で醜態をさらした筆者は、また一からパーティーの編成を始める。今回は初回での問題点を踏まえ、モンク、ウォーリアー、ゾディアック、バリスタ、パイレーツというバランスのとれたパーティー構成に変更。
シリーズ最新作となる『世界樹の迷宮III』では、職業の名称およびビジュアル、性能にいたるまで一新されており、これまで回復役を担ってきたメディックは、近接の打撃攻撃も得意なモンクへと転身している。言わずもがな1つのパーティーに少なくとも1人のモンクは欠かせない存在と言えるだろう。
【筆者のパーティ その02】
▲初回の失敗を活かし、左からモンク、ゾディアック、ウォーリアー、バリスタ、パイレーツといったパーティー構成に変更
心機一転、新たなメンバーと共に再び樹海一階層へ突入。1度通った道というだけのことはあり、マッピングはすんなりと進んでいくかに見えた矢先、再び事件は起こる……。気付くと、またもやメンバーたちの体力が真っ赤なピンチ状態。「なんで、職業ちがうのに回復スキルの1つも覚えてないのだろう?」という至極当然な疑問にぶち当たった筆者は、メニュー画面を調べてみることにした。
そうするとそこには、“SKILL(スキル)”の習得画面が……。やっとここで戦闘においてかなり重要なスキルを習得するという考えに至ったのだ。気付くのが遅いけど、まぁ初心者なので勘弁してください。
モンクには回復スキル、ウォーリアーには攻撃スキルといった具合に、職業に合ったスキルを習得させて仕切りなおし。
▲本シリーズの戦闘において欠かすことのできない存在スキル。その要素に全く気付かずプレイしていた筆者……
スキルを習得したことで、モンスターとのバトルは雲泥の差と言ってもいいほど楽にこなせるように成長した。筆者がゲームシステムに順応していくのにあわせて、樹海一階層のマッピングも終盤へ。なお、地図がしっかりと完成したか調べるには、樹海へ始めて足を踏み入れたときにお伝えした案内人に話すことでチェックしてもらえる。
しかし、またもやここにきて樹海の恐ろしさに出くわしてしまう不運な筆者。マッピングの基本は、歩いてきた道の壁を引いていくことと先ほど書いたが、その壁を引くためには移動可能な場所を全て把握する必要がある。ところが、道は必ずしも目に見えるものだけではないのだ。時に道は、かくれんぼをしているかのように姿を隠し、冒険者たちをあざ笑う。
どんなに歩き回っても地図が完成しないため、少しずつ焦りだした筆者。怪しげな行き止まりに突っ込んでいき、ひたすらAボタンを連打。そうすると時折、ヒントと思われるテキストが現れる。そのテキストを頼りに、ようやく最後の場所へ到達。この場所がかなりの曲者で、決まった所からしか進入できない、いわば隠し部屋のような作りになっていたのだ。本当によく見つけたと、自分を褒めてやりたい。
▲度重なる不運な出来事を掻い潜り、見事一階層の地図が完成。苦労の末に完成した地図には、格別の愛着を感じる
出来あがった地図を確認してもらうため、案内人のいる地点へ足を運び、「上出来」のお言葉をもらった初心者たちは、樹海をあとにした。
いざ航海へ!
しかし、序盤に進めるのは6マス…だと…!?
プレイ開始からおよそ1時間半で、やっと樹海一階層の地図を完成させた筆者は、心地よい疲れと満足感を胸に「ロード元老院」へミッション完了の報告へ向かう。
元老院の長に報告をすると、文句なしのミッションクリアとなり、新たな階層および、念願の航海の許可を貰うことに成功。ここにきて、ようやく本作から加わった新たな舞台“海”へと足を踏み入れることができるわけだ。
▲いざ念願の航海へ! はたして大海原にまつものとは…
元老院からの許可が下り、再び港へ向かうと、またもや例の男が立ちふさがる。前回のことは水に流して話しかけてやると、今度はちゃんと航海に出られるとのこと。
「ヨーソロー、長い航海の始まりだ!」と意気込んでいると、男が「航海の行なえる日数は、持っていく食料によって左右される」と伝えてくる。そして序盤で所持している食料は、6マス分移動できるものと、魚群の出現率を上げるものの2つだけなのだ。
その限られた食料を我が船へと積み込み、いざ航海へ出発。6マスという限られた移動数の中で、魚群を発見することに成功する。高鳴る胸の鼓動を抑えつつ、魚群の上でAボタンを押すと、見事魚をゲット! 漁によって獲得した魚は、港に戻るとお金に換金してもらえるので、ゲーム序盤ではそれなりに重宝しそうだ。
幸先がいいなと思いつつ、まだ数マス動くことができたので近くの島へ上陸を試みるが……何故か島民に追い払われてしまい、ここであえなく食料の備蓄が切れてしまった。初の航海となった今回の船旅は早々に終わりを告げる。残念ながら大航海とまではいかないが、限られた時間の中で本作からの新要素の一端に触れることができただけでもよしとしよう。
▲航海には、まだまだ秘密がいっぱい! 実際にプレイして全ての要素を体験してみてほしい
また、港では大航海クエストの発注、航海中には先ほど少し触れた漁のほか、DSのすれちがい通信機能を用いた「交易」も行なうことができる。ちなみに、プレイの際に同席した本作開発スタッフによると、航海では食料による限られた移動数の中で新たな航路を模索しながら進み、海図を描いていく、樹海での自由なマッピングとはまた違った楽しみ方ができるとのことだ。
マッピングに加わる新たな風。
海図制作
を体験せよ!
全滅したり、スキルの存在に気付かずプレイしてきた今回の『世界樹III』。シリーズ初のプレイとなった本作を遊んでみて感じたのは、やはりマッピングの楽しさ。『世界樹の迷宮』シリーズの人気の一端はこの要素にもあるなと、実際にプレイしてみて実感できた。
お伝えしたとおり、本作から職業の一新や航海の追加など、シリーズファンだけではなく、筆者のような新規プレイヤーにとっても十分に楽しめる作品に仕上がっているという印象だ。
「『世界樹の迷宮』は、難しそうだから」といって敬遠していた人や、シリーズファンの方でも安心して遊べる3DダンジョンRPGといっても足りないほどの仕上がりなので、少しでも気になればプレイしてみてほしい。でも、パイレーツ×4編成はおすすめしないんだぜ!
■関連コンテンツ
[プレスリリース]
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『世界樹の迷宮III』「中級編」ムービーで“航海”の基本を学ぼう
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『世界樹の迷宮III』パイレーツなどのアナザーカラーイラストを公開
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『世界樹の迷宮III』プリンセスのアナザーカラーイラストを公開
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坂本真綾さんがナレーションを担当『世界樹の迷宮III』PV第2弾を公開
■関連リンク
・
『世界樹の迷宮III 星海の来訪者』公式サイト
『世界樹の迷宮III 星海の来訪者』
ハード:
ニンテンドーDS
ジャンル:
3DダンジョンRPG
メーカー:
アトラス
発売日:
2010年4月1日(木)予定
価格:
6,279円(税込)
プレイ人数:
1人
CERO審査:
「A」(全年齢対象)
先着購入特典:
「世界樹の迷宮III サウンドトラックアウトテイク」
(C)ATLUS CO.,LTD. 2007,2009
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