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イベントレポート
3年D組、勇なまセンセー!! “3D”づくしで『勇なま:3D』発売を祝う
2010.03.08
『勇者のくせになまいきだ:3D』関連情報
『勇者のくせになまいきだ:3D』公式サイト
ソニー・コンピュータエンタテインメントは2010年3月7日(日)、東京・世田谷の「IID 世田谷ものづくり学校」において、3月11日(木)発売予定のPSP向けソフト『勇者のくせになまいきだ:3D』(以下、『勇なま:3D』)発売記念イベント「3年D組勇なま先生」を実施した。
▲『勇なま:3D』発売記念イベントが行われた「IID 世田谷ものづくり学校」3年D組の教室
『勇なま:3D』は、プレイヤーが破壊神となりダンジョンで魔物を育て、攻め入る勇者を叩きのめしていく『勇者のくせになまいきだ』シリーズの最新作。タイトルの“3D”は、グラフィックがドット画でなくなるということではなく、3種類の“Dungeon(ダンジョン)”を意味する言葉となっている。
会場となった「IID 世田谷ものづくり学校」は、2004年3月で統廃合となった世田谷区立池尻中学校を再生する次世代モデルの廃校跡地再生プロジェクトとして2004年10月に営業をスタート。施設内には、ギャラリーや試写室、工房のほかパブリックスペースを併設し、働きながら学べるプロスクールやデザインベースの立体的なプログラムが実施されている。
▲なんだかすごく懐かしい気分になる小学校。昇降口の一角には、新聞一面のようなレイアウトが印象的な掲示物も
ここでは、一風変った会場で行なわれた『勇なま:3D』発売記念イベントの模様をお伝えしていこう。
※画面写真をクリックすると、拡大したものを見ることができます。
授業の単位も“3D”間! 開発者による
特別授業
は大充実
『勇なま:3D』の魅力のひとつは、過剰なまでのパロディ精神。それこそが本作を語る上での最大の魅力。そんな作品の発売を記念して行なわれる「3年D組勇なま先生」は、よく見ると顔のように見えなくもない“:3D”というコンセプトのもと実施された。
本イベントでは、“:3D”のタイトルどおり、3年D組の教室を使った特別授業や、一足早く製品版を遊べる体験プレイなど、ユーザーに本作の魅力を伝えるべくして企画されたイベントなのだ。
そして、イベントの会場となった校舎3階にある3年D組教室は、一見しただけだとふつうの教室。しかし、時間割や黒板、掲示物をよく見ると『勇なま』にまつわる内容やキャラクタの名前が確認できる。なんとも『勇なま』らしいこだわりの演出に、どこを見ても面白いの一言。
▲小学校というロケーションというだけで、何故か懐かしさに浸ってしまう、なんとも”なまいき”な演出。(もちろんいい意味で)
小学校の雰囲気を満喫していると、これまた懐かしさあふれるチャイムの音が教室に響きわたる。ここから本日の特別授業の開始だ。
1D間目
チャイムが鳴り終わると、魔物づくり学校3年D組み担任のハヤシ先生と、教師見習い・教育実習生のエノモト先生に続いて、『勇なま』シリーズのプロデューサーである山本正美氏と、ディレクターの大橋晴行氏が特別講師として登場。
“○D間目”といった具合に、コンセプトに沿った授業の時間割に倣って『勇なま:3D』からの新要素などが紹介された。
▲魔物づくり学校3年D組担任のハヤシ先生(左)と、教師見習い・教育実習生のエノモト先生(右)
▲『勇なま』シリーズのプロデューサー・山本正美氏(左)と、ディレクターの大橋晴行氏(右)
すでにご存知の人も多いと思うが、今回のタイトルにある“:3D”は、3つのダンジョンという意味に加えて山本氏から「今年ソニーグループを挙げて3D化に取り組んでいくということで、それにまんまと乗っかり、タイトルも『勇なま:3D』という形になっています」という話がされた。
もちろん、同じ3Dといってもソニーグループが推している3D(3-Dimension)ではなく、3つダンジョンという意味となっている。ちなみに、冒頭で軽く触れたとおり、“:3D”を90度回転させると顔に見えるといったプチネタがティーザーサイトにも使われたそうだ。
▲3つのダンジョンのひとつ“メインダンジョン”のスクリーンショット。その名前のとおり、本作のメインといっても過言ではないダンジョンのひとつである
1D間目の講義では、これまでのものと違ってワールドマップが立体的になった理由が生態系・世界を意識してのものだったり、水という要素の案について前作の制作が終わった段階で思いついたといった具合に最新作に取り入れられているものなどについての裏話を語る大橋氏。
また本作では、水との連繋要素として花をたくさん咲かせると、魔物の知能が進化して多用なアクションが増え、勇者の迎撃が楽になるといった前作とはまた違う遊び方ができるとのこと。
知能進化の要素が取り入れられたことにより、トカゲ種が知能進化すると敵が近くに来ると電撃を発する「トーテムポール」を建築してより攻撃的に、ガジガジ虫が知能進化すると勇者の移動を阻害する「ムシ塚」を作るようになるようだ。
▲プレゼンの際は、支持棒を使った授業ならではの光景も。大橋氏いわく、水から生まれてくる魔物はリカバーが早いので、新しい破壊神様にも扱いやすい要素になっているそうだ
さらに本作では、勇者たちも魔物の進化に合わせてパワーアップし、それぞれ目的を持って行動するようになっている。その目的を持つ勇者たちは、ダンジョン内の生態系によってたまに登場するEXTRA STAGEといった具合で、経験値稼ぎや偵察だったりと魔王捕獲以外の目的を持つ勇者たちが登場。いずれも通常の勇者と比べて倒しにくく、その分倒したときに獲得できるポイントは高い。
そして、前作における“ダンジョン・クエイク”のようなスキルのバリエーションを追加して新たに登場した「ツルハシスキル」。これは色んなスキルがあってもいいのではないかと言うことで、全10種のツルハシが用意されており、獲得するには“ドラゴンオーブ”という、某有名マンガのキーアイテムにそっくりなアイテムを集めなければいけない。
しかし、その効果には、勇者の進行方向が確認できるものや、魔王をワープさせるものなど、強力なものが多く存在しているので、是非手に入れてほしいそうだ。
▲「ツルハシスキル」を手に入れるために必要な“ドラゴンオーブ”は、開発段階で面倒になり無くそうとしたそうだが、すでにPVで存在が明かされていたのでシブシブ入れたと、驚愕の真実を語る大橋氏
2D間目
続いて行なわれた2D間目は、本作からの新要素のひとつ“まいにちダンジョン”についての解説。
“まいにちダンジョン”の導入については、『勇なま』のシステムを分解して個々で楽しめるためにはどうすればよいか考えた結果生まれたと山本氏。“まいにちダンジョン”では、全5段階あるレベルごとに、『勇なま』のシステムを細かく分けた遊びが10ステージ分存在し、これを日々続けてプレイすることで確実にプレイ技術が上達していくそうだ。
▲確実にプレイ技術を磨くには“まいにちダンジョン”がオススメと語る山本氏
さらにここで、本作の魅力的な魔物や勇者たちを生み出した“魔界のピカソ”こと、『勇なま』シリーズのキャラクタデザインを担当しているデザイナーの小林陽明氏が登場。小林氏からは、魔王を描く上でのコツが伝授され、実際に我ら生徒たちは魔王の顔を描くこととなった。その中で小林氏のお眼鏡にかなったのは、あごが割れた魔王だった。
▲教師なのに跪いて真剣に魔王を描く小林氏。三角定規の形をイメージするのがポイントで、あとは適当に描けば完成するそうだ
3D間目
本日最後の授業となる3D間目では、シリーズ初となる協力プレイを実現した“ファミリーダンジョン”に関しての紹介。大橋氏によると「山本さんと“掘り合いたい”と思ったんです」という、一歩間違うとアヤシイ関係にも取られかねない理由から、今回採用にいたったという。
この“ファミリーダンジョン”には、独自の要素として“ザ・ダンジョン”と呼ばれるものがあり、これはふたりのプレイヤーが同時にツルハシスキルを使用することで発動。発動するとゲーム内の時間が止まり、魔物や勇者、魔王、魔王の娘などキャラクタの配置替えが可能となる。これを利用すれば、強力な魔物で勇者を囲んだり、ピンチの魔王を救出することもできるほか、逆に他プレイヤーの邪魔をすることも可能というわけだ。
▲これまでには、なかった“ファミリーダンジョン”では2人同時プレイが可能
上記以外に、片方のプレイヤーが勇者に連れ去られてしまった場合、30秒以内にすべての勇者を倒さなければ、両軍敗北となってしまう“魔の30秒”という要素も存在。これは、片方がつかまっただけでゲームオーバーになったら面白くないということで加わった要素だそうだ。
▲“ファミリーダンジョン”を実際にプレイする大橋氏と小林氏。仲良く一緒にふたりぼり
“ファミリーダンジョン”のデモプレイとおたのしみ要素の紹介を挟み、続いて行なわれたのが、まさかの“抜き打ちテスト”。テストの内容は、『勇なま:3D』で加わった新要素を中心としたもので、最終問題だけ「『勇なま』『勇なま2』のパッケージ裏面のキャッチコピーは何でしょうか」と、非常にマニアックな問題となっていた。
▲おまけ要素として、「リプレイ」と「スクリーンショット」機能が紹介された。その後に行なわれた抜き打ちテストの答えのほとんど“3”。なんとも『勇なま』らしい
さらに給食の時間の前に、Webサイトで公開中のCMに出演しているフリーアナウンサーの古瀬絵理さんが乱入して、開発者への直撃インタビューを決行。
イベントを実施した感想を聞かれた山本氏は「前回は銭湯で、今回はこんなノスタルジックな会場でやらせてもらえてうれしく思っています。踊り場で吸うタバコの味が格別でしたね(笑)」とコメント。大橋氏にはゲームの見どころについて問われ、「いろいろとエゲツないプレイのしかたが楽しめるように調整してあります。それを見つける楽しさもあるんじゃないでしょうか」と語っていた。
また、ユーザーへのメッセージとして「今回、キャラクタがかなり増えて、出すのが大変な割りにすぐ死んでしまうヤツとかもいますが、気にせず可愛がってあげてください」と小林氏。「もしつぎを作るとしても、どういうタイトルにすればいいのか思いつかないので、しばらくお休みしようかな」と山本氏が話すと、古瀬アナウンサーが「いやいや私の仕事が1個減っちゃいますから! ぜひ作っていただかないと!」と言う一幕も。
最後に山本氏から「今回の3作目では、これまでの『勇なま』とは違う楽しさ、他のゲームでは味わえない楽しさが出せたとので、ぜひ皆さんにプレイしていただきたいと思います」と完成度の高さを伺わせるメッセージをユーザーに贈った。
▲webCMでアナウンサーをやった感想を聞かれた古瀬アナウンサー、「やっとキャスターのお仕事をいただけたので、念願叶ってとてもうれしかったです。あと、動画は全部で3本ですけど収録は6時間かかっています(笑)」と語っていた
▲さらに、WebのCMに今後出演の予定のマイケル富岡氏からのビデオメッセージの上映も
最後は、待ちに待った給食の時間。メニューは、先ほど行なった抜き打ちテストの裏に“ドラゴンオーブ”があると「ドラゴンオーブ丼」と「ふつうのお茶」が、“魔”のマークだと「魔水丼」と「コケ汁」という、『勇なま:3D』らしいものとなっていた。
▲「ドラゴンオーブ丼」は、いくらたっぷり。一方の「魔水丼」(冷やし茶漬け)は普通の水がふんだんに使用され、おまけに青汁たっぷりの「コケ汁」が追い討ちをかける。それでも足りない人にはちくわが大量に振舞われた
▲今回のイベントでは、おみやげとしてオリジナルの「エコバック」と「ステッカー」が配布された
◆『勇者のくせになまいきだ:3D』発売記念イベント
【開催日時】
2010年3月7日(日)14:00~18:00予定(受付:13:30~17:30)
【開催場所】
IID 世田谷ものづくり学校
〒154-0001 東京都世田谷区池尻2-4-5
【詳細】
こちらのページ
を参照
◆『勇者のくせになまいきだ:3D』
メーカー:ソニー・コンピュータエンタテインメント
ハード:プレイステーション・ポータブル
ジャンル:ダンジョン・マネージメント
発売日:2010年3月11日(木)予定
価格:
<UMD版>3,980円(税込)
<DL版>2,800円(税込)
プレイ人数:1~2人
CERO審査:「A」(全年齢対象)
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■関連リンク
・
『勇者のくせになまいきだ:3D』』公式サイト
(C)Sony Computer Entertainment Inc.
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