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イベントレポート
 
総まとめ!「ヴァナ★フェス2010」LV.キャップ解放、ジョブ調整など発表(1)

2010.03.02

『ファイナルファンタジーXI』公式サイト
 
 スクウェア・エニックスは2010年2月28日(日)、東京・新宿にある「日本青年館」を舞台に、MMORPG『ファイナルファンタジーXI』(以下、『FF XI』)のオフラインイベント「ヴァナ★フェス2010 ~8周年だョ!全員集合」を開催した。

 毎回、色々な趣向が凝らされる「ヴァナ★フェス」だが、今回は『FF XI』が「8周年」を迎えたことに絡め、かつてTBSで放送されていた人気番組「8時だョ!全員集合」風のセットでイベントが進行。オープニングでは、同番組風の衣装に身を包んだ『FF XI』開発スタッフの様子を見ることもできた。

▲田中弘道プロデューサーの「8周年だよ!」の掛け声にあわせ、来場者全員が「全員集合!」と叫び、イベントがスタート。どこかで見たことがある衣装に身を包んだ、『FF XI』の開発陣が登場した

 すでに速報としてお伝えしているとおり、今回のイベント内では『FF XI』の新拡張コンテンツ「アビセア」シリーズが発表。ほかにも今後のアップデート情報が発表されたほか、プレイステーション3とWindows PCで今後サービス予定の新作MMORPG『ファイナルファンタジーXIV』(以下、『FF XIV』)に関するαテスト、βテストの情報などが公開されている。
 今回は、イベント全体の内容について、詳しく振り返っていこう。

※画面写真をクリックすると、拡大したものを見ることができます。

エリア争奪戦「カンパニエ」に新要素が追加
 イベント内では『FF XI』の今後のアップデート情報をまとめたロードマップを発表する「トークセッション」が開催。ちなみにステージのセットは、「8時だョ!全員集合」で人気だった学校のコント風のものが用意され、会場の笑いを誘っていた。

 イベントの司会は、声優の小西克幸さんと、MCのもっちー氏が担当。登壇した開発陣は、『FF XI』および『FF XIV』のプロデューサー・田中弘道氏、拡張ディスク『アルタナの神兵』ディレクター・小川公一氏、『FF XI』バトルディレクター・松井聡彦氏、プランナー・伊藤泉貴氏、『FF XI』プランナー・藤戸洋司氏、『FF XI』グローバルオンラインプロデューサーであるSage Sundi氏の6人だ。

▲トークセッションの様子。左から、声優・小西克幸さん、MCのもっちー氏、田中弘道氏、小川公一氏、松井聡彦氏、伊藤泉貴氏、藤戸洋司氏、Sage Sundi氏 ▲こちらが、『FF XI』の今後のアップデート情報をまとめたロードマップ

 まず、3月にはアルタナミッションの続編が追加。アルタナ連合軍がバルトニアに侵攻したり、現代のサンドリアの上空に謎の彗星が出現する、といったストーリーが描かれる。ミッションは3月のバージョンアップを含めて、あと2回で終了となる。

▲こちらがアルタナミッションの続編の様子

 さらに3月には、過去世界を舞台に、アルタナ連合軍と獣人血盟軍が繰り広げるエリア争奪戦「カンパニエ」に新要素が追加。新エリアとして「ズヴァール城外郭〔S〕」「ズヴァール城内郭〔S〕」「王の間〔S〕」が追加。特定の条件を満たすことで、非常に強力な「闇の王」と戦うことも可能で、勝利すれば戦利品として「闇の王」をモチーフにした装備も手に入る。

▲「闇の王」
▲「闇の王」に勝利することで手に入る装備品

 ほかにも新たな勲章が追加。勲章を達成した報酬としては、NPCが使用する専用技から、人気の「グローリースラッシュ」「タルタロストーパー」「ウリエルブレード」を使用できる武器となる。これらの専用技は、当面は「カンパニエ」内でのみ限定使用できるものとなる。

▲グローリースラッシュ ▲タルタロストーパー ▲ウリエルブレード

 さらに3月のバージョンアップ時には、人口が少ないワールドが統合される。これにより、プレイの快適さに欠けるワールドが統合され、全ワールドでの快適なプレイが可能になる。

▲ワールド統合により、プレイに支障をきたすワールドを撤廃する

 同じく3月には「メイジャンの試練」と呼ばれる新たな要素が追加される。これは、レベル75以上のプレイヤーを対象とした、武器や防具、生活スキル、冒険スキル、「第3の最強武器(仮)」を強化することができる新たなクエスト群の総称。3月のアップデートではこのうち、武器を強化できるクエストが実装される。

 武器を強化する「メイジャンの試練」の流れは、まず専用NPC「メイジャンモーグリ」と、強化したい武器をトレード。その際に出されるクエストをクリアすることで、クエストに対応して武器に能力が付与されるなどして強化される。強化パターンは、片手剣だけでも約80系統・500パターンは存在しているという。

▲メイジャンモーグリ ▲「メイジャンの試練」には5つの要素が存在


最終レベル99に向け、レベルキャップ解放
 レベルキャップ解放に伴い、各ジョブの能力値に関しても調整が行われることになる。ジョブごとの調整内容は、以下のとおりだ。

【召喚士】
 新たな召喚獣「アレキサンダー」「オーディン」を追加。それぞれアストラルフロウの効果時間内のみ召喚可能で、技を使用すると消滅するが、その分強力な力を持つ。

▲「絶対防御の構え」でパーティメンバーを強化する「アレキサンダー」 ▲範囲内の敵を一定確率で一撃死させる「オーディン」

【からくり士】
 「オートマトン」を戦闘不能になりにくくするために、アタッチメントなどを調整。また、もっと短い間隔で「オートマトン」を呼び出せるように調整。格闘スキルもA程度まで引き上げる。

【狩人】
 アタッカーとしての性能を上昇させる。遠隔攻撃の距離が伸びるなどのアビリティも増加。また、モンスターから自分に向けられる「敵対心」の調整も可能に。装備品も、より狩人らしいものを追加する。

【獣使い】
 もっと気軽にペットを呼び出せるように施策を行う。ペットのみが使用できるオリジナル技も導入予定。自分への敵対心をペットに移すアビリティの導入、操れるモンスターの増加も検討中。

【モンク】
 モンスターやパーティの状況を見て、タイミングよく使用できる技を追加する。例えば、モンスターの行動を阻害する効果を持つ技など。

【赤魔道士】
 パーティ内で自由に動ける時間に行えることを追加。強化魔法、弱体魔法のエキスパートとしての強さを維持させつつ、「白魔道士」「黒魔道士」とのバランスを見ながら調整していく。

【暗黒騎士】
 暗黒魔法の使い勝手を良くする。MPを回復することができる手段の追加も行う。

【竜騎士】
 回復を行う「ヒールブレス」を使用することを目的に、サポートジョブが「白魔道士」に限定されることが多かった。そのため、サポートジョブが「白魔道士」以外でも「ヒールブレス」を使用可能にする。新しいタイプの「ジャンプ」の追加も検討

【侍】
 アタッカーとしての性能の高さを維持しつつ、他のアタッカーを侍と同じ強さまで調整していく。また、次のウェポンスキルの消費TPを100に固定し、自分1人で連携が可能となるアビリティ「石火之機」が、サポートジョブでも使用可能になる。

▲レベルキャップ解放に伴い、サポートジョブの選択肢も拡充。将来的には白魔道士が「コンバート」を使用したり、侍が「ワルツ」系のアビリティを使用できるようになることも

【戦士】
 能力が高く、「挑発」で敵を引き付けることができる戦士は、今まで以上にパーティ内での立ち回りを円滑にし、ボロボロになってしまったパーティをフォローすることもできるようにする。

【白魔道士】
 例えば、回復魔法を使い続けていると、1度だけMP消費0で攻撃魔法を使用可能になるアビリティなどの追加を検討中。

【シーフ】
 シーフが先行して戦い、パーティの動きを円滑にできるようにする。自分への敵対心を上昇させるアビリティの追加も検討。

【学者】
 専用魔法を追加。さらに、パーティメンバーそれぞれに向けられた敵対心がわかるアビリティなども用意される。

【ナイト】
 パーティメンバーを護るアビリティ「かばう」があまり活かしきれていないので、効果を一新、もしくはそれに変わるアビリティや魔法の追加などを行う。

【忍者】
 パーティメンバーと協力しつつ、他のメンバーの行動を阻害しないような施策を実施。敵の攻撃を回避するアビリティ「空蝉の術」の効果が切れた際の対策も考える。また、「空蝉の術」の残り分身数を画面上で確認できるようにする。

【吟遊詩人】
 歌による能力上昇の効果が、誤って上書きされないようにする。敵からの攻撃による一撃死も防ぐようにする。

【青魔道士】
 新たな青魔法の追加。現在は50個ほどの青魔法の追加が検討されている。ジョブ特性も上昇させ、セットした青魔法によっては二刀流などを可能にすることも。

【コルセア】
 ロールを増やす。より高い効果を狙ったギャンブル性を上げるため、高い効果を出した際のボーナスを追加。ダメージソースとしての活躍もできるように。

【踊り子】
 NPCが友軍として参加するクエストも増えているので、ワルツをパーティメンバー以外にも使用可能に。また、TPが尽きてしまったら手も足も出ないという状況を改善する。

【黒魔道士】
 他の『ファイナルファンタジー』シリーズでもおなじみの魔法「メテオ」をいよいよ追加する。その効果についてはまだ未定。


新コンテンツ「アビセア」でバトルフィールドが拡大
 さらに会場では、アドオンシリーズの最新作として、バトルエリア拡張コンテンツ「アビセア」3作品が登場することも発表された。

 『禁断の地アビセア』『アビセアの死闘』『アビセアの覇者』の3つのコンテンツであり、第一弾『禁断の地アビセア』は初夏に発売。その後、第二弾『アビセアの死闘』、第三弾『アビセアの覇者』が数ヶ月おきに順次発売される。

▲「アビセア」のメインイラストは、長編ファンタジー小説「グイン・サーガ」へのイラスト提供や、ダンジョンRPG『ウィザードリィ』シリーズのデザインで知られる、イラストレーター・末弥純氏が手がけている

 「アビセア」は、「強敵との戦闘」と「強力な装備品集め」をコンセプトにしたコンテンツ。ヴァナ・ディールのパラレルワールド的な位置付けの世界が舞台になっていて、新たなボスや、能力などを変更した既存のボスと戦うことができる。

 各アドオンごとに数個のエリアが追加されることになる。エリア占有が行われず、短時間でパーティー単位などの少人数でも気軽に楽しめる内容になっているとのこと。
 また、「アビセア」ではこれまでに実装されている「アーティファクト」装備に匹敵するような装備アイテムを入手可能。名称などは未定だが、今回は「ナイト」と「黒魔道士」に関する、「AF3」相当の装備品のグラフィックが公開されている。

▲ナイトの「AF3」相当の装備品 ▲黒魔道士の「AF3」相当の装備品

 販売については、現在『FF XI』のサービスを提供している全地域(日本・北米・欧州)において、全ての対応機種版(プレイステーション2、Xbox 360、Windows)で同時に行われる、
 販売形式はオンライン販売となり、「プレイオンラインビューアー」上で行われる。価格は1本あたり、980円(税込)。バトルエリア拡張コンテンツをプレイするためには、『ファイナルファンタジーXI』のディスクと『ジラートの幻影』『アルタナの神兵』の拡張データが必要となる。

▲「アビセア」で登場するモンスターたちのグラフィク

 そのほか、6月のアップデートでは「ウォークオブエコーズ」が解放される。「ウォークオブエコーズ」は、これまでイベントミッションを通してしか訪れることが無いエリアだったが、解放されることで自由に探索することが可能になる。

▲こちらが「ウォークオブエコーズ」の様子

 さらに、今後実装が予定されている新たなノートリアスモンスターのスクリーンショットも公開。ドラゴンや妖精のようなものから、プレイヤーよりも遥かに巨大なスライムのようなモンスターまで登場する予定だ。



「モグボナンザ」に新たな賞品がラインナップ
 5月の「子供の日」にちなんで実施される公式イベント「練武祭」については、新たな調度品が2種類、報酬として登場することが明らかになった。さらに、8周年を記念して「冒険者さんありがとうキャンペーン2010」も実施。プレイヤーにタキシードをモチーフにしたコスチュームが進呈されるとのことだ。

 5けたの数字を選んで、それが当選番号と一致すれば豪華なゲーム内アイテムがもらえる「モグボナンザ」についても、新たなものを今後実施することが明らかになった。発表によると、新たな賞品ラインナップとして、「オーディン」や「アレキサンダー」をモチーフにした像などが登場する。

▲「練武祭」で登場する新たな調度品 ▲こちらがタキシード風のコスチューム

 錬成については、豪華な貴重品や装備品、便利な性能の装備品などを作り出せるようになるという。ジュークボックスやギルドカウンターといった家具を作り出せるようにもなるとのことだ。

▲「錬成」に関するコンセプトアートも会場で公開された

 そのほか、ジョブ固有の新たなエモーションの追加として、シーフはけむり玉を投げつけて姿を消すというもの、戦士は「かかって来い!」と言わんばかりに相手を挑発するエモーションが今後追加されることになる。

▲戦士の新たなジョブエモーション。相手を挑発する時に使えそう


場者全員が『FF XIV』αテスト、βテストの参加権を獲得!
 ステージには、田中弘道氏と、『FFXIV』のディレクターを務める河本信昭氏が登場し、『FF XIV』にまつわる発表を実施。その内容とは、同作の正式サービス前に行われるαテスト、およびβテストについて、「ヴァナ★フェス2010」の来場者全員が参加する権利を獲得した、ということを発表するというもので、会場からは大きな歓声が上がっていた。

 αテストについては、βテストよりも触れられる部分が制限された状態で実施され、その後βテストが実施されるという流れ。βテストの当選者については来場者以外にもおり、3月1日(月)より随時メールでの当選発表が行われている。
 なお、βテストのスケジュールなどの詳細に関しては、3月11日(木)に開設される予定の特設サイトで明らかになるという。

▲『FFXIV』プロデューサー・田中弘道氏(左)と、『FFXIV』ディレクター・河本信昭氏(右)がステージに登場 ▲会場全員がβテスト、αテストへの参加権利を獲得。会場は割れんばかりの歓声に包まれた

『FF XIV』の楽曲をアレンジ! 植松伸夫氏がライブで生演奏
 イベント内では、『FF XI』および『FF XIV』にまつわる楽曲を演奏するコンサートも開催。まずは、過去に多くの『ファイナルファンタジー』シリーズの楽曲を手がけ、『FF XIV』ではすべての楽曲を制作している、作曲家の植松伸夫氏が登壇。

 さらに植松氏が率いるロックバンド「THE BLACK MAGES」ならぬ「Tokyo Business Men」が登場。植松氏と共に『FF XIV』の楽曲を披露した。なお、今回演奏されたのは昨年開催された「E3 2009」におけるトレーラーで使用されていた曲と、現在公式サイトで流れている曲の2つだ。

▲「8時だョ!全員集合」の人気コント「ヒゲダンス」の曲に合わせて、“あの”踊りを踊りながら植松伸夫氏が登場

▲「Tokyo Business Men」のメンバーと共に、植松氏の演奏を披露

 ライブ終了後に植松氏は、「『FF XIV』が“もしも”ヒットしたら、ライブをやりたいと思います(笑)」とコメント。さらに、「『ファイナルファンタジー』シリーズ作品の楽曲を全部手がけるのは、1999年に発売された『ファイナルファンタジーIX』以来。今回は80曲ほど制作していて、どれも自信作です。まだ未発表ですが、主題歌も良い出来なので、期待してください」と話している。

▲『FF』の代表的楽曲「Prelude」をはじめ、『FF XI』の様々な楽曲を演奏。谷岡久美氏曰く、「会場に(「Prelude」を作曲した)植松さんが来ているのに、私が演奏するのは緊張しました」とコメントしていた

 このほか、『FF XI』のゲーム内アイテムがプレゼントされる抽選会「ノマドボグモナンザ」や、来場者を対象に、デスクトップPCやキーボードなどをプレゼントする抽選会などが実施され、イベントは幕を閉じた。

▲来場者に様々なプレゼントが進呈される抽選会も実施され、イベントは終幕を迎えた


★後半は、『FF XIV』の今後する情報も飛び出した、開発陣へのインタビューをお届け!

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