イベントレポート
 
メカTPS『鉄鬼(てっき)』サービス日程&コラボレーション展開を発表

2009.11.10

関連URL:『鉄鬼』blog
 

 ゲームヤロウは2009年11月10日(火)、開発中のオンラインメカニックアクション『鉄鬼(てっき)』のプレスカンファレンスを東京・青山で開催。
 同作のサービススケジュールや、使用可能な機体の詳細とゲームモードなど、詳細なゲーム内容が明らかにされた。

プレスカンファレンスに登壇した関係者一同。左から、ゲームヤロウ マーケティングチームマネージャー・篠崎昌三氏、同社代表取締役社長・村井真郎氏、メカデザイナー・明貴美加氏、『鉄鬼』プロデューサー・小野寺崇氏

 『鉄鬼』の舞台となるのは、自然破壊と資源枯渇の危機に瀕した20XX年の世界。国家間の紛争により世界は、大国「AU」「WAL」「GRUNITIA(グルニティア)」という3勢力がせめぎ合う。そのような情勢下、プレイヤーは、「プロジェクト 鉄鬼」により産まれた圧倒的火力を持つ機動兵器を駆り、戦火へ身を投じていくことになる。
 ゲームシステムの特徴としては、最大16人VS.16人の大規模チーム戦、機体の豊富なカスタマイズなどが挙げられる。

 ここでは会場で公開された映像資料を交えつつ、本日明らかとなった『鉄鬼』の新情報をお届けしていこう。

※各写真をクリックすると、拡大したものを見ることができます

「『サドンアタック』での経験を活かしたい」村井氏
 最初に登壇した同社代表取締役社長・村井真郎氏は、「『鉄鬼』は、弊社で運営を行っているオンラインFPS『サドンアタック』の開発を手がけた、韓国・ゲームハイ社が満を持して贈る自身作です。作り込まれたグラフィック、最大16人対16人の大規模チーム戦などが楽しめます」と、本作を紹介。
 また、今後の展望については「『サドンアタック』を運営していく上で得た経験と実績を投入して、本作品のジャンル自体を高めていきたい」と語った。

 次いで、『鉄鬼』のプロデューサー・を務める小野寺崇氏が登壇し、具体的なゲーム内容に関して映像を交えつつ、紹介を行っている。

ゲームヤロウ代表取締役社長・村井真郎氏 『鉄鬼』プロデューサー・小野寺崇氏


描画エンジンはUnreal Engine 2.5、Windows7にも対応
 詳細なゲーム内容に触れる前に、『鉄鬼』の概要について見ていこう。

 『鉄鬼』は基本プレイ料金無料のアイテム課金制で運営が行われ、前述のとおりゲームシステムとしては大規模チーム戦が最大の目玉となる。
 グラフィックエンジンは、主にFPS(一人称視点シューティング)作品や、操作キャラクタの背後にカメラが回るTPS作品(三人称視点シューティング)で多く利用される米・Epic GamesUnreal Engine社のUnreal Engine 2.5を採用している。なお、カメラ視点で分類する場合、『鉄鬼』はTPS作品にあたる。

 動作環境としては、CPUがIntel Pentium 4 2.4GHz 以上、DirectX 9.0c以上と、最近の3D描写のオンラインゲームとしては平均的な必須スペックとなっているほか、Windows Vistaや、リリースされたばかりのWindows7も対応OSとしている。

ゲーム概要。『鉄鬼』はメカを操るTPS作品といった感じ 最大16人対16人の大規模チーム戦が目玉 『鉄鬼』の動作環境に関して。Windows7にも対応する


8種類の機体、8種類のゲームモードを公開
 プロデューサー・小野寺氏より紹介された『鉄鬼』のゲーム内容に関してお届けしていこう。会場では、本作の特徴を「役割の違う8種の機体と重厚感あるアクション」「多彩なゲームモード」「機体のカスタマイズ」の3つとして説明が行われている。

『鉄鬼』における3つの特徴

●「役割の違う8種の機体と重厚感あるアクション」
 『鉄鬼』では、プレイヤーが操る機体を大まかに分類して8種類ほど用意しており、それぞれに能力面の特徴と戦闘での役割が用意されている。

◆軽武装機体「VANGUARD」

 軽量化されたボディに高出力のエンジンを搭載した、軽武装機体。圧倒的なスピードと機動性を活かしたヒット&アウェイでの戦いを得意とする。


◆突撃型機体「DUAL」

 優れた突破力で敵の防御線を崩す、突撃型機体。火炎放射機や回転ノコギリといった独自の近接戦闘向けの兵装を備えている。


◆狙撃型機体「BLITZ」

 遠距離から強力な火器での狙撃が行える狙撃型機体。FPSやTPSでいうところの「スナイパー」にあたる役割で、狙撃時はサイトスコープに画面が切り替わる。


◆整備型機体「VELOX」

 味方機の修理や攻撃拠点の防衛を担う整備型機体。センサー式の設置型兵器「ターレット」が自動的に敵を探知、攻撃を仕掛ける。


◆重量型機体「VINCERE」

 高い攻撃力と防御力を備えた重量型機体。中~遠距離で活躍する砲撃が主な武器となる。


◆工兵型機体「IMPULS」

 地雷や、敵の攻撃から味方を守るシールドを設置することが可能な工兵型機体。攻撃拠点の確保が主な役割となるが、投擲武器による支援攻撃能力も持つ。


◆観測型機体「FORBIDDEN」

 スカウターやEMPといった観測機器を用いて、敵陣の情報を収集する観測型機体。探知/探索能力だけでなく高い機動性も有しており、軽いフットワークで味方機に情報を伝達する。


◆火力型機体「RAMPART」

 最前線で火力支援を行う火力型機体。砲台型に変形することで、戦況を一変させる攻撃力を発揮するが、変形時は移動ができず、味方機の支援を必要とする。


 なお、上記8種類の機体のほかにも「レジェンド機体」と呼ばれる特定のキャラクタ専用のユニーク機体が用意されている。こちらも8バリエーション存在するが、上記の8種類に分類される能力を持つのか、またはユーザーが使用できるかは今のところ不明だ。

特定のキャラクタ専用として登場する「レジェンド機体」

●「多彩なゲームモード」
 『鉄鬼』でプレイできるゲームモードは基本的なゲームモード6種に加えて、初心者向けの「チュートリアル」「トレーニング」を加えた計8種類となっている。
 なお、韓国で運営されているバージョンと異なり、ゲームを開始してキャラクタ(機体)メイキングを行った後に、自動的に「チュートリアル」移行するように調整が加えられているという。

 また、仲間と協力してNPCの操る機体に立ち向かう「キャンペーンモード」では、敵機が他のモードでは使用されない独自のAIによって立ち回るとのことで、手ごたえのある戦闘が楽しめそうだ。

【基本的なゲームモード】

サドンデスモード:制限時間内に相手陣営を殲滅させれば勝利
デスマッチモード:制限時間内に相手陣営の撃破数を競う
占領モード:拠点の防衛を競う
奪取モード:オブジェクトを奪い合う
爆破ミッション:制限時間内に相手方の爆弾を作動させる
キャンペーンモード:プレイヤー同士で協力して強大なNPCを倒す


【初心者向けゲームモード】

チュートリアルモード:操作方法を一通り学べる
トレーニングモード:特定の操作やアクションを練習できる


●「機体のカスタマイズ」
 本作に登場する機体は、各機の特徴を反映した主力武器である「メインウェポン」、ほぼすべての機体が装備可能な副兵装「サブウェポン」、限られた機体が装備することでブースターによる高速移動を使用できる「エンジン」といった、3つの部位によって構成されている。

「機体のカスタマイズ」に関して。豊富なパーツが用意されているようだ

 ユーザーはこれら3部位を自由に組み合わせることで、元より個性的な機能を持つ8種類の機体をさらに特化させ、あるいは自分好みに作り変えて戦うことが可能だ。プレスカンファレンスで明言はされなかったものの、アイテム課金の対象になる要素と思われる。


「楽曲」と「機体」でコラボレーション実施
 続いて、小野寺氏は『鉄鬼』の運営方針に関して、『サドンアタック』での経験を活かした運営を実践し、ゲームバランスに注意してゲームの精度を高める。さらに、対人戦がメインになるゲームということで、オンライン/オフライン大会を積極的に開催していくことも挙げている。

 また、『鉄鬼』におけるコラボレーション展開も明らかになった。
 本作のメインテーマ「My ghost」を新鋭ロックバンド「BINECKS」が担当し、メカデザイナーの明貴美加氏と石垣純哉氏がデザインを手がける機体がゲーム内に実装される予定だ。

「My ghost」は2010年2月CDが発売される 機体デザインにメカデザイナーが参加
明貴美加氏 プロフィール 石垣純哉氏 プロフィール

 会場には、ゲストデザイナーとして参加する2名のうち明貴美加氏が登場。明貴氏のデザインする機体が、上記の軽武装機体「VANGUARD」と整備型機体「VELOX」の2機であることも明らかとなった。
 明貴氏はこれから取り掛かるというデザインに関して「それぞれの機体が持つ目的とキャラクタ性を前面に押し出して、ユーザーの方が選んで良かったと思ってくれるデザインにしたい」とコメントしている。

サプライズゲストとして登場したメカデザイナー・明貴美加氏 明貴氏は、武装機体「VANGUARD」と整備型機体「VELOX」に属する機体をデザインする


10,000名のCβテスト「模擬訓練」:11月10日より募集開始
 発表会の締めでは、同社マーケティングチームマネージャー・篠崎昌三氏から、『鉄鬼』のサービススケジュールやプロモーション展開について明らかにされた。

ゲームヤロウのマーケティングチームマネージャー・篠崎昌三氏から、サービススケジュールが発表となった

 『鉄鬼』ではクローズドβテストを「模擬訓練」、オープンβテストを「機動演習」と称して展開していく。
 「模擬訓練」の募集は10,000人規模で、公式サイトにおいて本日11月10日(火)16時から行われており、11月16日(月)16時に締め切られる。「模擬訓練」の実施期間は11月25日(水)から11月29日(日)となる。

◆クローズドβテスト「模擬訓練」詳細

募集期間:
2009年11月10日(火)16:00 ~ 11月16日(月)16:00
募集人数:
10,000名
実施期間:
2009年11月25日(水)~11月29日(日)


◆「模擬訓練」でプレイ可能なコンテンツ

・機体:
VANGUARD(ヴァンガード)、DUAL(デュアル)、VELOX(ヴェロックス)、BLITZ(ブリッツ)
・MAP:
LOST CITY(ロストシティ)、SPEAR VALLEY(スピアバレー)、FRAISE(フライス)
・ゲームモード:
トレーニングモード、チュートリアルモード(4 機体分)、デスマッチ、サドンデス


 その後、オープンβテスト「機動演習」が2009年12月中旬に実施予定となっており、2009年度中に正式サービスが開始される予定だ。

◆「機動演習」でプレイ可能なコンテンツ

・機体:
VANGUARD(ヴァンガード)、DUAL(デュアル)、VELOX(ヴェロックス)、BLITZ(ブリッツ)、VINCERE(ヴィンチェレ)、RAMPART(ランパート)、FORBIDDEN(フォービドゥン)、IMPULS(インパルス)
・MAP :
新マップ実装予定
・その他:
クランシステムなど複数実装予定


クローズドβテスト「模擬訓練」募集概要 クローズドβテスト「模擬訓練」実装内容 オープンβテスト「機動演習」実装内容

 さらに、『鉄鬼』がゲームヤロウ同社以外にも、NHN Japanが運営するゲームポータルサイト「ハンゲーム」、ガマニアデジタルエンターテインメントの「ガマニア」、CJインターネットジャパンの「ネットマーブル」でもサービスが提供される。
 各ポータルサイトでは、クローズドβテスト「模擬訓練」からサービスが提供されるとのことだ。

 また、ゲームヤロウ公認のネットカフェでも、「模擬訓練」より展開が開始される。正式サービス時には全国1,000店舗での展開が目標として掲げられており、ネットカフェだけの特典や各種イベント開催やサポートも検討中だという。

上記3つのゲームポータルサイトにおけるチャネリング展開 公認ネットカフェにおける展開に関して


フィギュア、プラモデルなどホビー展開も検討中
 篠崎氏はそのほかにも、プロモーション展開の一貫としてPCやデバイスメーカーとのコラボレーションが進行しているほか、『鉄鬼』を題材としたフィギュアやプラモデルの発売、漫画化も検討していると語った。
 そのほか、年末に開催される同社のオンラインFPS『サドンアタック』のオフラインイベント「サドンアタック祭(仮)」では、『鉄鬼』を試遊できるブースも出展されるとのことだ。

会場には、フィギュアの試作品も展示されていた。どちらも特別な「レジェンド機体」という設定らしい


プレイ映像を見るには この画像↓をクリック
【ストリーミング映像】 WMV形式: 58MB 4分53秒

ムービーを見るには この画像↓をクリック
【ストリーミング映像】 WMV形式: 25MB 1分17秒


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[プレスリリース]
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