イベントポート
 
RWC2009レポート01:世界大会初優勝! 日本チーム王座までの戦いを追う

2009.11.02

関連URL:「ガンホーフェスティバル2009」
 

 2009年11月1日(日)、神奈川県横浜市にあるパシフィコ横浜Dホールにおいて、ガンホー・オンライン・エンターテイメントの運営するMMORPG『ラグナロクオンライン(以下RO)』の対戦世界大会「RagnarokOnline World Championship2009(RWC2009)」が開催された。

今回の会場となったパシフィコ横浜のDホール。奥に見えるステージで大会が進行した

※画面写真をクリックすると、拡大したものを見ることができます

 『RO』における対人戦は、攻城戦(GvG)用のレギュレーションである「シーズモード」をベースに、独自の改良を行った特別ルールを採用。1チーム7人のキャラクタを使用して戦闘を行っていく。専用に用意されたサーバとキャラクタで行うため、通常ワールドのキャラクタの育成具合や資産などには影響されないが、スキルの詳細な特性やアイテム効果などを熟知していることと、チームワークが鍵となる。
 世界大会は2004年に韓国で初開催され、間を開けて2007年から毎年開催、昨年のフィリピン大会に続いて今年は4回目となる。

 決勝大会参加国はフィリピン、ドイツ、中国、ブラジル、台湾、ロシア、アメリカ、日本、インドネシア、ベトナム、マレーシア、フランス、タイ、韓国の14ヶ国。
 いずれも各国の予選を勝ち抜いたチームが集った。日本では5月に「RagnarokOnline Japan Championship2009(RJC2009)」が開催されたが、優勝チームを含めた上位チームで再度リーグ戦を行った。今回出場したのは敗者復活戦を制し、リーグ戦では全勝優勝を決めたDekopinギルドだ。

オープニングではいきなりJAM Projectが登場し、イメージソングを熱唱。その後の開会宣言はガンホーグループCEO、森下一喜氏と、『RO』の開発会社である韓国グラヴィティ社から駆けつけた大野俊朗氏で行われた イベントではおなじみのらぐなろ娘の2人の衣装は早くも3次職のアークビショップ。これはコスパから販売される予定の衣装とのこと


RWC2009の基礎知識!?
 RWC2009ではメインステージに3台の大型モニタを設置。左右のモニタは出場チームとカメラ用キャラクタ(透明でプレイヤーには認識できない)がパーティーを組んだ状態で表示された。
 左右モニタではエフェクトをオフにし、パーティーウィンドウを大写ししているため、一定範囲内にいるキャラクタのHPなどが見て取れる状態になっていた。「ストームガスト」により画面が真っ白になりがちなRWCにおいては、なかなかありがたい仕掛けだ

 ステージ中央ではガンホーの中村氏らによる解説が行われ、目まぐるしく動く試合展開を実況。また、各チームのセッティング中には、出場チームの戦績やコメントなどを披露した。2回戦以後はRWCで使用されるスキルなどの説明も行われ、普段対人戦を行わないという人でも大会を楽しめるように配慮されていた。

中央に大モニタと左右に小モニタを設置。2戦ずつ準備できるように選手席は4チーム分用意されており、大会進行は非常にスムーズだった 左右のモニタではエフェクトがオフになっていたので「ストームガスト」など視界を奪うスキルに邪魔されずに状況を確認できた。各キャラのHPがわかるので、どのキャラが攻撃されたのか、といったことも把握できる。なお、クライアントは英語版で統一されている
過去の大会での出場国の戦績も紹介された。必ずしも同じプレイヤーが出ているわけではないが、それぞれの国の傾向は掴める 各国のコメントも掲載されたが、言語も違うので運営チーム中村氏がなんでもかんでも3行に意訳した内容に……!?
最終的に「友情賞」を獲得した台湾チーム。撮影されたチーム写真が決め手だったようだが、チーム紹介の時に映し出された一枚がこちら

 さて、各試合のレポートに移る前に、「基本職構成」と戦術について軽く触れておこう。RWCではほとんどのチームが、パラディン、プロフェッサー、ハイプリースト、ハイウィザード、クラウン、チャンピオン、チェイサーという職業構成。
 パラディンの「ディボーション」で味方を守りつつ、プロフェッサーの「ランドプロテクター」で敵の「ストームガスト」を防御(「ストームガスト」は地面指定スキルなので、「ランドプロテクター」で防げる)。
 ハイウィザードの「ガンバンテイン」で敵の「ランドプロテクター」を破壊しつつチェイサーとハイウィザードによる「ストームガスト」(正確にはチェイサーは「クローンスキル」で「ストームガスト」を使えるようにしている)で敵キャラをけん制しつつ凍結させ、それらの隙にチャンピオンが強力な一撃必殺スキル「阿修羅覇凰拳」で敵を仕留めていく。基本戦術はおおむねそんな感じだ。

 チームによってはチェイサー、チャンピオンを別の職(ジプシー、スナイパー、アサシンクロスなど)に変更して戦うこともあった。職業自体はラウンドごとに変更可能なので、1戦目の様子を見て構成変更を行い、勝利するという場面も見られた。


第1回戦:圧倒的な速度で勝利を手にした日本
 第1回戦、第1試合ではドイツが2-0で中国に勝利。第2試合ではブラジルが2-1で台湾に勝利。第3試合ではアメリカが2-0でロシアに勝利。第4試合では日本が2-0でインドネシアに勝利。第5試合ではベトナムが2-0でマレーシアに勝利。第6試合ではタイが2-0でフランスに勝利した。

 第1回戦での注目の試合は第2試合のブラジルvs台湾戦。両者とも1ラウンド目は基本職構成で挑み、台湾が勝利。ここでブラジル側はチャンピオンをジプシーに変更し、相手をスタンさせる広範囲スキル「スクリーム」を活用して2ラウンド目を勝ち取る。続く3ラウンド目も同様の構成でブラジルが勝利するという逆転劇を見せた。
 また、第4試合では我らが日本チームの出番となったが、素早い「阿修羅覇凰拳」の応酬で圧勝。「阿修羅覇凰拳」は「爆裂波動」という準備段階を必要とするが、いつのまに準備を終えたのかわからないほどの素早い“リロード”を行い、驚異的な速度で「阿修羅覇凰拳」が繰り出されていたのが印象的だった。

第1回戦は障害物の多い地形。スキルだけ素通りする障害物もあるので、マップに対する熟練がものを言う。地形的に上下でぶつかり合う構図の試合が多かった。画像はジプシーを導入して逆転したブラジルと台湾の戦い


第2回戦:ステージ変更によりスピーディな展開
 第2回戦からは試合ステージが障害物のないマップに変化。第1試合ではシード出場のフィリピンと、第1回戦を勝ち抜いたドイツが対戦し、2-0でフィリピンが勝利した。第2試合はアメリカが2-1でブラジルに勝利。第3試合は日本が2-0でベトナムに勝利。第4試合はフランスが2-0でシード出場の韓国に勝利した。

 第2回戦のベストバウトは第2試合のブラジルvsアメリカ戦だろう。両者ともに基本職構成で挑み、1ラウンド目はアメリカが勝利。2ラウンド目では第1回戦同様、ブラジルがジプシーを投入。
 ここでなんと、アメリカのパラディンにジプシー/クラウンのスキル「運命のタロットカード」のDeathが発動! HPが最も高いパラディンのHPが即座に1になり、ダメージを受けて戦闘不能になってしまう(「運命のタロットカード」は最高レベルでも成功率が40%とやや低く、また、どんなカードが出るかは運次第。Deathのカードが出る確率は噂では5%程度とも言われている)。
 また、水のあるステージを利用したハイウィザードの「ウォーターボール」が炸裂するなど、見応えのある試合を見せてくれた

 アメリカは防御の要を欠いた状態でチャンピオンを集中攻撃され、今度は攻撃の要を失うことに。そのままの勢いでブラジルが2ラウンド目を制した。3ラウンド目も2ラウンド目と同様の職構成。今度はアメリカが先制でブラジルのクラウンを戦闘不能に。スキル詠唱の速度を速める「ブラギの詩」を使えなくなったため、ジプシーの「スクリーム」や「運命のタロットカード」の連打速度も落ちてしまう。その後、アメリカ側は「阿修羅覇凰拳」を中心に攻撃を行って3ラウンド目を制し、ブラジルに勝利した。

 日本は第3試合でベトナムと戦ったが、チェイサーの代わりにスナイパーを導入したベトナムに対しても、第1回戦同様に素早い「阿修羅覇凰拳」で圧倒。解説も追いつかないくらいの速度で敵を倒し、安定した強さを見せてくれた。また、2007年、2008年と連続優勝し、今年も優勝候補と言われるタイは、日本同様、素早く的確な「阿修羅覇凰拳」の連打でシード出場の韓国を打ち破った。

第2回戦のステージは障害物のない地形が特徴。水場でのみ使用できる強力な攻撃スキル「ウォーターボール」も使用できるが、スキルポイントの兼ね合いから、取得していないハイウィザードも多かったハズ。それだけにブラジルの戦いは鮮烈な印象を残した


準決勝:段差のあるステージが戦局を左右した
 準決勝からは再びステージが変化。中央と外周に段差があるマップになった。段差のある場所を挟んでは遠距離攻撃しか行えないため、各チームの位置取りが重要になる。第1試合はフィリピンが2-0でアメリカを撃破。第2試合では日本が強敵タイに2-0で勝利し、決勝へとコマを進めることになった。

 日本チームがもっとも辛かったと語るタイ戦。2ラウンド目にタイチームはチェイサーに換えてジプシーを導入。日本はタイのパラディンを撃破するも、ハイウィザードが敵の攻撃に倒れてしまい、一進一退の攻防。日本側はクラウンの「イドゥンの林檎」でHPを増強しつつ、火力の減少を補うためか、パラディンが「シールドチェイン」を連打。
 結果的に「阿修羅覇凰拳」と「シールドチェイン」の集中攻撃で敵を各個撃破し、勝利を手にした。

中央と外周に段差のある準決勝マップ。タイ側は日本も中央に突入してくるものだとばかり考えていたらしく、外周に陣取った日本チームに戸惑った面もあったらしい。逆に日本は、タイの侵攻ルートに対して有利な位置を取れたことが勝利に繋がったとしていた


3位決定戦&決勝戦:日本、悲願の優勝へ!
 決勝戦の前にアメリカとタイが3位決定戦を行った。ここからはまたステージが変更され、L字型の柵のある、やや入り組んだマップになった。

 さて、基本職構成のアメリカに対し、タイはチェイサーとチャンピオンに換えてアサシンクロスとスナイパーを導入。防御に影響されない固定ダメージを与えるスナイパーの「ファルコンアサルト」と、物理・魔法攻撃を兼ね備えたアサシンクロスの「ソウルブレイカー」をスピーディーに繰り出し、各個撃破を狙う。
 一定時間攻撃して、撃破できなければ、目標を即座に変更するという臨機応変な攻撃が功を相し、タイが2-0でアメリカを破って3位を手にした。さすがは優勝候補と目されたタイ。準決勝で敗れはしたものの、見事な戦いを見せてくれた。

 最後はフィリピンと日本が戦う決勝。3位決定戦と同様、L字に柵の張り巡らされたマップで行われたが、この戦いのみ、3ラウンド先取となっている。

 1ラウンド目はお互いに基本職構成。フィリピンのプロフェッサーが日本の「阿修羅覇凰拳」で倒されたことをキッカケに、徐々に日本が攻めたてて勝利を手にする。
 逆に2ラウンド目は日本側のハイウィザードとチェイサーが撃破され、「ストームガスト」によるけん制ができなくなり、フィリピンが勝利。

 そして、3ラウンド目には、日本が初めて職構成を変化させ、チェイサーの代わりにジプシーを導入した。今回はHPバーが見えることを利用してダメージから相手のHPを推測。フィリピンチームのVit値が低いことを見抜いてジプシーの「スクリーム」を使う作戦にしたとのこと(「スクリーム」はVit値が低いほどかかりやすく、スタン時間も長くなる)。日本はフィリピンのパラディンを中心に連続「阿修羅覇凰拳」で攻め、このラウンドを手にする

 4ラウンド目も3ラウンド目同様の職構成。やはり日本側がフィリピンのパラディンを攻め、その後は「シールドチェイン」と「阿修羅覇凰拳」の猛攻で次々に敵を撃破。見事優勝の座に輝いた。

日本は2ラウンド目を落としはしたものの、敵のステータスをしっかりと見抜く観察眼と職構成の変更が勝利を導いた決勝戦。「阿修羅覇凰拳」の連打もさることながら、ディフェンダーであるパラディンが「シールドチェイン」で攻撃に参加した点も他国には見られない特徴と言える

ガンホーグループ森下CEOから優勝賞金15,000$とトロフィーを受け取る日本チーム。森下氏も日本チームの優勝に喜びを隠しきれない様子



勝因は決勝マップでの“強化練習”!
 RWC2009終了後、場所を移して出場チームのフェアウェルパーティーが開かれた。各国が歓談を楽しむ中、日本チームのインタビューが行われた。

 実は日本チームは3回目の世界大会。同じメンバーで海外遠征をし、アウェイの環境やプレッシャーでなかなか思うように戦えないといった悔しさがあった。今年は日本での開催であり、昨年までの悔しさを原動力に練習を積み重ねてきた。最大の勝因は、ガンホー社のバックアップもあって、大会で使われるのと同じマップで練習ができた点(昨年は平面フィールドで練習をしていてものの、決勝大会でいきなり障害物マップで戦うこととなり、戸惑ったという苦い経験があった)。

 最も苦しかった戦いとしてはタイ戦を挙げ、全体的な実力の高さとトリッキーな動きを兼ね備えた“化物”だったと語った。タイとはマップIV(段差のあるマップ)で戦えた点も大きく、タイ側が不利な位置から攻めてきてくれたのがラッキーだったとのこと(タイ側にたずねたところ、日本も中央に進み出てくると思っており、当てが外れたと語っていた)。

 決勝戦第3ラウンドのチェイサーからジプシーへの変更に関しては、チェイサーを含めた編成が基本戦術なので、まずはそれで戦い、負けてしまったらジプシーに変更する予定だったようだ。その前の試合まででフィリピンチームのVitが低いことを見抜いており、あらかじめ変更作戦は決まっていたとのこと。

 自分たちの試合以外で面白い試合はあったかとたずねてみたところ、真っ先に挙がったのはブラジルチームの名だった。観戦者からも喝采が挙がっていた名試合が多いだけに納得という感じだ。また、タイチームのスナイパー&アサシンクロスの導入についても挙げ、「あれを(日本チームに対して)出されていたらヤバかったかも……」と苦笑いしていた。
 また、共に戦ったギルドが観客席に来ており、事前に打ち合わせもしていないのに、他国チームの構成や作戦を分析して伝えにきてくれた、など、ホームならではのエピソードも披露してくれた。

 来年RWCおよびRJCが開催されたら出場するか、という質問に対しては、すでにほぼ全員が社会人になっており、時間の都合がつくかどうかが難しいが、それがクリアできれば……ということだった。

3度目の正直、というわけではないが、雪辱を果たして優勝した日本チーム。ぜひ来年も国内大会に優勝し、RWCで再び戦う勇姿を披露してもらいたい


次期アップデート実施日が11月17日に決定! 『RO』カンファレンス
 メインステージでRWC2009の試合が行われる中、サブステージにおいて『RO』のカンファレンスが開催された 。
 ステージで説明を行ったのはガンホー社の廣瀬高志氏と千葉亮一氏。まず気になる点を真っ先に書いてしまうが、公式サイトなどでも発表されている「Episode8.1-into the unknown-イグドラシル」の実装は11月17日(火)だ。

当日はRWC2009の解説なども行っており、大忙しだった様子の廣瀬氏。千葉氏が口を濁そうとする内容にズバリと切り込んで観客の笑いを取る2人の語り口もいつも通り。ちょうどメインステージではRWC2009の準決勝が行われており、どちらを見るか悩んだ人も多かったのでは?

 主な内容としては前回のアッシュバキュームアップデートに続く異世界が舞台となるマップ拡張、クエスト増加などが挙げられる。アッシュバキュームアップデートでもすでに実装されているクエストの中に妖精と巨人を発見する、というストーリーのものがあるが、次回アップデートでは妖精のような「ラフィネ族」、巨人のような「サファ族」という、言葉の通じない種族が登場する。
 これにともない、異世界であるスプレンディッドフィールドとマヌクフィールドに2つのフィールドと2つの街、そして「イグドラシル中心部」「ニーズヘッグの巣」という2つのダンジョンが追加される。

スプレンディッドフィールドに住むラフィネ族と、マヌクフィールドに住むサファ族。彼らの言葉を理解できるようにするためには「知恵の王の指輪クエスト」をクリアする必要があるらしい。画像にもかかれているが、前提条件が「大陸の報告書クエスト」なので、まだ「異世界クエスト」を行っていないキャラは早めに進めておくといいだろう 新ダンジョンは前半が通常ダンジョン「イグドラシル中心部」、後半がメモリアルダンジョン(パーティーごとに構築するインスタンス形式のダンジョン)の「ニーズヘッグの巣」となっている。ニーズヘッグの巣の2層目は複雑な迷路になっており、ミニマップも表示されないとのこと
新たに実装されるモンスター。姿が可愛いものもいるが、いずれも異世界の敵なのでその強さには注意したい 新規実装の武具は10種類。廣瀬氏曰く「右から2つ目のリングは、知恵の王の指輪クエストに関連する指輪ですね?」とのこと

 また、今回のアップデートでは「Episode8.1 EXTRA UPDATE」と称して新たなシステムや仕様およびデータ変更が加えられる。具体的には「新武器16種・新防具6種の実装」「新武器・新防具を入手するための新クエストや既存モンスターのドロップアイテム変更」「ヒドゥンスロットエンチャントシステム」「モンスター配置変更および経験値調整」といったところだ。

新規実装の武器。イラストに描かれた武器を再現したものが多いとのこと。クリエイターの持つカバンのような武器(?)が気になるが……。主に既存のMVPボスモンスターがドロップするようになるらしい 新規実装の防具。防具に関してはクエストをこなすことで入手可能。ワイルドローズを倒すことなくコボルトアーチャーを1000匹倒すといった一風変わったクエストもあるようだ

鎧に能力値アップの効果を加える「ヒドゥンスロットエンチャント」。精錬値やカードは消えてしまうが、成功すればランダムでどれかの能力値が+1~+3の効果が付与される(例えばタイツ[1]にDex+3の効果がつけば、合計Dex+4の効果を持つタイツ[1]となる)。もともとカードが刺さっている鎧でも、ヒドゥンスロットエンチャントを行うとカードは消え、スロットだけが残る。なお、ヒドゥンスロットエンチャントに失敗した場合、鎧は消滅してしまうので注意しよう

 年末といえばアニバーサリーということで、7thアニバーサリーイベントの情報も公開された。今年もまたギィ・ロックスターが祭を開催するらしく、その舞台は龍之城。そしてついに人気イベント「蜃気楼の塔」が実施される……!?

 また、今後のアップデートとして、2010年第1クォーターにブラジルをモチーフにしたアップデート「BRASILIS(ブラジリス)」が実装予定。そして新セキュリティ対策としてケータイアプリケーションを使ったワンタイムパスワードの導入も予定されている。
 さらに、今後のエボリューションプロジェクトに関してのお知らせもあったが、これは前回のインタビュー記事)とほぼ同じ内容になっていた。

以前、千葉氏が怪盗アニバーサリーの帽子を頭装備にしたいと言っていたことが現実に。「アコライトに似合うと思います」とアコライト好きの千葉氏も絶賛の出来映え。またポリンルーレットに隠れてなにやら人気イベントらしき文字が。廣瀬氏が「これってどう見ても蜃気楼の塔ですよね」とバラして笑いを誘った BRASILISではクエスト中に頭装備がもらえるが、NPCがわざわざランダムでカードを挿して渡してくれるらしい(右上の画像)。アイテム名が緑色になっているのは通常装備と違うことがわかるようにするためとのこと。余談だが、筆者の記憶が確かならBLASILISは、韓国ではリニューアル後のアップデートのはず。先日のインタビューでもリニューアルを2010年第1クォーターを目処に実施したいと語られていたのが気になるところだ
新たなセキュリティ対策として導入が予定されているワンタイムパスワード。ゲームロックなどの機能も導入されているが、さらに一歩進んだバージョンと言えるだろう。有料のケータイアプリになるようだが、詳細は追って発表される予定だという


どうなる!? 今後のRWC
 4回目のRWC、今年は開催国ということもあり、ガンホー社も並々ならぬ力の入れようで臨んだRWC2009。見事、日本チームの優勝で幕を閉じたが、実際試合を見ていても、日本チームの動きは素晴らしかった。前々回、前回ではマップの把握ができずに練習の成果を出せなかったというのが、改めて本当に惜しいと感じられた。

 この勢いで来年も……といきたいところだが、これまでにも何度もお伝えしているように、『RO』にはゲーム内容のリニューアルの予定がある(今大会でもすでに韓国ではリニューアル後のシステムになっており、韓国チームにとってはやや不利な状況と言えたかもしれない)。エボリューションプロジェクトによって具体的にどう変わるのかはわからないが、世界共通のレギュレーションを作るのが難しくなるのは間違いないだろう。

 次回のRJCやRWCはどうなるのか、詳細はガンホー社およびグラヴィティ社からの発表を待つしかない。とりあえずは日本チーム優勝のお祝いとしてプレイヤー全員に贈られる賞品「モンスター経験値2.0倍+アイテムドロップ率1.5倍」期間を楽しみに待ちわびよう(笑)。



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