2009年8月23日(日)、千葉県「幕張メッセ」において開催された東京大会を皮切りに、大阪、名古屋、福岡、札幌という全国5都市で開催されてきた、カプコンの『モンスターハンター』(以下、『モンハン』)シリーズに関するイベント「モンスターハンターフェスタ'09」。
そのフィナーレを飾る決勝大会が、10月25日(日)に東京・六本木の「ラフォーレミュージアム六本木」で開催された。
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| 「モンスターハンターフェスタ'09」決勝大会の舞台となった「ラフォーレミュージアム六本木」の模様。会場には多数のハンターたちが訪れた |
各都市で開催された「モンスターハンターフェスタ'09」では、Wii『モンスターハンター3(トライ)』(以下、『モンハン3』)を使用したタイムアタック大会「狩王決定戦」の地区大会が開催されてきた。
今回催される決勝大会では、各地区大会を勝ち抜いた精鋭と、当日の会場で実施される最終予選大会を勝ち抜いた2名の、合計16名が、日本一の最速ハンターの座を掛けて戦うことになる。
今回はその決勝大会の模様に加えて、会場で発表された新作ソフト『モンハン日記 ぽかぽかアイルー村』をはじめとする様々な発表や、吉本興業のお笑い芸人が出演したステージイベントについてもお届けしよう。
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| スピンオフ作品『アイルー村』、『太鼓の達人13』とコラボも |
発表のステージには、『モンハン3』プロデューサー・辻本良三氏や、ディレクター・藤岡要氏、メインプランナー・木下研人氏、さらにPSP『モンスターハンター ポータブル 2nd G』のディレクター・一瀬泰範氏が登壇した。
まずは辻本氏より、バンダイナムコゲームスのアーケード用リズムゲーム『太鼓の達人』と、『モンハン』がコラボレーションすることが発表された。
その内容とは、12月中旬に稼働開始予定の『太鼓の達人』シリーズ最新作『太鼓の達人13』に、『モンハン』の様々な楽曲を詰め込んだメドレー曲「モンスターハンターメドレー」が収録されるというものだ。
ちなみに「モンスターハンターメドレー」を演奏中、『モンハン』シリーズの人気キャラクタであるアイルー、チャチャ、プーギーが登場し、演奏を盛り上げてくれるという。
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| ステージ上のモニターには、『太鼓の達人13』をプレイする辻本氏の姿が大写しに。演奏している曲は、会場の『モンハン』ファンには馴染み深いメロディばかりを詰め込んだメドレー曲だった |
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| 会場には『太鼓の達人13』の試遊台が出展されており、実際に「モンスターハンターメドレー」を演奏することができた |
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| アイルーやメラルー、チャチャが踊って演奏を盛り上げてくれる |
また、PSP向けの新作タイトルとして、『モンハン日記 ぽかぽかアイルー村』が現在開発中であることも発表された。ゲーム内容については明らかにされなかったが、辻本氏は「アイルーに焦点を置いたスピンオフ作品として開発しています」とコメントしている。詳細については、判り次第お伝えする。
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| 『モンハン日記 ぽかぽかアイルー村』のロゴが発表。隣で踊っているアイルーが可愛らしく、会場から歓声が上がるほどだった |
辻本氏は、「アイルーがメインのゲームを作ってほしいという要求が多々あり、今回のスピンオフ作品を作るに至った」と話した |
携帯電話向け『モンハン』シリーズファンサイト「モンハン部」において、短編コミックが配信されることも発表されている。
さらに、トレーディングカードゲーム「モンスターハンターハンティングカードゲーム」が1周年を迎えたことも話題に上がり、12月18日(木)に発売される第6弾カードパック「凍土の騎士」も紹介。さらに、11月22日(金)にが開催されるハンティングカードの全国大会「チャンピオンシップ2009」についても紹介された。
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| モンハン部」限定の短編コミックの配信が開始。いくつかのエピソードに分かれているという |
「ベリオロス」がパッケージを飾る第6弾カードパック「凍土の騎士」は12月に発売される |
ハンティングカード大会では、吹き出しに面白いセリフを入れる「大喜利」も実施 |
そのほか会場では、「モンスターハンターフェスタ'09」と並行して開催されてきた、『モンハン』にまつわるイラストコンテストに関しては、4つ用意されて賞のうち、「フリー部門」「マスコットキャラクタ部門」「3(トライ)部門」の最優秀賞が発表された。
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| 「フリー部門」の最優秀作。かわいらしく、カラフルな色合いが選考の決め手に |
マスコットキャラクタ部門」では、キュートに描かれたチャチャの絵が選ばれた |
「3(トライ)部門」では、『モンハン』の象徴とも呼べる肉をメインに据えた絵が最優秀 |
なお、もう1つの賞である「開発陣特別部門」に関しては、後日「モンハン部」上で発表されるとのことだ。
| 超強敵「イビルジョー」が乱入!「オレたちモンハン部」ステージ |
会場ではステージイベントとして、吉本芸人で構成された「オレたちモンハン部」のメンバーが出演する「チャレクエいこうぜ!」が開催された。
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| 「オレたちモンハン部」のメンバーたちが出演した「チャレクエいこうぜ!」の模様 |
「オレたちモンハン部」は、『モンハン』好きな吉本芸人たちによるグループで、「モンハン部」で配信される映像コンテンツなどに出演している。
今回はそのメンバーの中から、「次長課長」の井上聡さん、「麒麟」の川島明さん、ネゴシックスさん、「ハローバイバイ」の金成公信さん、「ニブンノゴ!」の森本英樹さん、レイザーラモンRGさんが登場した。
登壇した「オレたちモンハン部」のメンバーはそれぞれ、『モンハン』シリーズの総プレイ時間を披露。レイザーラモンRGさんは80時間、森本さんは1,800時間、金成さんは1,120時間、川島さんは1,100時間、ネゴシックスさんは1,300時間という、ほぼ全員が1,000時間を突破しているという結果に。
そして井上さんは、『モンハン3』をすでに500時間やり込み、シリーズ総プレイ時間を5,400時間に更新しているとのこと。
ステージではゲストを代表し、井上さんネゴシックスさん、川島さん、金成さんの4人が「ジャギィノスの討伐」という、非常に簡単なクエストをプレイすることに。しかし途中、オンラインでしか登場しない強力なモンスター「イビルジョー」が乱入し、全員で力を合わせてイビルジョーに立ち向かうという方針に変更となった。
ランスを装備している井上さんと森本さんが的確にイビルジョーにダメージを与え、太刀を装備した川島さん、ハンマーを装備したネゴシックスさんも攻撃を重ねる。さらに、落とし穴やシビレ罠を利用してイビルジョーを足止めし、的確にダメージを与えていく。
だがイビルジョーの吐くブレスに吹き飛ばされたり、大タル爆弾が誤爆してみんな吹き飛ばされたり、制限時間が迫る中で中々最後の追い込みをかけられない。
残り1分というところで、もっとも頼りになるはずの井上さんが、切断されたイビルジョーの尻尾から素材を剥ぎとって、「井上さん何してるんですか!?」と他のメンバーに怒られる始末。井上さん曰く「いや、剥ぎとりは大事なことですから」とのことだが、残念ながら制限時間オーバーとなり、討伐は失敗に終わった。
その後ステージでは、会場で実施された、「クルペッコ」の討伐クエストのタイムを競う「最終予選大会」の参加者から、本戦出場の2枠を争う上位8名が発表されるという運びになった。
ここで、「モンハン部」のメンバーである「コンマニセンチ」の堀内貴司さんとアッハー小泉さん、さらに、お笑い芸人「大好物」の須藤謙太朗さんが登場。実は、森本さんと須藤さんのペア、堀内さんと小泉さんのペアで、最終予選大会に出場していたとのことだ。須藤さんは、「井上さんの家に泊まって“合宿”したので、絶対に自信があります!」とのことだった。
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| ちなみに、こちらが上位10位までの記録。最速タイムはもうすぐ1分を切りそうな好成績であった |
だが実際は、1位から10位までのチームが全て1分台のタイムを出しているのに対して、堀内・小泉ペアが2分29秒で57組中26位、森本・須藤ペアが3分6秒で、57組中31位という結果に。井上さんは「あんなに練習したのに…2分台…3分台!?」と嘆いていた。
| 日本一の“狩王”が決定!最終予選~決勝大会の模様をお届け |
ここからは、会場で行われた「狩王決定戦」に関した試合の模様について、「最終予選大会決勝戦」から、本戦である「第1回戦」「準決勝」「決勝戦」の模様をお伝えしていく。
●「最終予選大会決勝戦」
「最終予選大会決勝戦」は、「水中闘技場」を舞台に、「ラギアクルス」を討伐するというもの。今までの地区大会で何度も行われてきたクエストだけに攻略パターンが確立されているため、全ての選手が、ラギアクルスに有効な火属性を持つ太刀を使用するいう状態に。シビレ罠、眠り投げナイフでラギアクルスを足止めし、弱点部位を一気に攻撃するというパターンが主に採用されていた。
試合の結果、3分22秒をマークした「Paris Wizards」チームと、3分25秒を記録した「ぶるぁーズ」チームが本戦へとコマを進めた。
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| パターンが編み出されているからこそ、一瞬のミスが命取りになる場合も。惜しくも3位になったチームは、2位と3秒差であった |
●本戦・第1回戦
本戦の第1回戦では、水中闘技場を舞台にして、ロアルドロスの討伐を行うというもの。このラウンドでも全チームが示し合わせたかのように、「大剣とハンマー」という組み合わせで挑んだ。
その理由は、ロアルドロスは攻撃が通りやすいため、相性も良く、強引にダメージを与えて行ける組み合わせだという理由からだ。
試合の結果、「NAMAZONE」チーム、「L.O.L」チーム、「arties」チーム、「こえび」チームの4組が準決勝に進出。ロアルドロスはラギアクルスに比べて弱いモンスターとはいえ、上位陣のクリアタイムは「1分台」という驚異的な速さだった。
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| ロアルドロスを、本当にあっという間に討伐してしまった上位陣。その差はなんと、1位から3位までがすべて1秒差ずつという大接戦に |
●本戦・準決勝
本戦の準決勝では、フィールドを「陸の闘技場」へと移し、「ウラガンキン」の討伐タイムを競うという内容に。出場者たちは、ウラガンキンの苦手な「水属性」を持つ「水冷弾」を放てるボウガンや、毒などの状態異常を起こせる片手剣、そして、連続ダメージを与えやすい太刀が主に選択していた。
このクエストでは、固い部位を避け、的確に弱点めがけて攻撃を行うというテクニックが要求され、一回でも太刀の連撃や、ボウガンの貫通弾などが避けられてしまうと、かなり不利になるという厳しい状況だった。
結果、2分台を叩きだした「arties」チームと、それに14秒差の「L.O.L」チームが決勝戦を争うことになった。
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| 防御力がかなり高いウラガンキンには、的確な攻撃を外さずに与えるということが重要だった |
●本戦・決勝戦
決勝戦は、「陸の闘技場」を舞台に「ボルボロス」「ベリオロス」「リオレウス」の3体を連続で撃破していく「闘技王の大連続狩猟」のクエストが題材となった。
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| 「闘技王の大連続狩猟」では、3体のモンスターを連続で相手にする。どのモンスターに有効な装備で挑むかが悩ましいところだ |
「L.O.L」チームは2人ともランス、「arties」チームはランスと大剣という組み合わせで試合に挑んだ。
序盤は「L.O.L」チームがボルボロスをマヒさせつつ着実にダメージを与えて討伐し、一歩リードとなる。
だが、「L.O.L」チームがベリオロスに苦戦している間に、「arties」チームがボルボロスを撃破。続いて現れたベリオロスに、絶妙なタイミングで爆弾でのダメージを与え、落とし穴に落とし、一気に討伐してしまう。
その後「arties」チームは、リオレウスを確実にスタンさせながら、大剣の最大溜め斬りを連続でヒット。「L.O.L」チームもなんとかリオレウス討伐を開始した矢先、「arties」チームが見事リオレウスを討伐し、優勝を決めた。
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| 優勝した「arties」チームには、特製のスカジャンや、チャンピオンベルト、『モンハン』特製のカップ麺「狩人麺」333個といった、豪華賞品が贈呈された |
2位に2分以上の差をつけて優勝した「arties」チームは、「途中ミスしてしまって、“優勝できなかったらどうしよう!”って思ったけど、ホッとしました」とコメントしている。
| 【会場の様子】 |
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| ラギアクルスの頭部や爪の化石をイメージして造られた模型 |
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| 物販ブースにはかなりの人だかりが。近々発売されるフィギュアなどが先行販売されたほか、後日発売予定のバッグなどの参考出品も |
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| 高橋ヒロシ氏の人気コミック「クローズ」「WORST」とタイアップした帽子やウォレット、フィギュアなども展示 |
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| 「イラストコンテスト」の力作も、会場内に張り出されていた |
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| こちらは、東京大会などでも展示されていた、ラギアクルスやチャチャ、荷台を押すアイルーをモチーフにした模型 |