お供の精霊・ミグルとともに広大な世界を冒険するMMORPG『グランドファンタジア』も、正式な運営スタートから三ヶ月が経過。運営開始直後から、数々のアップデートで新コンテンツが日々追加されており、すでに幅広いユーザーから好評を得ている。
前回、そのミグルに関するゲーム内インタビューを行なった際に、ユーザーからいくつかの要望や意見を聞くことができた。そこで今回はそれらを中心に、運営会社のアエリアへインタビューを行なった。
インタビューに応じて頂いたのは、オンラインビジネス本部の乙田宗良氏(総括プロデューサー兼マネージャー)、藤山拓也氏(プロデューサー)、畠野貴之氏(マーケティングチームリーダー)の3名。
彼らの言葉を通じて、『グランドファンタジア』の現状と今後に迫ってみよう。 |
――正式サービス開始から三ヶ月が経ちますが、手応えはいかがでしょうか。
★乙田宗良氏(以下、乙田氏)
かなり順調です。クローズドβテスト(以下CBT)時にも「これは必ず皆様にお楽しみいただける」という確信があったんですが、オープンβテスト、正式サービスとずっと右肩上がりでユニークユーザーが増えている状態で、とてもありがたいことです。
――夏休みに入って、ユーザー層などの状況はどうでしょう。
★乙田氏
夏休みが始まったから急に人が増えたとか、そういう感じではなく安定しています。2番目のワールド、オーシャンに過度に人が集中していたので、無理に人を増やす目的ではなく分散していただく目的で7月に3つ目のワールドを追加しました。今も新規で始められる方がたくさんいます。ゲームが少しずつ成熟してきているので、皆様の滞留時間が減って時間帯が分散されてきています。接続ユニーク数は今も増加しています。ユーザー層はこちらの予想だとやや低年齢の方が多くなるかと思っていたんですが、30代の男性のかたやオンラインゲームのコア層も多くて、幅広い層に遊んでいただけているなと感じています。
★藤山拓也氏(以下、藤山氏)
夏休みにはできる限り運営側で努力して調整を進めアップデートを実施していきたいと思っています。お問い合わせを見ていると、お子さんと一緒にとか、夫婦でとか、家族で遊んで頂いているかたも多く見受けられますね。夏休みで遊び始めた、小中学生のユーザーさんも今はけっこう入ってきている状況です。このゲームでは複数アカウントを禁止させていただいていますし、露店放置もありません。夏休み前に第二認証システムでセキュリティを強化して、またBOTやRMTなどはIPアドレスごと一掃している状態ですので、この安定した接続数にはかなりの手ごたえを持っています。目に見える数字以上の大きな結果につながっているといえるでしょう。
――MMORPGのプレイが初めてというかたも多いとか?
★乙田氏
ええ、お問い合わせで「初めてなんで全然わからない」とか「どうやってコミュニケーションをとればいいのかわからない」っていう相談もよくありますね。それで初心者向けのチャット講習会のようなイベントも開催しました。各サーバーでかなりの人数が集まりました。一部初心者じゃなさそうな方もおられましたが、それはそれでユーザー間の交流の一環としてよかったかな、と。今後もそういった初心者に向けたイベントは定期的にやっていきたいです。
――『グランドファンタジア』というゲームについては、どう捉えられていますか?
★藤山氏
これはβテスト時に感じたことですが、全体的にすごく安定したゲームコンテンツっていう印象でしたね。プレイする上でも、ゲーム内に障壁とかストレスを感じる部分がすごく少ないんじゃないかと思います。
★畠野貴之氏(以下、畠野氏)
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| ▲『グランドファンタジア』の火付け役でもある、アエリアのオンラインゲーム全体のプロモーション、企画担当の畠野貴之氏。後述の“みぐる米”に話が及んだときは、誰よりも強く推していたところがさすがだ |
この前初めての緊急メンテを行ないましたが、サーバー落ちはほぼなく非常に安定しています。クライアントサイズも小さく、必要なPCのスペックもそれほど高くありませんし、MMOが初めてのユーザーも安心して始められるのが売りですね。
★乙田氏
ゲームシステム自体も安定していますし、誰でもスムーズに遊べますよね。その分、私たち運営側が適当なことをしているとそれが浮き彫りになってしまう。『グランドファンタジア』の世界は24時間稼働していて、朝昼夜、常にユーザーが楽しんでいます。だからこそ24時間体制の徹底した運営対応を行って、目の前で困っている人を5分ですぐ助けられるとか、安心して遊べる環境を提供していかなければならない、と考えています。これはサービスを提供する上で当たり前のことなんですけどね。「お客様の心に耳を傾け、感動を共有する」それをテーマに取り組んでいます。
――ゲームの一番の特徴であるミグルに関しての評判はいかがでしょうか。先日ジーパラでゲーム内取材を行なったときはおおむね好評ながらも、製造の確率がもうちょっと上がらないかという意見をよく見かけたんですが。
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| ▲『グランドファンタジア』運営のプロデュース、ディレクションを担当する藤山拓也氏。彼は『グランドファンタジア』運営の中枢を担う人物だ |
★藤山氏
製造が難しいといわれる装備については、単に製造しようとしたときの成功確率を上げるのではなく、素材の入手手段を増やして製造の機会を増やすなどして、敷居を下げる方向でも調整したいと思っています。バランス調整に関しては皆様のご意見をすべて私たちと開発会社で共有させていただいて、改善に向けて努力を続けています。
製造などの確率調整はゲームのコアな部分のバランスになりますので、とにかく日々議論を行いながら日本に合う形で慎重に検討しています。
――ユーザーからの意見や要望で、面白かったものとかはありましたか。
★乙田氏
もっと自分だけの、オリジナルのミグルを作れるようにしてほしいといいご意見が結構あります。オリジナルのイラストを描いて送っていただいたかたもいました。
★藤山氏
私が見たなかではミグルを外に出したときに専用のモーションが欲しい、というご意見があって、それはできると面白そうだと思いましたね。
★乙田氏
ミグルに作業の指示とかじゃなく、声をかけるなど、何らかの働きかけができるようにしてほしいという声もたくさん頂いています。皆様の声は開発に反映させることができるように仕込んでいるものもあるので、ご期待いただければと思います。
――バトルフィールドなど、6月の大型アップデートで実装された要素に関しては、いかがでしょう。
★藤山氏
バトルフィールドのバランスも重要課題ですね。一つのパラメータを変えるだけで、多くの部分に想像もつかないような影響が出てきます。より楽しんでいただけるものになるよう、今も運営チームでテストを重ねて慎重に調整を続けていますね。現在の参加条件はレベル10刻みで分けられていて、あまりかけ離れたレベルのユーザー同士が対戦することはできなくなっています。
――参加条件のレベルを5刻みにしてほしい、という意見もよく聞きました。
★乙田氏
皆様からはいろいろご意見いただいていますし検討しています。いくつかの新しい案に関して早めの導入を目指して動いていますね。
★藤山氏
レベルだけでなく職業ごとの違いとか、対戦のバランスに関するところでもご意見ご要望は多数頂いています。今後、これならいけるんじゃないかっていうのが見えた段階でその調整を行なっていきます。
高レベル帯向けのコンテンツ
装備の充実は現在の重要な課題 |
―――今後さらに追加される新要素は、どんなものを予定されているんでしょうか?
★乙田氏
今言えるものではギルド機能の強化と、高レベルユーザー向けのコンテンツの充実に取り組んでいますね。
――高レベルと言うと、レベル40以上くらいですか?
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| ▲アエリアのオンラインゲーム全体のプロデュースを担当する乙田宗良氏。『グランドファンタジア』では、立ち上げからアエリア運営の確立まで全体を手掛けてきた |
★乙田氏
ええ、『グランドファンタジア』では序盤から豊富にクエストが用意されていて、最初は引っかかる部分はあまりないと思っていますが、反面、レベル40超えたあたりからはレベルもやや上がりにくくなってきて、ストレスを感じられる方も増えてきます。単に狩りをして、クエストをこなしてっていうだけじゃなく、ちょっと別の方向で楽しんでいただけるものを提供したいと思っています。
――バトルフィールドのような方向性のコンテンツということですか。
★乙田氏
バトルフィールドももちろんそのひとつで、あとは7月に実装した10パーティシステムもそうですね。こちらは10人でパーティを組んでダンジョンを攻略するというもので、最後に強力なボスがいて。現在3つのダンジョンが用意されているんですが、どれもレベル20、30あたりでは相当厳しい強力なボスが出てきます。
★藤山氏
最近導入したばかりのダンジョンは、レベル60のキャラクタでメンバーを組んで頑張らないと厳しいバランスにしてあって、たどり着いたユーザーの間でもかなり強いという報告が上がっています。そのぶん、ご褒美として強力な装備を作るための素材が手に入るなど、貴重なものになっていますね。
――そのほか、具体的なものではなくても結構なのですが、願望みたいなものはありますか?
★乙田氏
導入時期は未定ですが、入れる予定のコンテンツは色々あります。レベルキャップの解放とか、100階建ての塔を攻略していくものとか。ほかにもレベルに応じて楽しめる色んなクエストであるとか、コンテンツの追加タイミングに関しては開発と毎日議論をしています。お待たせしてしまって本当に申し訳ないのですが、可能な限り前倒しでやっていけるように努力していますので、今後に期待してください。
――キャラクタの装備などについては、当然まだまだ増えていきますよね?
★乙田氏
アバターまわりの要素はユーザーからのご要望も多く力を入れて検討しています。どんどん実装していきたいです。衣装のバリエーションとかは、タイアップものを含めて日本オリジナルのものもすでにいくつかありますね。
★藤山氏
タイアップ抜きで、日本独自のデザインの装備を出していきたいという考えはずっとあります。ユーザーから多いものでは季節ものの浴衣や水着があるんですが、そういったものも含め、順次増やしていきます。
キャンペーンやイベントも積極的に実施
誰もが楽しめるオンラインゲームに |
――『グランドファンタジア』をプレイしていて、個人的にゲーム中アイテムを拾ったユーザーに対するお米プレゼントキャンペーンがすごく気になっていました(笑)。反響はどうだったのでしょうか。
★乙田氏
実は反応がすごくよくて、当たったみなさんはかなり喜ばれています。MMORPGは仮想現実の場なので、モノとしてお米がもらえるっていうことが、よけいに実感がわくのかもしれないですね。あと、お子さんがゲームをしていると、やっぱり親御さんって心配されるかたが多いと思うんですが、ゲームをやってお米をもらったっていったら、話も違うんじゃないかって。そういう驚きがあると、オンラインゲームってすごいよねって感動につながるんじゃないかと。
★藤山氏
親御さんからの反応をメールでいただいたりしたこともあるんですが、非常に反応がいいんですよね。
★乙田氏
お米って毎日食べるもので、家族みんながつながる要素のひとつじゃないですか。そういう意図もあって、このプレゼントの企画をするときは迷わなかったです。袋はもうちょっとおしゃれにしようかと思ったんですけど(笑)今後にご期待ください。
――最後に『グランドファンタジア』のプレイヤーの皆さんに一言お願いいたします。
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| ▲藤山氏が持っているのが、インタビュー中に出てきたみぐる米。新潟県南魚沼市産のコシヒカリだ |
★藤山氏
家族や友達みたいな、仲のいい人と一緒に楽しく遊べるのがこのゲームの大きなポイントだと思います。リアルの延長線上でも楽しめるオンラインゲームとして楽しんで頂けるとうれしいですね。
★乙田氏
まったり遊べて、でも色んなところでワクワクできる、システム面でもそういう感覚を味わえるゲームだと思いますし、そういう雰囲気で遊んでもらえるよう運営チームも全力で頑張っています。“まったりワクワク”を安心して楽しんで頂きたいですね。
★畠野氏
オンラインゲームの初心者にやさしいMMORPGなので、これからオンラインゲームを始めようという方は、是非『グランドファンタジア』をプレイしてください。
――本日はお忙しい中ありがとうございました。