2009年8月5日(水)、東京・新宿にあるカプコン東京支店において、9月17日(木)に発売予定のWindows PC向けソフト『バイオハザード5』の体験会が行われた。
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| ▲PC版『バイオハザード5』体験会の会場となったカプコン東京支店の一室 |
※各写真をクリックすると、拡大したものを見ることができます
『バイオハザード5』は、カプコンの人気サバイバルホラー『バイオハザード』シリーズの最新作で、PS3/Xbox 360版として2009年3月5日(木)にリリースされた作品のPC用ゲームとなる。そのストーリーは、シリーズ1作目『バイオハザード』で活躍した「クリス・レッドフィールド」と、相棒の「シェバ・アロマ」の2人が、襲い来るクリーチャーたちに立ち向かっていくというもの。
PC版となる本作では、「NVIDIA GeForce3D Vision テクノロジー」に対応。専用の「NVIDIA 3D Vision ワイヤレスグラス」と、互換性のある「GeForce GPU」「GeForce 3D Vision対応ディスプレイ」を使用すれば、ゲーム中のキャラクタや風景をスクリーン上で立体的に観ることができる。
また本作では、クリスとシェバの新たなコスチュームが追加。さらに、本編クリア後に出現するエクストラゲーム「ザ・マーセナリーズ」では、おびただしい数の敵が出現する「アンリミテッドモード」が新たに加わっている。
今回の体験会では、実際に「NVIDIA 3D Vision ワイヤレスグラス」を装着し、PC版『バイオハザード5』の本編や「アンリミテッドモード」をプレイした。さらに、『バイオハザード5』のプロデューサーである竹内潤氏、川田将央氏や、NVIDIA社のショーン・ボナム氏によるプレゼンテーションの様子もお届けしよう。
| 「今までイメージしてきた“3D”とは違う体験」(竹内氏) |
体験会の冒頭では、『バイオハザード5』のプロデューサーである竹内潤氏、川田将央氏の2人名が登壇し、PC版『バイオハザード5』に関するプレゼンテーションを行った。
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| ▲PC版の魅力を話す、『バイオハザード5』プロデューサー・竹内潤氏 |
▲同プロデューサー・川田将央氏は、PC版の新要素を実際にプレイながら紹介 |
竹内氏は「プレイステーション3、Xbox 360版をリリースする際、すでにWindows PC版を発売することも検討していました。3機種で同時に展開することもできたんですが、せっかくPCで出すからにはコンシューマー版とは違う特徴をつけたいと考え、より力を入れたものを製作することに。PC版での変更点の中でも、NVIDIAの“3D Vision”に対応したという部分が最大の特徴です」とコメント。
また、画面の解像度を示す「フレームレート」に関して竹内氏は「コンソールの作品ではフレームレートは30フレーム程度が限界ですが、PC版では120フレーム近く出すことが可能です。画面表示の高速化、高解像度化によって、ストレスの無いプレイ環境を実現させています」と述べている。
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| ▲竹内氏は、同作の動作環境を確認できる「ベンチマーク」を使って説明。PC版では120付近のフレームレートが実現している |
続いて川田氏が、実際にPC版『バイオハザード5』をプレイしながら、PC版で新たに追加された「アンリミテッドモード」の説明に入った。
これは、コンソール版にも存在した、制限時間内に襲いかかる敵を撃破していくというエクストラゲーム「ザ・マーセナリーズ」でプレイできる新たな要素であり、敵の出現数が2、3倍に増えているというものだ。川田氏は「非常に多数の敵が画面上に出現しても、フレームレートが落ちることなく、快適にプレイすることができます」とコメント。
さらに川田氏は新追加のコスチュームについても触れ、「PS3/Xbox 360版ではわりとマジメな路線のコスチュームでしたが、PC版の新衣装はクリスが上半身裸、シェバはOLの制服風と、かなりフランクなものになっています。今まではトータルバランスを考えて、派手すぎる衣装の導入は避けていたんですが、今回はキャラクタひとりひとりの個性を際立たせたものにしています」と話している。
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| ▲こちらが新衣装。クリスのものは露出度が高く、シェバはOL制服風だ |
▲画面を覆い尽くさんばかりの敵、敵…通常のモードの2、3倍もの敵が出現している |
さらに竹内氏は、本作に対応している「NVIDIA 3D Vision ワイヤレスグラス」について、「実際に装着して試してみたんですが、“3D技術はここまで進化したのか”と驚くほどのリアルさでした」と語り、「今まで皆さんがイメージしてきた“3D”とは、また違った体験ができますよ」と話している。
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| ▲川田氏が手にしているのが、PC版『バイオハザード5』にも対応している「NVIDIA 3D Vision ワイヤレスグラス」 |
▲装着すると一見サングラスのようだが、これを使用すれば「3DVision」に対応したゲームを立体的に視覚できる |
続いて、NVIDIA社のショーン・ボナム氏が登壇し、本作に対応している「NVIDIA 3D Vision ワイヤレスグラス」についてのプレゼンテーションを行った。
ショーン氏は「NVIDIA 3D Vision ワイヤレスグラス」について、「『バイオハザード5』以外にも、過去に発売された400種類以上のPCゲームに対応しており、ゲーム中の人物やエリアなどを立体的に見ることができます。使い方も簡単で、一度ドライバをPCにインストールするだけですべての対応ゲームで使用できるようになります。あとはUSBケーブルで受信機をPCに接続して、ワイヤレスグラスを使用すれば、立体視が可能です」と説明。なお、受信機を1つ接続するだけで、複数のワイヤレスグラスを使用して協力プレイなども楽しめるという。
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| ▲NVIDIA社のショーン氏は、「NVIDIA 3D Vision ワイヤレスグラス」に関して説明を行った |
▲こちらが「NVIDIA 3D Vision ワイヤレスグラス」のパッケージ。受信機とセットになっている |
また「NVIDIA 3D Vision ワイヤレスグラス」はゲームだけでなく、将来的に普及していくであろう3D対応のムービーや画像にも対応する。例えば、富士フイルムが開発した、立体的な写真を撮影できる「3Dデジタルカメラ」や、PC上で見る映像を視覚的にわかりやすく見られるソフト「cooliris」などに対応していくという。
| 揺れる煙、飛び出す武器…すぐ目の前にある『バイオ5』の世界 |
筆者は体験会の会場で、PC版『バイオハザード5』を、「NVIDIA 3D Vision ワイヤレスグラス」を装着して体験プレイすることができた。
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| ▲物や人物を立体的にとらえられるシステムを使用して、PC版『バイオハザード5』をプレイ |
▲こちらが「NVIDIA 3D Vision ワイヤレスグラス」 |
荒野を走る車の上で、追いかけてくる敵めがけてマシンガンを連射したり、朽ちた遺跡の中を探索するチャプターを遊んでみたが、その映像はかなり立体的。プレイキャラであるクリス、シェバが浮き出るように見え、背景となる遺跡の壁などに奥行きが生じ、コンソール版と違って距離感がより明確に掴むことができた。また、拳銃を撃った際に出る煙も、まるで本当に風にたなびいているかのようだった。
さらに、ゲーム中で条件を満たすことで登場人物やクリーチャーなどのフィギュアが手に入るのだが、「NVIDIA 3D Vision ワイヤレスグラス」を用いて見れば恐ろしくリアル。まるで本物のフィギュアのように立体視でき、特にクリーチャーのフィギュアなどは、コンソール版ではわからなかった細部までの表現を確認できた。
続いて筆者は、PC版で初登場となる「アンリミテッドモード」もプレイ。研究所や遺跡、街の中などを部隊に、襲い来る多数の敵と戦った。従来の「マーセナリーズモード」と違い、画面上を埋め尽くさんばかりの敵が出現するので、素早く仕留めていかなければ一気に複数の敵に襲われて非常に厄介。距離を取ろうにも、敵が次々と襲ってくるので、油断していると身動きが取れなくなってしまうほどだ。
そんな「アンリミテッドモード」を「NVIDIA 3D Vision ワイヤレスグラス」を使って立体的に見ると、飛び出してくるように見える敵が複数襲い掛かってくるので非常に怖い。敵の持つスタンロッドや、槍といった武器も、本当に自分に向かって突き出されるように見えるし、場所によっては画面の手前から急に武器が突き出されることも。コンソール版にはなかった“すぐ目の前にある”という新しい恐怖を感じられた。