都内ネクソン本社において2009年7月15日(水)、同社が運営するMMORPG『テイルズウィーバー』のインタビュー取材を実施した。
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| 左から、ネクソン事業部マーケティング1チームの坂下智久氏、同社の運用部ゲーム運用チーム・糸井詩織氏。今回お二人には、『テイルズウィーバー』で新たに実装されるインスタンスダンジョンについて伺った |
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今回のインタビューでは、7月29日(水)に『テイルズウィーバー』において実装予定のコンセプトダンジョン「ネオテシス」第1弾「失われた記憶の博物館」についてお話を伺ったので、お届けしていこう。
| 英雄の力を得る新ダンジョン「ネオテシス」第1弾の内容とは |
――今回実装されるコンセプトダンジョン「ネオテシス」とは、どういった内容ですか?
★坂下智久氏 (以下、坂下氏)
「ネオテシス」は、180レベル以上のプレイヤーのみが入場できる、上級者向けのダンジョン群で、今回はその第1弾として「失われた記憶の博物館」を実装します。また、ダンジョンには4人一組でしか入場できないという特徴もあるので、チームプレイの醍醐味を味わえる内容となっています。
さらに、ダンジョンに向かう際、4人のメンバーはそれぞれ「騎士ヒルトルード」「盗賊カノープス」「魔導士ブラウベルト」「賢者アイリ」の中から1人を、選択することになります。ダンジョン内ではプレイヤーキャラクタの職業に関わらず、選択した4人のうちひとりの力を使用できます。そのため、通常はヒーラーとしてプレイしている人が、ダンジョン内では騎士として攻撃をメインに活躍することもできるというわけです。
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| 左から、「騎士ヒルトルード」「盗賊カノープス」「魔導士ブラウベルト」「賢者アイリ」の力を得た、各メインキャラクタたち |
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| 「賢者アイリ」の力を得たティチエルのイメージイラスト |
――ダンジョン入場時に選択する4人のキャラクタたちには、どのような設定があるのですか?
★坂下氏
彼らは、『テイルズウィーバー』の過去の時代に存在していた、歴史上有名な英雄達です。元々『テイルズウィーバー』の物語では、何度か“時空の歪み”が発生しています。例えば、あるはずのものが未来では存在していなかったり、過去の人物が突然現れたり、様々な現象が巻き起こっているんです。
プレイヤーは、その謎を研究している「王室魔法研究所」から依頼を受けて、時空の狭間に存在する「ネオテシス」で冒険を進めていくことになります。
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| こちらは、「ネオテシス」の各ダンジョンに向かう前に、プレイヤーが訪れることになる「待機室」。ここでどのキャラクタの力を得るかを選択する |
――ダンジョンに挑戦する間は、選択したキャラクタの力を選るということですが、スキルに関してはどうなりますか?
★坂下氏
本来そのキャラクタが使用できるスキルも使用できますが、それ以外に、「ネオテシス」のダンジョンでしか使用できないスキルが使用できます。ただし、基本能力値に関しては変化しないので、本来は騎士であるキャラクタがヒーラーを担当する場合などは、MPが尽きてしまう場合もあるので、注意が必要です。
――「ネオテシス」のダンジョンをクリアした際、得られるメリットは何でしょうか?
★坂下氏
ダンジョン内の中ボスを倒すことでポイントが溜まるんですが、それを王室魔法研究所主任研究員のNPCに渡すことで、この方法でしか入手できない限定のアイテム等を得られます。さらに、ポイントを消費して「ネオテシス」専用のスキルを5段階まで強化できるアイテムももらえます。
また、ダンジョンの奥で待ち受けるラスボスを倒せば、限定の装備品やアイテムを入手できます。装備品の場合、兜、鎧、背中、篭手、靴のセットを集めると、さらに効力が上がるという特典もあります。ちなみに、ダンジョン攻略の難易度を選択することができ、高難易度に設定したり、より低レベルで挑むことで、さらに高いポイントが溜まります。
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| 坂下氏は「ネオテシス」の魅力を語ってくれた。ダンジョン内のボスを撃破してポイントを稼ぎ、レアなアイテムを入手するといった楽しみが用意されているという |
――今回実装される「失われた記憶の博物館」は、どのような特徴がありますか?
★坂下氏
ダンジョンの構造自体はシンプルですが、各所に中ボスが待ち受けています。これらを全て倒すと、ダンジョンのラスボスである「記憶をつかさどる女神・ムネーモシュネー」が登場します。中ボスを倒すと得られるポイントや、ムネーモシュネーがドロップする宝箱から入手できる装備品などを目的に、長く遊んでもらえるダンジョンとなっています。
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| 全体的に青色を基調とした「失われた記憶の博物館」。複雑な道は無いが、所々で中ボスが待ち受けている |
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| 「失われた記憶の博物館」の奥で待ち受けるムネーモシュネー |
――今後追加される予定の「ネオテシス」第2、第3のダンジョンについて教えてください。
★坂下氏
「失われた記憶の博物館」には無い要素として、『テイルズウィーバー』の世界の過去に焦点を置いたサイドストーリーのようなものを、イベントとして閲覧できるような企画を考えています。各メインキャラクタにちなんだ過去の物語など、明らかになっていない謎が少しずつ明らかになっていったりすると面白いかなと個人的には思っています。第2弾のダンジョンは、早ければ年末ぐらいに実装される予定です。
| 髪型変更、トレードシステム… 今後のアップデート予定について |
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| 糸井氏が、キャラクタの髪を変えられる「髪型変更システム」を説明。よりオリジナリティを出したい人にはうってつけだ |
――そのほかに、今後予定されているアップデート内容はありますか?
★糸井詩織氏 (以下、糸井氏)
「髪型変更システム」という新たなシステムの導入を検討しています。いままで、キャラクタの髪の毛は「かつら」や「ウィッグ」といったアイテムである程度は変更できたんですが、髪の毛が長いキャラクタは地毛がはみ出してしまっていたんです。
新たに導入する「髪型変更システム」では、坊主頭をベースに、好きな髪の毛を追加できます。戦闘中や、フィールドを走っているときなどは、きちんと髪の毛がたなびくようになっています。
髪の毛は染色も可能ですし、髪につけるアクセサリも用意されています。このシステムは、早くて今年の秋ぐらいに導入される予定です。
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| 髪型システムでは、坊主頭をベースとして、好きな髪形に変更することが可能。従来の「ウィッグ」同様に、髪の色も変化できる |
★坂下氏
ほかに予定しているコンテンツとしては、「トレードシステム」が実装されます。これは『メイプルストーリー』では既に導入されている要素で、「NEXONポイント」を使用して他のプレイヤーからアイテムを購入できるというものです。
サーバー間をまたいでトレードできるシステムになると思います。こちらも早ければ、秋には導入する予定です。
――「トレードシステム」の導入により、期待していることは何ですか?
★坂下氏
プレイヤー間のコミュニケーションの活性化という部分を期待しています。また、RMT(リアルマネートレード)対策にも繋がりますし、アイテム交換の際の詐欺被害などを未然に防ぐことも含め、プレイヤーの皆様には安全なシステムとしてご利用頂きたいと思います。
――グッズ展開などについての予定はありますか?
★坂下氏
秋頃に、描き下ろしのイラストや、キャラクタの基本設定、街の設定などを多数収録した、『テイルズウィーバー』初の設定資料集を出す予定です。また、2月に開いたファン感謝祭で実施した、ゲーム楽曲の「演奏会」が大変好評だったんで、音楽関係の何かにも取り組んでいきたいです。
――感謝祭で発表された、サーバー間をまたいでPvPが行える「シルバースカル」システムの導入はいつ頃になりますか?
★坂下氏
新キャラクタの「イサップ」の追加や、「シルバースカル」の導入は、まだ目処が立っていないので、年内に実装するのは難しいと思います。ただ、現在日本メインで開発が進んでいるので、韓国より先にシステムが実装される場合もあるので、期待して待っていてください。
――では最後に、プレイヤーにメッセージをお願いします。
★坂下氏
開発が日本メインになっていて、先に日本で実装するという流れになっているので、日本の皆さんの要望などを反映しやすい環境にあります。今後に期待していただければと思います。
★糸井氏
今までは、チャプターの更新などのアップデートが多かった気がします。今後は「ネオテシス」をはじめとする、一風変わったダンジョンの実装もあり、個性を出せる「髪型変更システム」の導入も予定しています。今後に期待してくださればと思います。
――ありがとうございました。