イベントレポート
 
ユーザーの反応は?『イースオンライン』守護バトルシステム体験会を取材

2009.07.13

 
 2009年7月10日(金)、CJインターネットジャパン本社において、MMORPG『Ys Online ~The Call of Solum~(イースオンライン)』の「守護バトル先行体験会」が開催された。

CJインターネットジャパンの一室で開催された「守護バトル先行体験会」。全国から抽選で選ばれたユーザーがオンラインで参加し、6名のユーザー代表者が会場に訪れた

※各写真をクリックすると、拡大したものを見ることができます

 「守護バトルシステム」とは、専用マップで展開されるギルド間バトル。既存のオンラインRPGでいうところの「レイドボス戦」と攻城戦の「ギルドvsギルド」が同時に楽しめるようなバトルとなっている。
 今回はテストサーバーにおいて、参加者たちが実装前の「守護バトルイベント」を一足はやく体験するという内容。また、会場を訪れた6名のユーザーを交えた意見交換会も開催された。その模様をお届けしていこう。

北川氏「12月に『イースオンライン』の“再・再生”実施」 
 体験会開催に先駆けて、同社の代表取締役を勤める北川徹氏が登壇し、今回のイベントに関してコメントした。

今年12月に、『イースオンライン』の“再・再生”を行うと話した、CJインターネットジャパン代表取締役・北川徹氏

 北川氏は、「今回の体験会を踏まえ、忌憚無き意見を賜り、より良いアップデートを行うヒントを得たい」として、「今までは勧告の開発サイドのプロダクトにそのまま従っていましたが、今後はより運営側・開発側がイーブンな関係になるように心がけていきたい」と述べた。
 また、「さらに良いサービスに関しては、今年の12月まで時間を頂きたいと思います。そのタイミングで、『イースオンライン』のいわば“再・再生”とも呼べるに相応しい結果をお見せしたいと思います」とコメントしている。

体験会でのユーザーの反応 
 「守護バトルシステム」では、参加ギルドが「守護側」と「攻撃側」に分かれて戦い、「ガーディアン」と呼ばれるモンスターが守る「聖地」を奪い合うことになる。聖地支配後は、ガーディアンを味方に付け、聖地を守っていくことになり、制限時間までに聖地を守護し続ければ勝利となる。

来場者、および全国の参加ユーザーたちが「守護バトルシステム」を体験
はじめはマップ中央の安全地帯からスタート。聖地に向けて歩いていく

 攻撃側は、マップ中央に位置する安全地帯から、マップ右上に位置するロックエリアへと移動を開始。移動後、ガーディアンに攻撃を仕掛けていくことになる。
 守護側は、PvP(対人戦)が可能となる聖地周辺のエリア内で待ち構え、せめて来る攻撃側のプレイヤーを撃退することになる。

 攻撃側として参加したプレイヤーからは、「ちょっとでも突っ込んでしまうと、すぐにやられる」という声が上がっていた。また守護側として戦うGMが使用する範囲魔法攻撃が強すぎるということについても「強すぎて、ガーディアンの体力を減らす前に、GMにやられてしまう」との意見も上がっていた。

聖地内部では、魔法攻撃などが多数飛び交い、まさに激戦が繰り広げられている こちらが聖地を守護する「ガーディアン」。かなり強力な攻撃を持っており、下手に近づけばひとたまりも無い
範囲攻撃を食らうと大ダメージを受ける。攻撃側は、戦闘不能になると安全地帯から復活し、再び聖地へと向かうことになる

 今回の体験会での「守護バトルシステム」は、「守護側」の勝利で終わった。体験会を通してユーザーから出ていた意見は、「守護側がかなり有利である」ということ。だがその一方で、「守護側が強いほうがその分燃えるし、楽しくもある」という意見があったことも事実。今回の体験会の結果を踏まえた上でバランス調整が実施され、7月30日(木)の実装へ準備が行われていくとのこと。

バランス調整、課金、イベント… 秋山プロデューサーが語る
 体験会終了後は、会場を訪れた6名のユーザーに、同作の運営プロデューサーを担担当する秋山隆利氏も交えた、「意見交換会」を実施。ユーザーからの要望や意見に、秋山氏が積極的に答えていった。

『イースオンライン』運営プロデューサーを努める秋山隆利氏。意見交換会でユーザーからの意見を聞いた

 意見交換会ではユーザーからは、「パーティチャットの背面が透明なので、見づらい」などの不満の声が上がった。これに対して秋山氏は「開発元に対して、日本主導で企画立案できるような状態になったので、今後は色々な不満点も解消されていくでしょう」とコメント。

 ユーザーからは、課金アイテムがあまり強力ではなく、お金をかけることに魅力を感じないという意見も。課金した分だけ強い装備品が欲しいとの話に、秋山氏は7月30日(木)に実施される「マイレージシステム」を例に挙げ、説明を行った。
 「マイレージシステム」は、一定時間ログインした場合や課金アイテムを購入した場合に、「マイレージポイント」がユーザーに付与。貯まったポイントは、新たに登場するマイレージ専用アイテムと交換できるという内容だ。このマイレージシステムにより、より魅力的名アイテムが手に入る可能性もあると、秋山氏は語っている。

 また、バランス調整に関して秋山氏は「モンスターのHPや防御力、魔法防御力などが、現在よりも少し下がる可能性がある」とコメント。これは、特に初心者のプレイヤーが、より総会にモンスターを撃破できるように調整するという意味があるという。ただし、獲得経験値や攻撃力などは、下げる予定は無いという。
 職業間のバランス調整に関しては、「まずは全体的なバランス調整から。現在は韓国のものに準拠している状態です。とはいえ、明らかにデザインとしておかしいものについては、解決していきたい」と話している。

意見交換会では様々な要望、改善してほしい点などが飛び交った

 さらに「イベントが少ないので、もっと開催してほしい」との意見には、システム的な問題で、1つの場所にユーザーが集中するとサーバーがダウンしてしまうということを説明。「守護バトルシステム」の開催に関しては問題ないが、一度に多くの人数が1箇所に訪れるイベントは開催が難しいという。そのため、毎日ログインすれば何かアイテムがもらえる、というようなイベントが開催されていくという。

 ほかにも「『イースオンライン』のテレビCMが見たい」など、様々な意見が意見交換会で飛び交った。
 秋山氏は、先に北川氏が述べた「12月に実施される“再・再生”」について触れ、「今回頂いた意見も含め、様々な部分に12月までには切り込んでいきたい」と語った。

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