イベントレポート
 
1,500人からキャバ嬢選抜『龍が如く』次回作オーディション会場に潜入

2009.06.29

 
 2009年6月28日(日)、東京・大田区にあるセガ本社において、プレイステーション3向けに開発が進められている、同社の『龍が如く』シリーズ次回作に出演する「キャバクラ嬢」役のオーディションが開催された。

セガ本社の一室において行われた集団面接の風景。『龍が如く』シリーズの総合監督を務める名越稔洋氏ら開発陣の見守る中で、オーディションは進行した

※各写真をクリックすると、拡大したものを見ることができます

 『龍が如く』シリーズは、現代の繁華街等を舞台に、伝説の極道「桐生一馬」が活躍していくアドベンチャーゲーム。キャバクラやバッティングセンター、カラオケといった、現代ならではの施設が多数登場するのも特徴の一つだ。

 今回のキャストオーディションは、18歳以上の女性を対象にした、『龍が如く』次回作に出演する「キャバクラ嬢」に関した集団オーディション。合格者は『龍が如く』次回作のゲーム内で、CGアニメーションで描かれたキャバクラ嬢役として出演することになる。
 オーディションは書類選考の第一次審査を経て、東京と大阪で行われる第二次審査に進む。その後実施される、第3次審査に当たるWeb投票および公開オーディションに合格した人が、ゲーム内の「キャバクラ嬢」役として採用。キャラクタボイスも本人が担当することになる。

 今回は、同社で行われた第2次審査の模様をお届け。さらに今回のキャバクラ嬢オーディション等に関して、『龍が如く』シリーズ総合監督・名越稔洋氏から話を伺うこともできたので、紹介していこう。

プロのキャバ嬢から、大学生まで! オーディション風景
 キャバクラオーディションでは、『龍が如く』シリーズの総合監督・名越氏をはじめ、プロデューサー・菊池正義氏と、プロジェクトマネージャー・植村幸司氏も加えた3名が審査員として出席した。
 オーディションには、実際にクラブで働いているプロの「キャバ嬢」もいれば、女子大生や専門学校生といった幅広い層の人が登場した。

左から、『龍が如く』シリーズ プロデューサー・菊池正義氏、『龍が如く』シリーズ 総合監督・名越稔洋氏、『龍が如く』シリーズ プロジェクトマネージャー・植村幸司氏

プロの「キャバ嬢」から、ごく普通の女子大生に至るまで、非常に様々な人が第2次審査を受けた

 オーディションは、名越氏が『龍が如く』やキャバクラに関する質問を行い、受験者がそれに返答していくという形で進行。質問は、応募したきっかけや、将来の目標といったシンプルなものから開始。その後、『龍が如く』をプレイしたことがあるか、実際にゲームに出演するとしたらどんなキャラ付けをしたいかなど、ゲームに関する具体的なも内容の質問も行われた。

 オーディションを受けた理由に関しては、「現在行っているタレント活動の一環として受けた」や、「将来声優を目指しており、その第一歩としたい」など、様々な意見を聞くことができた。中には、「キャバ嬢として出演できたら、実際に自分でゲームをプレイして、ゲーム内の自分自身を落としてみたい」と語る人もいた。

 さらに会場では、用意された「キャバクラ嬢」風のセリフを喋るテストも実施。女性達はそれぞれ、「いらっしゃいませ」「もう帰っちゃうんですか~?」「すご~い!」など、様々なセリフを自分なりの「キャバ嬢」のイメージにあわせて発声していた。

プロの「キャバ嬢」から、普通の女子大生に至るまで、様々な女性たちが第2次審査を受けた

次回作の「キャバつく」から理想のキャバ嬢まで、名越氏が語る
 オーディションの合間には、名越氏に今回開催されたキャバクラ嬢オーディションに関してお話を伺うことができたので、紹介しよう。

『龍が如く』次回作に向けて、着々と準備を進める名越氏。その一環であるキャバクラ嬢オーディションを中心に話を伺えた

――今回のキャバクラ嬢オーディションを開催することになったきっかけは?

★名越氏
 今までの『龍が如く』シリーズ作品とはまた違ったテイストの、プレイヤーに“参加してもらう”という新たな試みの一環です。以前からプレイヤーより、通行人やキャバクラ嬢など、ゲーム内の脇役として参加したいという声があがっていたんです。『龍が如く』を愛してくれているユーザーが出演する機会を広げて、新しい繋がりを作るという意味も込めて、今回のオーディション開催に至ったわけです。

――書類審査ではどれぐらいの応募があったんですか?

★名越氏
 だいたい1,500人くらいですね。我々の予想以上にすばらしい人材が集まったので、当初予定していた数よりも多くの人を合格させたいんですよね。最終合格者を何名にするかは、まだ悩んでいます。ゲームに彩りを与えるためにも、色々な個性のキャバクラ嬢を登場させたいですし。

――『龍が如く』次回作では、キャバクラ関連のボリュームはどれぐらい強化される予定ですか?

★名越氏
 テイストもボリュームも、どちらもより強化していきたいです。また、前作の『龍が如く3』に登場した、オリジナルのキャバクラ嬢を作成できる「キャバつく」が次回作でも登場予定です。もっと細かい部分をユーザーがカスタマイズできるように強化していきたいと考えています。また、メインのストーリーに「キャバつく」が絡んでくるような仕掛けも思案中です。

――オーディションを受けた女性の中で、「これはおもしろい!」と思った人はいましたか?

★名越氏
 年齢や職種などの幅が広くて、どの人も面白いです。最終的に合格する人は、1人ひとりがかなり個性的なメンバーになると思いますよ。中々選びきれず、苦労しているぐらいですから。

――このオーディション以外にもキャバクラにまつわるエピソードも募集されていますが、こちらはどういった意図の企画なんですか?

★名越氏
 キャバクラに関するエピソードについても、ユーザーがゲーム制作に参加できるチャンスを与えたいという意図から企画しました。色々な人がが今までナイトスポットで経験した思い出などを加え、ストーリーに厚みを増したいという考えもあります。

――名越さんが考える、良いキャバクラ嬢と、悪いキャバクラ嬢について教えてください。

★名越氏
 自己中心的な考えのキャバ嬢はダメですね。客側が勝手にハマっていくのがキャバクラだと思うので、“気持ちよく”ハメてほしい。キャバクラ嬢として「プロの仕事」をする方を、私は尊敬します。

――ありがとうございました。

キャバクラを通して、ユーザーが参加するきっかけを作りたかったと語った名越氏。いったいどんな個性的な女性が合格に至るのか、期待が高まるところだ

◆『龍が如く』次回作(仮)
対応機種:プレイステーション3
メーカー:セガ
ジャンル:未定
発売日:未定
価格:未定
CERO審査:未定

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